インファナル・アフェアのレビュー・感想・評価
全63件中、41~60件目を表示
3部作になるとは思ってなかった
何が善で、何が悪か・・・アンディ・ラウの心の葛藤と、トニー・レオンの常に怯えた心理がとても上手く描かれている。かなり満足だった。
ラストにはやりきれないくらいの感情を植え付けられ、世の中これでいいのか?と問題提起しているような映画だ。社会派推理小説を読み終わったあとに味わう感覚に似ていた。
残念なのが最後のテロップ
香港ノワール最高傑作
再鑑賞。
好きすぎて定期的に観てしまう作品。
1~3全て好き。
トニーレオンの男のセクシーさに惚れ込む。
マフィアへの潜入と警察への潜入、男同士の友情と深い絆、心揺さぶられる。
全編においての携帯電話や発信器を使い指でモールス信号を送るしぐさ・音、歩きながら書類を叩くシーン、緊迫した場面での突然の電話。ゾクゾクします。
いつバレるんじゃないかと心では思いながら表情には出さず終始緊迫した空気が2人間に流れてる。一瞬たりとも見逃せない。
この後に続く2と3に向けての伏線も含まれていてなんともニクい演出。
正直、繋がりでアレ?違うぞ、おかしいぞって事柄もあるけど、そんなもの吹っ飛ばせるくらいによく出来ていて最高な作品。
これを参考にした作品やリメイクなど多々あるのも頷ける。
私の中で香港ノワール最高傑作!
三本中、二番目に好きです
三本のなかでこちらが一番好きです。
台湾住んでたときに何度も何度もテレビの映画チャンネルで見かけたけど、広東語に中国語字幕でついていけなかった。
今回日本語字幕でみて、そりゃこんだけ複雑でテンポ早いとついていけんわと納得。
そしてこんなにおもしろい内容だったのか、そら台湾人の友人も何回でも見るし、内容聞いても複雑で説明できんよね、とさらに納得。
何度も見返したくなる作品の一つです。
梁朝偉の髪型、これ一番似合ってる気がするのはわたしだけでしょうか。
深い!
最後に分かる「インファナル・アフェア」の意味。
物語が入り組んでいて意味が分からなかったけど、
徐々に分かっていくところがいいです。
特に巻き戻さなくても「そーいうことか」と分かる持って行き方は
本当すごい。
全然飽きさせないテンポの良い感じがいいです。
無駄な部分がない。
ただ、ラウ刑事、最後どっち側の道を選んだのか疑問が・・・(汗)
Infernal Affairs
ストーリーが本当に丁寧に練り込んであるので、全然先が読めない映画でした。 特に前半30分の頭脳戦とクライマックスのどんでん返しは緊張で手が震えました。 スパイのやるせなさ、無念さと、香港の汚い街並みが本当に最高です。
●どっちの潜入がいいかなあ。
強いていえば警察に潜入かなあ。バレても殺されはせんだろし。とはいえ、その後マフィア戻ってもツライだろうしなあ。んーやっぱオレには、どっちも絶対つとまらん。
てことを観るたびに考える。緊張感がハンパない。
もうやめてー。志村うしろー的な。
アジア映画の大傑作
何度見ても、「ディパーテッド」を観ても、インファナルアフェアは面白い。時間も100分程度で中だるみも一切なく、ノンストップで興奮と緊張の男たちの熱い世界を見せてくれる。
トニーレオンは一見だらしなく頼り甲斐なく見えるけど、器のデカい兄貴気質のやる時はやる男で、やっぱりちゃんと見たら男前で格好良く、だけど潜入という立場上誰にも本心を語れない信用出来ない苦しみを常に抱いてる様は痛々しく、
アンディラウはギラギラした向上心の塊のような生意気な一匹狼で、
両方ともビジュアルとキャラが完璧に合ってて、それも世界観にリアリティを与えたと思う。
何度も二人が近づきそうで実態が掴めず、周りの仲間を減らしラストに向かって行く緊迫感は他にない。
アクションシーンは決して派手ではないけど頭に残るので、二人の関係性も含めて見せ方や演出がめちゃくちゃ上手いと思う。
インファナルアフェア三部作はもはやアジア映画の枠を飛び越えて世界的歴史的三部作だと思う。
傑作!!
設定が面白すぎる。互いに内通者がいるという状況から緊張感がありスリリングである。脚本がよく練られてて内容が濃い。ある意味でいい複雑さである。警察vsヤクザなのにアクションも少なくて銃撃戦がないところがまた良い。映画が訴えかけている【どれが本物の自分かわからなくなる】もまた考えさせられる。香港映画なのでちょっとクサい演出とかあったがそこは置いておいてもらいたい。とにかく脚本に無駄がない。ラストは予想外だった。なんか本当にどれが正義でどれが悪なのかわからなくなる。何度でも見たい映画である。
これは面白い!
若い頃の二人にどっちがどっち?って理解するのに頭を使ったけど(笑)あとはもう作品にのめり込んであっという間に終わってしまいました…
主演の二人もかっこ良かった!
しかしラストはちょっとやりきれないです…
今TVでハリウッドリメイクみてます
が、やはりオリジナル
主演の2人本当に良いです
トニーレオンのベストは
やはり非情城市ですが
アンディラウはこれでしょう
香港て、アジアダメな人は
もうこの街からダメですね
空港も良くなったけど、
例えばマルコポーロのクラス
に泊まっても、風呂場が
下水臭かったり
でも、ノワールものの舞台としては
アジア最高 失礼
偉大なるアイデアと素晴らしい演技、演出
訳あってかなり前に見た作品をもう一度見てみた。やはり、脚本が素晴らしい、テーマが全てのように思われているが話のテンポや細かいプロットがしっかりと作られています。その後のディカプリオ版リメイクと日本版リメイクもみてますが基本脚本は殆ど変わってないから如何にこの原作が凄かったかが解る。正に香港映画の傑作。皆にもこれはみてほしい。
どちらが本当の自分なのか、存在意義を問う
総合:80点
ストーリー: 80
キャスト: 80
演出: 80
ビジュアル: 70
音楽: 65
この作品のリメイク版である「ディパーテッド」を先に見て興味をもったのだが、こちらの作品もなかなかの良い出来だった。
潜入捜査官として犯罪組織に入り込み人間関係を築くが、部下や上司に信頼されたりしてみても、所詮は捜査のためという空しさがあるだろう。それなのに自分の身分ははっきりと保証されているわけでもなく、秘密を守るためとはいえほんの一握りの人物に運命が委ねられているという不安定がある。昔の知り合いに町で出会ったとしても、自分の職業とか今やっていることすら言えない辛さや後ろめたさは相当なものだろう。警官になった犯罪組織員も同様で、普段の警官としての仕事や家庭を持って順調に社会人として足場を固めていけば、自分はいったい何をするべきなのかと自問自答するのは当然。
そのような自らの存在意義を問いながら苦悩していく姿の物語と描き方が優れていた。物語の終わり方も想定していなくてうまくまとめていた。
全63件中、41~60件目を表示