ロード・オブ・ザ・リングのレビュー・感想・評価
全116件中、21~40件目を表示
映画史上最高の三部作‼️
大人気小説の映画化はこうやるんですよ、というお手本のような傑作ですね。中つ国をはじめとする世界観、全てがハマり役なキャスティング、ハイレベルな視覚効果と凄まじいアクションシーン、エンヤの主題歌を始めとする音楽まで、ピータージャクソン監督の原作に対する愛情が隅々まで溢れていると思います。
【若きヴィゴ・モーテンセンの野性的な格好良さや妖艶なケイト・ブランシェットなど魅力的キャラ多数出演作。今更書いても仕方がないが、今作は間違いなく、ハイ・ファンタジー映画の嚆矢的作品である。】
ー J・R・R・トールキンのハイ・ファンタジー「指輪物語」の映画化作品。ー
■ホビット族のフロドは、養父ビルボが持っていた「世界を滅亡させる力」を秘めた指輪を葬るべく、滅びの山へと旅に出る。
さまざまな種族から9人の旅の仲間が集まり、フロドを闇の勢力から守ろうとするが、指輪の魔力が彼らを追い詰めて行く。ワクワク。
◆感想
・初見である。(あー、そうだよ、初見だよ。)
「指輪物語」も未読である。(あー、そうだよ、未読だよ。)
だが、三浦しをんさんのエッセーを読んだ時から気になっていた作品であるので鑑賞。
・私の好きなキャラは、ヴィゴ・モーテンセン演じるアラゴルンである。
ー というか、キャラが多すぎて相関図を観ながら鑑賞。一応、頭には入ったぞ!。-
・ハイ・ファンタジーは好きな分野だが(日本で言えば「十二国記シリーズ」など。)、スケールが壮大であればあるほど、最初は付いていくのに苦労する。
が一度全体構成を把握すれば、問題ない。
・それにしても、20年以上前のこの作品がその後のハイ・ファンタジー作品群に与えた影響が良く分かるよ。
ー 映画館で観ていたら、間違いなく、評点は4.5か5.0であろう。-
<少しづつ観賞していくことをたった今、決めたよ。>
■作家、三浦しをんさんのエッセーでは、「ロード・オブ・ザ・リング」愛について、熱く熱く語られている。(全作、字幕・吹き替え共に鑑賞。勿論パンフも購入。凄いなあ。)
彼女の好みのキャラはアラゴルンだそうで、ヴィゴ・モーテンセンは文句なしの好みだそうである。
(ヴィゴ・モーテンセンのインタビューが新聞に出た時には”ひゃふーん!”などと叫んでいるそうである。)
彼女のお母さんはそれを一目で見抜き、”アンタあの人好きでしょう。ええと、アラレゴン”等と言われている。アラレゴンじゃないって!
あー、可笑しい。
あのロード・オブ・ザ・リングを映画館で!しかもIMAXで観られる幸せよ!!
初めて観たときのことを思い出したり、ホビットシリーズを観たゆえの気持ちとか書いてたら、感想ってより、単にオタクの推し語りみたいな文章になっちゃった(笑
公開された当時ってまだ10歳にもなっていなかったし、映画館で観るような環境が近くに無かったから、VHSを借りて(当時は長すぎて、VHS2本で1作分だったw)、家のブラウン管テレビで観たんだよね。
それをさ、グラシネのIMAXシアター、IMAX観るなら最高峰の設備で約3時間、どっぷりと中つ国の雰囲気に包まれて鑑賞できる日が来るなんて…
冒頭、ホビット庄でのガンダルフの懐かしむような表情、ビルボ・バギンズとの会話には、しっかりと昔の冒険を懐かしむ二人の様子が表れていて、ホビットシリーズを観た今となっては、
「あぁ、あのことを思い出しているんだな」って思うんだけど、
映画制作当時は原作にはあったとしても、映像としてはできていなかったわけで、キャラクターの過去を落とし込んだ上での演技が本当に素晴らしい…!
リンドンでのお偉いさんたちの会議でアラゴルンがおちょくられたときに真っ先に声を上げたのが、レゴラスなのもいいよね。
ホビットシリーズではザ・気高きエルフ!だったのに…成長したなぁ…ホロリ
子どもの頃は何にも感じてなかったけど、アラゴルン、めっちゃ大人の恋愛してるリア充じゃん!
シーン1つ1つが繊細で綺麗で尊い…
よくある旅の中で愛が形成されました!ではなく、既に結ばれたカップルとして丁寧に描かれているの素敵だな。
最後に旅のメンバーが離散してしまうところ、最初に観たときは「え?なんでバラバラになっちゃうの?てか、ボロミア裏切って酷い」ぐらいの拙い感情だけだったけど、
今回観たら、民を救いたいボロミアの葛藤が痛いほど伝わってくるし、抗いようのない指輪の魔力を前に1人1人の意志など儚くて、危ういものだってのも分かった。
だからこそ、フロドは独りで使命を果たそうと離れていくことを決意したんだね。
様々な冒険もの観てきて、ようやく登場人物の心情に自分なりの答えを見つけられるようになったよ…
何にも邪魔されない空間・IMAXの音響に包まれながら鑑賞できたからこそ、
色々発見ができたなぁ、としんみり感じている。
この映画が20年前の作品とは
この映画は、15年前にケーブルテレビで見たが、深い印象は残ってなかった。指輪をめぐるストーリーくらいの印象しか残念ながらなかった。
そして、それは残念な見方であったと今になっては後悔。後悔先にたたず、だが。
今回見ようと思ったのは、同じくスルーしていたアバターをIMAXで見て感動したが、おなじ劇場でロードオブザリング3部作をIMAXでやると聞いて、一部は見逃したが、2部3部は是非劇場で見たいと思ったからだ。
率直な感想。美しい。中世の叙事詩を壮大なドラマとして展開。残念ながら3時間の長時間にわたるため、細切れなになってしまったが、ストーリーの展開といい飽きさせなかった、
それにしても、2001年の段階でこれほどまでの映像表現ができていたとは驚きだった。
これぞ映画‼︎
公開当初から映画館で鑑賞しており、これまでも何回もBlu-rayなどで観ましたが、映画館で再上映されるということであらためて鑑賞。
最近の映画はCGを使用した風景や登場人物、アクションが多く、リアリティに欠ける部分があると思っており、ニュージーランドで実際に撮影されたロードオブザリングのスケールの大きさや迫力は「これぞ映画」とあらためて感じました。
もちろんCGの箇所もあるのですが、適度なCGの使用頻度だなと。あれだけ登場するオークやウルクハイの特殊メイクなどは感動します。
ホビットシリーズは、CGか多すぎてちょっと残念でした…。
大人になって見返すと、アラゴルンのかっこよさ、ボロミアの気持ちへの共感…見方が変わります。ボロミアの人間臭さがよくて、最後は涙です…。
3部作のうち、最初のストーリーとして秀逸。人生のうち後何回観直すか、この作品が再上映されたことに感謝です‼︎
ロールプレイングゲーム
一番好きな映画
LOTRに出会えた幸せ
トールキン原作の指輪物語は近年多作のファンタジーの元祖となるものでパイオニア的存在。それをIMAXで鑑賞出来て鳥肌が立ち多幸感満載、生きてて良かったと胸が一杯になりました。没入している環境は心地好く当時の思い出も甦らせてくれます。
全てが素晴らしいのですが9人の旅の仲間キャラクターで絞ると、
フロドの健気さに守りたくなる笑顔、涙も美しい。
サムの献身的でプラス思考とぽっちゃり感。
メリーとピピンの愛嬌と癒し系民族代表コンビ。
ガンダルフのホビット愛とイケ爺でも強き魔法使いな魅力。
レゴラスの勇ましいのに妖精なところ。
ギムリの豪快なのにチャーミング。
そして人間であるアラゴルンとボロミアはとにかくカッコいい!心の弱さを持ち合わせてる部分も含めて。
立場は違っても"我らの民"を守ろうと約束するクライマックスには必ず泣いてしまいます。
映像美や音楽やバトル、グッとくる名言名シーンばかりで本当に大好きな作品です。
文句無し名作
まさかまさか
フロドは私自身かも?
LOTRは劇場版、ブルーレイ、DVDを含めておそらく10回以上は観ています。なかでも標準版よりもエクステンデッド・エディションの方が多く観ています。そんな中、この度IMAXとして3部作2週間おきに連続公開されるという幸運がやってきました。今から20年前の2001年、この年世界貿易センタービルでテロが起き、映画「2001年宇宙の旅」が年号が追い付いた年でもあります。「旅の仲間」に出逢って2003年までの3年間、次回作を観るのが愉しみでこれまでの46年の映画人生で一番幸せな時間でした。
劇場で最高のフォーマットで観れるチャンスはそうないと思い、IMAXで観に行きました。
やはり、素晴らしかったです。
特に、ガンダルフの台詞がいい。
フロド「指輪をもらわなければ、こんな旅にも出ず…」
ガンダルフ「くよくよすると、誰でも思う事だが、大切なのはまず、何をやればよいのか考える事だ。」
フロドは全人類の代表として指輪を破壊するのが使命です。期限内までにやり遂げる事が使命ならば、どうしようか思案する前にどうやって実施すればよいのか、方法を考えて計画をたて準備をし、粛々と実行する。
私の場合、電気主任技術者としての資格を得て、与えられた職務を全うする使命がある。そして、建築設備を守り管理する。どうすればよいのか、思い悩むよりも、足元からやってみる。これがフロドと自分自身とがたぶって、とても他人事としてみてられない。大いに感情移入してしまった。
また、観返してみると、ゴンドールの英雄ボロミアの指輪の誘惑に負けてしまうシーンが切ない。当初傲慢にしかみえなかった、嫌われキャラのボロミアが切なく感じてしまったのです。
そして、力の指輪の主人はサウロンのみであり、サウロン以外の全ての者は全て指輪に執着し、その虜になってしまう。主人公のフロドさえも自分の意志で使命を全う出来なかったのですから…。
やっぱり、LOTRは私にとって大切な、いとしい映画なのです。
全てを超越した奇跡の傑作!!再上映に感謝!
テーマ、メッセージ、キャスト、アクション、音楽、風景、セット、カット割、原作再現度、
、全てにおいて最高の作品。(^。^)
2年いや4年に一度でいいから再上映を!
次回は3D版、そして豪華吹替版、
その次はスーパーエクステンデッド版、
4DX +IMAX、おまけ映像(NG集、等)付き、
などなど、さらなる深化をさせて
再上映をして、この物語を未来永劫に
伝えていくべき傑作だと思います。
そしてグッズも再販売すれば
さらにファンも増えて、映画会社も
映画館もWinWinで、ファンも喜び、
言うこと無しでは!
小さきもの、弱きものにこそが
世界を変えられる使命があり、
己の中にある弱き心、欲の魔性に
打ち克つ事でしか、その使命を果たせぬ。
如何なる醜きものであろうとも
その役割があり、賢者ですら分からないもの、
簡単に命を奪う事があってはならぬ。
真に苦しき時、皆、後悔をするが、
大事な事は、今、何が出来るかだ。
それだけを常に考えて進むべし。
ガンダルフの箴言を胸に刻みたい。
再上映に感謝感激感動。感謝致します。
m(_ _)m
何よりも凄いと思うのは、
最後の目的が敵を倒すのではなく、
恐るべき力を持つ宝を捨てる、葬る、という事。
そして、弱き者に使命があり、
強き者たちがそれを守り支えて
さまざまな困難を経た先に
目的を達成するということ。
敵、味方、関係なく、全ての物、
全ての生物に役割があるということ。
トールキンの深い思いに至る
製作チームの団結による傑作ですよね。
(^-^) m(_ _)m
P.S.ドラゴンランス戦記もピータージャクソン監督に映画化してほしいな〜f^_^;
観た観た。ようやく観た!!!!嬉しい!!
そう言えば、劇場で観てなかった。原作は(冒頭数十頁に渡り平坦な紹介が続く「ホビット庄」も乗り越えて)あんなに夢中になって読んだし、地上波では観ているのに。ジブリ映画みたいなものだな。そして今回、その三部作すべてをIMAX化して観せてくれると言う。そりゃ、行かない訳にはいかないじゃないですか!
はるか昔、人間・エルフ・ドワーフ・ホビットらが暮らす "中つ国" は、主人公フロドが手にしている 「冥王サウロンが作り出した指輪」 がもしも解放されてサウロンの元に帰ってしまえば、サウロンの暗黒の支配に落ちるという危機にみまわれていた。主人公は、8人の仲間と共にサウロンの住む滅びの山の火口に指輪を投げ入れて破壊できるでしょうか、という話。
原作の 「指輪物語」 といえば、やっぱり第1巻冒頭の数十頁に渡り平坦な紹介が続く 「ホビット庄」 の章を読み通したものだけが堪能できる世界だ。映画でさすがに 「ホビット庄」 の淡々とした説明はないが、「世界は変わった。水から大地から感じる。大気のにおいも変わった」 というモノローグから始まる指輪の経緯。3つはエルフに、7つはドワーフに、9つは人間に渡され、それらとは別にモルドール国で冥王サウロンによってすべての指輪よりも強力なひとつが作り出された。中つ国は指輪の魔力に屈しあるいは闘い、人間とエルフが滅びの山の中腹でサウロンと闘い、全ての希望が失われかけた時、人間の王子イシドゥルアがサウロンの指を切り落とし、サウロンは敗北した。その後2000年眠っていた指輪、それをみつけて500年の長寿を得たゴラム、ピボットのビルボに渡るまで。こういったオープニングを、軽く20分くらいだろうか、延々とオープニングで語る。冒頭の説明が長いよ、という点はそれを思い出して楽しい。かつ、駆け足だがこれが見ごたえある映像なの。
これから観る人、用心してね。あらかじめ言っとくよ。178分、ほぼ3時間、見逃してもいいやって箇所、ないからね。きっと集中して観るだろうから、心地よく疲れるよ。あらかじめ伝えておきたくなる。ぜひ、「ロードオブザリング」を!!
この映画、こんなにウケたのは原作好きも納得する各種族の造形(ホビットは小さく、エルフは妖精的、ドワーフはずんぐり等)だろう。そして、撮影地ニュージーランドの自然を生かし、かつ大金をかけて作りこんだことがわかる夢幻的な広大ないくつものセット。ホビット庄(シャイア)、サルマンの住居、エルフの森、ローハン谷、モリアの坑道。ホビット、エルフ、ドワーフ、そして白のサルマン、それぞれの世界を、原作を読んだ人も含め納得させる作り。それらが、俺たちを実際のファンタジーの世界(変な言い回しだが)に、違和感なく連れて行ってくれる。そして、それらを背景として繰り広げられる、息つく間もない争いの数々のテンポのよさだろう。
20年前の映画だけれど、デジタルリマスターされIMAX化されているせいか、違和感は少ない。当時もかなり金をかけたってことなのかな。モーションキャプチャー(動作模倣)と、それを顔の表情にまで拡張したエモーションキャプチャー(キャメロン監督の造語・表情模倣)で一躍大ヒットを果たした 「アバター」 が2009年だから、2011年はすでにCG全盛なのか。それから早20年なのか・・・、月日が流れるのは速い!!
そしてこれは第一作で、この映画のために設立された 「WETAデジタル社」 もまだ、プログラム "MASSIVE" をフル回転してはいないはず。("MASSIVE" は、群衆それぞれをそれらしく自律的に動かす、特殊効果ソフトウェアの名前)それでもこの迫力! "MASSIVE" がフル回転する 「2つの塔」 がさらに楽しみになってくるじゃない!! あ~、早く2作目公開しないかなあ。(1作め観終わった人の勝手な願望だが、できれば1日で3本ぶっ続けとか、3日連続劇場とかで観てみたい!! というのは正直な気持ちだ)
フロド、サム、メリー、ピピン(ホビット)、ガンダルフ(魔法使い)、アラゴルン(人間)、ボロミア(ゴンドール)、レゴラス(エルフ)、ギムリ(ドワーフ)。この9人の旅路はまだまだ続く。ガンダルフとボロミアは既に亡き人となってしまったが、ファンタジーの世界ではいつ帰ってくるか、誰にもわからないからね!
ファンタジー映画の金字塔
ザ・ファンタジー!
IMAX上映されるということで、映画館で鑑賞しました。IMAX上映以前にも2,3回見ており、本作を含む3部作は鑑賞済みですし、DVDもなぜか持っています。
前回見てからおそらく15,6年経っているため、大まかには覚えていましたが、「そうか、こんな展開だったか」と思い出しながら見ました。
改めて見て思ったのは、ビックリするほどファンタジーだな!というところですね。(当たり前ですが笑)ここまでファンタジー!という作品も今となっては逆に珍しい気もします。
3時間近い映画の中で、緊張感のあるシーンがこれでもか、とあるため、正直最後の方はちょっと疲れます。自分的には坑道のあたりが完全にクライマックス感がありますが、物語的にはフロド達が分かれる、まで描かなきゃいけなかったんだろうな、とも思います。
数多くある戦闘シーンは迫力はありますが、カメラが近くて目が疲れる感じがしたり、演出が少し古臭く感じたりもしました。また、映画冒頭の昔のオークと人間&エルフの戦闘も、やはり現代のCGと比べると多少粗さは感じました。
にしても、これだけファンタジー!な作品が、綺麗な映像と圧倒的な音響でまた楽しめるのはありがたい限りです。二つの塔、王の帰還のIMAX上映も見に行きたいと思います。
再上映に感謝。
唯一無二の素晴らしい作品。言葉が尽くせない。20年の時を経てIMAXで再上映してくれて本当にありがたい。二つの塔と王の帰還は劇場でみたものの、旅の仲間だけはDVDだった。なので本当に嬉しい。
フロドたちの旅の始まり、アラゴルンやガンダルフ、ボロミア、レゴラス、ギムリそしてホビットのフロド、サム、メリー、ピピンの愛らしさと健気さが胸を打つ。迫力ある映像とファンタジーの壮大さ、登場人物たちの汗滲む緊迫シーンと疾走感に夢中になりました。
推したいシーンは「全部」としかいえない。
地元では1週間のみの上映なのが本当に惜しい。もう少し長く延長してくれたら何度も観に行きたかった。
私の中で、好きな映画不動のNo.1です。
全116件中、21~40件目を表示