「リドリースコットらしさ全開の映画」キングダム・オブ・ヘブン にわかさんの映画レビュー(感想・評価)
リドリースコットらしさ全開の映画
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この映画は、複雑で、深みもあって面白かったですね。
Baldwin4世の台詞で、[駒として生きても魂はそのままであり、神の前ではどんな言い訳も意味がない]という話が、私の心の中にグッと刺さりました。
後に主人公がその考えに添って、王女との結婚を断るのは中々驚きましたね。見方によっては戦争を止めず犠牲者を大勢出してしまった原因とも言えますが、そうじゃなく、常に自分の魂に従った行動をするというのが彼という人間ですよね。殺した方が楽なのにイスラム人を救ったり、彼の行動自体は一貫していてとても魅力的でした。
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