「金持ちどもの強欲さが現れてる。」パニック・ルーム カル―ステ・ガルベンキヤンさんの映画レビュー(感想・評価)
金持ちどもの強欲さが現れてる。
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離婚した元旦那に買わせた豪邸に、その豪邸を以前、持っていた老人の隠し財産をめぐって争いが起こる。豪邸らしく、「パニックルーム」などと言う部屋があり、そこに隠れるが、娘は持病があり、定期的に注射を打つ必要があるのがミソ。でないと、籠城しているほうが圧倒的に有利だから。
隠し財産目当てで侵入した3人は、連携が取れておらず諍いばかり。特にボスを自負する男は、計画性はほとんどなく、のこのこ、やってきた感じ。
黒人はパニックルームを作ったことがあり、「パニックルームには入れない。中から開けさせないと無理だ」と冷静な判断を下す。
色々あって、最後は、黒人が隠し財産の2000万ドルの銀行債を持って逃げようとしたが、機転を利かせて、待機していた警察に捕まり、銀行債は風によって吹き飛んで行った。まさに「悪銭、身に付かず」と言った感じ。
で、ラストシーンで、ジョディー・フォスターとその娘が次に住む物件をあれこれ検討しているが、個人的な意見では「こいつら、懲りてないな」と思った。だって、パニックルームがついてる物件を探してる様子が無いから。
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