「終始重い作品。」ミスティック・リバー めまめさんの映画レビュー(感想・評価)
終始重い作品。
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伏線という伏線が綺麗につながり、ラストはなんとも言えない悲しいような、寂しいような気持ちになりました。こういう映画が好きではない人にはオススメできないと思いました。
絶対になって欲しくない、まさかなるとは思わなかったラストでした。
子供時代の事件、娘への大きな愛、恋人への愛、これらの心情が起こさせた行動が全て伏線になって、ラストにまとまる綺麗さは本当にすごい。
キャストの演技は、アカデミー賞を2部門受賞しただけあり、主演男優賞を受賞したショーン・ペンの演技は特に素晴らしかった。
娘が殺されてしまったとわかってしまった場面での演技が印象的で、セブンのブラット・ピットの演技ど並び、印象的。他の場面でもとてもすごい演技だった。デイブを殺すシーンの、殺気、憎しみや怒りを抑える演技もとても迫力のある演技だった。
クリント・イーストウッドの作品だけあり、人間の罪や、人生の生き方などの重いテーマを持ち、観たあとに考えさられる作品でした。
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