「私達は愛を失ってなんかいない」ラブ・アクチュアリー SpicaMさんの映画レビュー(感想・評価)
私達は愛を失ってなんかいない
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I have a sneaky feeling that love actually is all around.
冒頭の主人公の1人のモノローグ。この作品に込められたメッセージだ。
2001年の9.11テロ以降、世の中には憎しみや復讐が溢れているように見える。でも、クリスマス時期の空港に行けば、愛で溢れた人々で一杯だ。「本当は愛って今もそこらじゅうにあるんじゃないだろうか。」
群像劇の中で、親子、夫婦、恋人、友人、などなど色々な愛情のやり取りが描かれる。そこには軽かったり危険な愛も含まれている。なぜ?
その理由は、エンディングの無数の愛情に満ちた人々のカットが重なっていく画面を見ると分かる気がした。倫理的な判断は別として、私達にはまだ人を愛する気持ちがある、愛することを諦めないで生きていこう、ということを訴えるためだと。
美人さんのヌードショットがやたら長いw。これは男性陣へのクリスマスプレゼントだと思ったw。
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