オーシャンズ12のレビュー・感想・評価

11が自分の予想以上に面白かったので、期待してみてしまった。
はっきりいって11の方が数段良かった。でもこれは続編の宿命で、当然前作が素晴らしい出来だから続編が作られる訳で、それを超えるのは難しいことだとは思う。

ま、一言で言うとギリギリセーフってぐらいじゃないかな、相変わらず豪華やし。
最後の最後も相変わらずで、だからなんでそーなんねん！て思います。

オシャレな泥棒映画の続編。前作のラストから続編を匂わせていたが、続編のための脚本という印象は拭えない。ただ、テスがジュリア・ロバーツに扮するシーンは笑えた。

映画評価：25点

2013年11月27日の地上波を録画して観ました。

11がとても面白く期待していたのですが、
最後まで何処がクライマックスなのか解らないくらい詰まらなかったです。

まず何故盗んだ金を返すのか？
証拠が出ちゃったんですか？
まずスタートが理解出来ていない。

次に作戦会議も微妙
作戦実行も地味
途中出てくるライバルも雑魚い。

で借金返して終わり～

そんな感じでした。

総合：75点
ストーリー：65
キャスト：80
演出：75
ビジュアル：80
音楽：70

　相変わらず真面目な演出なのに、物語の内容は漫画のようなお気楽で幼稚な犯罪娯楽と割り切っていて楽しめる。ブルース・ウィリスを本人役で登場させるなどの仕込みもあって凝った作りで面白い。みんなで盗みを成功させるという意味では前作とやっていることはたいして変わりはないのだが、単純だった前作と異なり話がややこしくてわかりづらいのは難点で、いろんな伏線があるのでちょっとしたことを見逃すともうわからなくなる。適当に流して見る娯楽にしてはもう少し簡単なものにして欲しかった気もするが、そのぶん欧州の建物の撮影などは良くてまずまずの出来だった。

11は大好きだったので、期待大で12も。
だから、ハードルを少し上げすぎたかも？

なんで11で奪ったお金を返すの？
は、最大の疑問。
でも、これがメインで話が進むから、一旦受け入れよう。

11程、わくわく感が減ったかなぁ。
でも、13も観ちゃうんだなぁ。

拙ブログより抜粋で。
--
　いい意味で、純粋に豪華キャストとテンポのいい映像を楽しむだけの娯楽映画。内容的には観るべきところはほとんどないです。
　では映画的に駄作かというとそうでもなく、画で魅了する娯楽映画としてそれなりに楽しませてくれる。これはソダーバーグ監督の腕によるところが大きい。他の監督だったらこうはいかなかっただろう。

　キャストも楽しんで芝居をしているようだし、監督も好き勝手に映像で遊んでいる感じ。
　後半に思い出したかのようにジュリア・ロバーツを巻き込んでの大芝居など、楽屋落ちでしかないくだらなさだが、それを笑ってこの流れに身を任せないとこの作品は楽しめない。

　ただ、カメオ出演の大物の本人役での演技は手抜きに見えてしかたがない。まるでこの豪華キャスト陣に囲まれて居場所がないかのようで、気楽な素の芝居としても、明らかに作品から浮いていた。その点だけがちょっと興醒め。

　こんな作品なんで、大して言うことないですな。
　気さくなハリウッドスターたちのパーティーに招待された感覚で、気楽に観れる映画です。