「おとぎ話の中の、真実を含んだ温かな世界観」ラブ・アクチュアリー sow_miyaさんの映画レビュー(感想・評価)
おとぎ話の中の、真実を含んだ温かな世界観
気がつけば、もうすぐクリスマス。そんな今だからこそ、一段と素直に楽しめるラブコメディ。
「19人の登場人物」と宣伝で言ってるくらいなので「それぞれ見分けはつくのか…ストーリーはちゃんと追えるのか…」と自分の認知能力に多少の不安を抱えつつ臨んだが、杞憂だった。
観客にストレスなく、それぞれのストーリーをスッキリとまとめた脚本がとにかくお見事!
アバウトタイムの監督だけあって、内容はおとぎ話なのだけれど、その中に大切な真実を含んだ温かな世界観が心地よく(時にチクリと痛く)、とてもいい日曜の午後を過ごせた。
(大好きな「アパートの鍵貸します」も、そういえば、クリスマスイブのパーティがポイントだったし…。やっぱりこの時期のラブコメはいいですなぁ)
映画の中に見られる「20年前らしさ」もちょっと楽しいので、近所の映画館でやっていたら、皆さんも是非♪
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sow_miyaさんのコメント
2024年12月16日
Mr.C.B.2さん、コメントありがとうございます。ラストの会話のやり取り、全てが洒落てますよね!
自分は、「フルーツケーキを贈るわ」が好きなセリフです。