「あっと驚くどんでん返し。」アザーズ だいすけさんの映画レビュー(感想・評価)
あっと驚くどんでん返し。
1945年。第二次世界大戦の末期。
イギリスのとある島にある屋敷に住むグレースと
娘のアン、息子のニコラスの3人の親子は、
前線に出征したまま戻らない夫を待ちながら、
孤独な日々を送っていました。
そこに、突然やってきた使用人志望の3人。
そして、屋敷の中で「異変」が始まります。
ジャンルとしては「ゴシック・ホラー」です。
ホラーと言っても、「血しぶき」や残酷なシーンは
一切出てきません。
極度の「光アレルギー」の子供達。
子供達を「死」から守るため、屋敷の全ての窓のカーテン
を閉め、神経質なほどに、光を遮断しようとするグレース。
どことなく不気味で「何か」を知っている風な使用人たち。
そして、親子3人に忍び寄る「アザーズ」。
何とも言いようがない、緊張感や恐怖感が全編に漂っていて、
いい意味で「疲れる」映画ですね。
ラストには、あっと驚くと同時に、とても悲しい結末が
待っています(謎)。
ホラー映画が苦手という人にこそ、見てもらいたい映画です。
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