「当時一番夢中になった!ベイ映画でベストの一本!」アイランド(2005) 平田 一さんの映画レビュー(感想・評価)
当時一番夢中になった!ベイ映画でベストの一本!
当時は『宇宙戦争』とか『スター・ウォーズ』が流行っていたけど、ボクは断然こっちだった。こっちの方が大好きだった!
クリーニング技術の倫理をテーマに描いた映画と言えば、察しの良い人だったらすぐに『ブレードランナー』(1982)が浮かぶだろうけど、ベイ監督はそれを上手く回避していて立派だった。自分のカラーや特色だったり、得意分野を把握してると、ブレランに転んでいかない映画になるって教えてくれた。
だから深みを求めてしまうと、辻褄とか違和はある。けど水準を超えた映画にボクはなっていると思う。というかベイ映画の最高傑作だとさえ思う。
今はもう現実自体が空想に追いついている。そんな時にこの映画を見るのは面白いと思う。ベイ映画と侮っていたら、カウンターパンチを喰らったみたいな、そんなビックリサプライズのエンタメ映画があるんですから!
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