「滑稽さが忙しない」パンチドランク・ラブ 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
滑稽さが忙しない
姉たちは愛している結果が乱雑な対応で弟を思う気持ちは強いのです。
問題があるのは何者でもない弟であってDV癖があるのか鬱気味なのかそもそも精神的におかしいのか。
見栄っ張りで小さな嘘を付いて姉たちにもコケにされながらも良い顔をし、溜まりに溜まって大爆発。
怒りに身を任せれば限りない力を発揮。
トンチンカンな行動ばかりで家の受話器を会社まで、会社の受話器を病院から家具屋まで、一度出た部屋に舞い戻るにも辿り着けず、ハワイから姉に電話した時の怒号と笑えてドキドキして滑稽で。
会社を経営している出来る男な筈で「カリートの道」のパチャンガが良い相棒ぶりで顔色一つ変えずにプリンを買い込んだりetc...。
愛は強しな映画であり内容は何が内容なんだか今後の二人に少し心配もするが愛すべき映画であるのは間違いない事実ってか好きな映画だぁ。
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