マルホランド・ドライブのレビュー・感想・評価
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これぞデヴィッド・リンチの世界
リバイバル上映で「マルホランド・ドライブ 4Kレストア版」を初観賞。全然理解出来なかった…。けど観賞後に自分なりに解釈した後、色々な方々の考察をみると目から鱗が落ちた!デヴィッド・リンチ監督凄いよ。まず脚本が素晴らしいし独特なキャラクターが作品の怪しさを醸し出している。カウボーイハットの男なんてどういう思考回路から生まれてくるんだろう(一番好きなキャラ)。この作品は考察してもしたりない奥深さが皆に愛されているのだと思う。
リンチのぶっ飛びワールド満載で好き好き❤ ❤ ❤
目覚めの時間だ
こないだ鑑賞してきました🎬
観るのは2回目なのですが、相変わらず分からない部分が多かったです😥
リタを演じるのはローラ・ハリング🙂
謎めいた感じがあり、記憶をなくしながらどこか消極的な彼女。
ベティを演じるのはナオミ・ワッツ🙂
ショートの金髪にグリーンの瞳が印象的で、リタとは対照的に何事にも積極的な女性。
ナオミ・ワッツの前半と後半の演じ分けは雰囲気から何まで見事でした🫡
分からない部分をあげると
ラストシーンの言葉の意味は❓
彼女の最期は映像から察する通りなのか❓
ルームメイトとの関係は❓
カウボーイハットの男は何者❓
などで、樺沢先生の長い考察動画みたら大分腑に落ちましたね🤔
難解な映画の典型ですが、このジャンルで最も面白い作品の一つですね🙂
リバイバル上映に感謝しています😁
今後も色んな映画を、リバイバル上映してもらえるのを待ってますね❗
ナオミ・ワッツの演技力に感服。ベタだけど。
家でオンデマンドで過去作を観ている機会が増えたのもあり、最近、すっかりご無沙汰している映画館。 ただ、この作品の4kレストアであれば、話は別。すぐに座席を予約してしまった。
借りパクされたけど、かつてこの作品のDVDを持っていたのもあり、何度観たかわからない。細部までしっかり理解しているとは決して言い難いが、観終わった後の充実感は未だ健在。
最近、アマプラでツイン・ピークスを見返した。ところどころデイビット・リンチの共通した強めの癖が垣間見れて、楽しかった。
20年振り2度目
すごく面白い
劇場公開時に見て以来2回目だ。初めて見た時はウトウトしたせいかあまり面白いと感じなかった。ウサギの着ぐるみの歌謡ショーみたいな場面があると思ったらない。『インランド・エンパイア』が記憶に混ざっていたようだ。今回は、しっかり眠くならずに見る。伊集院光さんが一番好きなリンチ作品としてあげていらっしゃり、そうかなと思っていたが、めちゃくちゃ面白かった。今回のリバイバル上映がなかったら見ないまま生涯を終えていたかもしれないので、本当に見られてよかった。
しかし、終盤本当に意味が分からなくなり、考察をいろいろ読んでみたい。
特に面白かったのは、殺し屋が自殺を偽装するために壁を撃つと隣の部屋の人に当たる場面だ。隣の部屋に行くと太った女が「何かに噛まれた」とお尻を痛がっていたのがすごく面白い。その後どんどんひどくなるのもとても面白い。殺し屋はその後も出るのを楽しみにしていたが、もう見せ場はない。
悪夢のルービックキューブ
IQの低いアタシには訳がわからない。
綺麗な似ている女優さんが入り乱れるのでなおさら。
悪夢のルービックキューブとでも言いましょうか。
一生かかっても解けない。
時系列が前後する妄想のメビウスの輪。虚実の始点も終点もわからない。
わかるのはハリウッドはヤバいってことか。
バックにマフィアがいるプロデューサーに逆らった映画監督の行く末は妻の間男とマフィアにぶん殴られて、逃げてもカード情報から居場所を特定され、カウボーイに呼び出されてやられてしまう。
しかし最後にいい思い。
なんでよ💢
ベティ(ダイアン)が頭おかしくなるわけだ。親切に警察に探りの電話をかけてあげたのに、ウエイトレスの名札で急に記憶が蘇ったと嘘つくリタ(リタ·ヘイワースのポスターをみて咄嗟に嘘ついた)に最初から記憶喪失のふりをされ、騙されたんだと思ってしまう。セクシーに仕掛けてくるリタ(カミーラ)より可憐なナオミ・ワッツのほうの味方をしてしまうから。名札付けたファミレスのウェイトレスのお姉さんがどちらかというと好みだったけど。
枕営業なんて当たり前で、逆らうと替え玉殺人の死体にされかねない。ハーヴェイ·ワインスタインなんて甘いほうなんでしょうかね?
20年経っても4Kリマスターで仕掛けてくるのしつこいよ。
映画の日のメリットがまったくない特別興行なのに観てしまう時点で負けだった😎
妖しいフェロモンに悪酔い
ナオミ・ワッツの人が変わったような演技はすごい。見入ってしまった。
アメリカ人の友人で行った。事件に巻き込まれて何者かが後ろで操っているように見えるが、最後の方で急変する場面展開に結末はどういうこと?と二人ともさっぱり分からず。
しかし、シーンごとの緊張感やドキドキ感、音楽、ドレスやセットなど、とても気に入ってみていた。とくに、ナオミ・ワッツの人が変わったような演技はすごい。純粋でカワイイ女性から、セクシー、そして恐怖におののくシーンに圧倒された。
その相手役のローラ・ハリングも存在感ある美人女性。ラテン系と思ったらやはりメキシコ出身。スペイン語でうなされるようなシーンがあった。多分、それが何かのキーワード。過去の作品を調べてみると1990年「情熱のランバダ」で主役の女性。2007年「コレラの時代の愛」にも出演している。
当日配布された小さめのフライヤーの裏にはそのヒント(鍵)が書かれていたのを、見終わってから発見した。それでも、思い出せずさっぱり分からないのだが。
ハリウッドの夢 〜 美しくも妖しく哀しい
ハリウッドで女優としての成功を夢見るベティ( ダイアン )をナオミ・ワッツが感情表現豊かに熱演。
妖艶な人気女優カミーラ( リタ )をローラ・ハリングが妖しく魅惑的に演じる。
人気監督アダムをジャスティン・セローが演じる。
デヴィッド・リンチ監督作品。終始不穏な音楽が流れる中、私達鑑賞者を美しくも妖しい世界へと誘う。人間の性をリアルに描いた作品。
※ 学童期のお子さんには早過ぎるかな。
映画館での鑑賞
騙された!!
リバイバル上映鑑賞。
何を書いてもネタバレになってしまいそうな作品…これまたレビューが難しいよ💦真剣に観ていたはずなのにすっかり騙されてしまった。レビューや解説サイトを熟読し意味を理解。これから初見の人はリンチからの10のヒントを読んでから観るのがいいかも。(これもまたネタバレな気もするが…)
ネタバレにならない範囲で、3点ほど
①ストーリーももちろんのこと主演2人の迫力も素晴らしい!ほんまにおふたりとも美しくてそれだけでも画面が華やかやった。
②細かいけれど所々ポイントになるものや人がいるので、よく気がつく人ならこれは!と閃くポイントになるのかも。私は一部は気がついたが、全てはわからず…😅
③ストーリーは前半、後半で分かれておりそこからの展開が混乱ポイントの一つであると思う。なんとなく観ていると見落とすので前半と後半の違いに注目すると確かになるほど〜と感心する。
最後に、映画の内容とは関係ないが…
過去の名作を上映してくれる映画館に心から感謝!公開当時、子どもやったので観ていなかったが大人になった今映画館で観ることができて感無量やった。リバイバル上映は同じ映画大ファンが集うので映画鑑賞マナーもいい場合が多いのもありがたい🙏10月にリバイバル上映するリトルダンサーも楽しみ!
期待度◎鑑賞後の満足度◎ デビット・リンチが作ってみた『ハリウッド大通り』とでも言うところかしら。
①何度も観てデビット・リンチが仕掛けた謎を解くも良し、自分なりに解釈しても楽しむも良し思う。📽️ならではの表現に溢れている意味で正に📽️だと思うから。
②オープニングは殆どカルト映画のノリだし、カンヌ国際映画祭の監督賞を獲ったのも分かる如何にもカンヌに好かれそうな作品でもある。
③ベティとダイアンとを見事に演じ分けるナオミ・ワッツの演技力にも感心した。
もう一人のキレイだけどオッパイが大きいだけの方には出来なかっただろう。
③大スターではなかったけれど、『イースター・パレード』な『キス・ミー・ケイト』等の黄金期ハリウッドミュージカル映画を彩ったミュージカルスターのアン・ミラーが2000年代の映画に結構大きな役で出ているのが嬉しい驚き。
リンチ監督のハリウッド映画黄金期へのオマージュを込めたキャスティングなのだろうか。
クレジットを見ているとリー・グラントも出ているようだが、どの役か分からなかった。「クラブ・シレント」の特等席に座っていた青い髪のお婆ちゃん役?
④『サンセット大通り』のウィリアム・ホールデンの役回りが本作のダイアンって云うこと?
名匠デヴィッド・リンチ監督のカルト・サスペンスの大傑作!
初見は2002年の劇場公開時
突き抜けた難解加減が逆に気持ちよく、何とは明確に言えませんが自分にとって中毒性があって、なぜかすごく好きな作品、たぶん5回ぐらいは観ていると思います
で、この度フィルマークスさんの企画で4Kソースでのリバイバル上映、この作品を再び劇場のスクリーンで観られる事に感謝、それだけで素晴らしい体験だと思いました
4Kソースだけあって映像がすごくきれい、20年以上前の作品とは思えない、全く古さを感じない最高の没入感を味わうことができ大満足でした
ストーリーはいろんなこと忘れてて、やっぱり複雑で難しかったけど、徐々に思い出してきてまあまあ楽しめました
初見の人はホントにわけがわからないと思いますが、恐らく殆どの人がそのはずなので、それで正解です、安心してください
本作はかなり語り甲斐のある作品なので世の中たくさんの人が研究・解説します、ネットで直ぐに見られるのでそれを参考にしたらいいと思います
逆にこれが一発で理解できたなら相当にアブない人、精神的にかなり心配です(苦笑)
私にとっての本作の最大の魅力はめくるめくまやかしの世界を彩る2人の女優さん
ベティを演じるナオミ・ワッツさんとリタを演じるローラ・ハリングさんがメチャクチャ綺麗、この2人を観るだけでも価値ある作品
ナオミさんは綺麗なだけでなく、可愛らしいところや荒んだところなども見せる高難易度のキャラクターを演じ分けていて見事、スタイル抜群でタイトスカートのスーツ姿もとても似合ってて素敵でした
ローラさんももの凄く妖艶でメチャクチャ色っぽくて綺麗、最高にセクシーで目が離せませんでした
しかもこの2人の“絡み”まであって、強烈なインパクトにヤラれます
と、ストーリーは難解だけど魅力的なキャストとデヴィッド・リンチ監督のこだわりの映像世界に酔いしれる146分、最高の体験でした
夢と現実、虚構と妄想が入り混じるリンチの世界
この、いかにも「見た人の数だけ解釈の仕方がある」と言わせたい作り方には賛否両論あるのは当然。まあ、あえてリンチの仕掛けた、夢と現実、虚構や妄想が混沌と入り混じる不可解な世界に遊び、フロイト的な夢の解釈をするもよし、フローチャートでも書いて独自の解釈をするも良し、という楽しみ方をするのが本道でしょう。
こうした作品は、単に一方的にストレートな情報を与えられて、老若男女、何も考えなくても泣いたり笑ったり出来るような作品とは違い、作品に仕掛けられた複雑で雑多な情報から重要なピースを探し出し、時にはパズルのように組み合わせて、自分から積極的に作品の謎を解いたり、テーマを解釈していこうとする意欲や遊び心が無いと楽しめないタイプの作品であるのは間違いない。
確かにあまりにも展開が不可解で不親切なので万人向けではないですが、少なくともそうした謎解きを楽しめる程度には色々と「情報」が与えられている作品ではあります。破綻していそうで破綻していない、解釈できそうで解釈できない、そんなギリギリの内容が、ある種の人間の好奇心を刺激して止まない怪作。
他の方々のレビューをみて考察が進む
初見で読み解くのは、難しかった。1回見て分からないので、レビューを見てなるほどと思った。その見方に従って、少し振り返ってみて見たが、少し腑に落ちない所があった。
冒頭、赤いシーツに寝ている人物がいて、白いブーツが見える所から始まる。その人物の夢の中の物語なのだろうと推測されるが、これは後半のダイアンの自室のシーツと同一のようだ。ベティ(ダイアン)の夢ということになる。また、前半の最後、青いキーを差し込んで回して、部屋の中にあった青い箱もリタも消えている。それから、後半のダイアン部分に入っていく。部屋を交換していたため、212号室の女性が217号室に預けていたものを取りにくるが、「3週間もの間どこにいたの」とか灰皿を取りにきたりとか、前半部分と上手く繋がるような流れになっていた。夢部分と現実部分が繋がっているかのような描き方だった。夢部分が、現実部分の後の方で見たということになるのだろうか。それとも予知夢?
前半部分を夢とすると、後半の現実部分のどの部分で見た夢なのか?現実があって夢を見たと考えれば、カミーラ殺しが終わって、鍵を見つめている辺りか。そうなれば、それほど矛盾はなさそうだ。しかし、前半の夢部分が、後半の最後の近くに挿入されるという分かりづらい構造になる。
ただ、もう一つの可能性に気づいた。前半のベティ部分も、後半のダイアン部分も、実はすべてが夢・妄想・幻覚という解釈だ。または、彼女が、麻薬中毒者だとすると(後半の小人の侵入、最後自殺の後の煙立ち等から類推)、現実と夢・妄想・幻覚が混じり合っているとも見ることができるかもしれない。最後のシーンが、前半最後と同じ劇場で、派手な女の「シレンシオ(静寂)」で終わっているからだ。
後からじわじわ好きになった映画
映画を観終わっても謎が残ってよくわからなかった。デヴィッドリンチの映画らしく変な人ばかり出てきて奇妙な感じを楽しんだけど、理解できなかった。ネットで検索して、解説ページを読んで「ああ、なるほど!」ってなった。それでもう一度観なおして、ただの雰囲気映画じゃ無くて設定がすごく細かく作り込まれているのを確認して満足した。
主演の女優2人が溌剌とした美人と妖艶な美人で対照的な美しさに迫力があって引き込まれた。映画の中で演技をするシーンでは、俳優の凄さがわかって感動した。
夢と現実の違いが残酷で、でも共感できて、好きな映画が増えて嬉しい。
主人公の夢の中と現実の見た目の印象のギャップに衝撃を受けた、メイクとか髪型がいかに大切かわかった。前半の溌剌美人と後半は同じ人と思えない貧相でやさぐれた感が出ていて、身だしなみに気をつけようって考えさせられもした。
スターに憧れる女優。自分探しの女。両方の世界が衝突する...
全85件中、21~40件目を表示