「文句なしの娯楽作品」キング・コング 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
文句なしの娯楽作品
2004年。監督ピーター・ジャクソン。
…………………出演は、ナオミ・ワッッツ、エイドリアン・ブロディ、
………………………………ジャック・ブラック。
人間の女性とキング・コングに芽生える愛を縦糸に、
髑髏島で生息していたキングコングと猛獣たちの眠りを覚ましてしまう
人間のエゴが描かれます。
しかし堂々のアクション・アドベンチャー作品。
キングコングどころか、恐竜やグロテスクな生き物がてんこ盛りで、
文句なしに楽しめました。
髑髏島・・・と聞くだけで、興奮します。
なぜなら2017年作の『キングコング:髑髏島の巨神』がまた、
とても面白かったから。
でも本作は、《空前のスケール》と紹介されている通り、
大満足と興奮の188分。
全く長いとは思いませんでした。
それにしてもナオミ・ワッツがキングコングを見つめる眼差し。
「美しい・・・美しい・・・」
ウットリと慈しみと愛を込めて、つぶやきますが(やや、疑問?)
映画監督カール(ジャック・ブラック)の野望により、島で生け捕りされ
見せ物にされたキングコングは、劇場で鎖を切り、ニューヨーク市街で、
大暴れをします。
髑髏島で愛に目覚めたコングは、愛するアン(ナオミ・ワッツ)を求めているのです。
コングのモーション・キャプチャーは今では第一人者のアンディ・サーキス。
コングの愛と哀しみを、そのつぶらな瞳の中に表現しています。
人間の女性と猛獣の異種間恋愛が、違和感なく涙を誘うのは、
人間界では生きられないコングの宿命に共感するからでしょうか……。
エンパイア・ステイトビルのテッペンに昇り、鬨の声を上げ、胸を叩く
キングコングのポーズ。
けれども周囲の空には多くのコングを狙う飛行機からの銃弾。
俯瞰からの高層ビル郡の美しい光景が悲しく映りました。
琥珀糖さん!いや〜、だからね〜、
そうなんですって!我ながら恐ろしいですが、未だに、初めて見た親鳥が、本当のお母さんだよ…位なんですかね?😅
いや、こちらも、面白かったと思いますよ!
こちらこそ、共感をありがとうございます😊
いつも、感謝です😉