劇場公開日 2007年2月3日

「不死身のバイク野郎 無謀すぎる愛すべきバカじいさん」世界最速のインディアン カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0不死身のバイク野郎 無謀すぎる愛すべきバカじいさん

2021年12月30日
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鑑賞方法:TV地上波

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愛車のオートバイ"インディアン・スカウト"を40年以上もかけて改良を続け、1967年に63歳にして初めて単身でニュージーランドからはるばるアメリカへ渡り、時速324キロの世界最速記録を打ち立てた伝説のライダー、バート・マンローの感動の実話。2005年制作。70歳のアンソニー・ホプキンスが好演。
親切な人たちに会い、助けられながらのハートウォーミングロードムービー。
アンソニー・ホプキンスと同い年のサギノー・グラント。ローン・レンジャーのチーフ・ビッグ・ベアなどアメリカ先住民役を演じたネイティブアメリカンの俳優。脱輪して、途方にくれているバートを助けてくれる。前立腺肥大のクスリ(クマの金玉)も分けてくれる。
ニュージーランドから船旅ではるばるアメリカのユタ州にたどり着く。
モーテルのオカマちゃんや中古車屋、旦那と死別した自動車修理店の奥さん、コンテストの役員やライバルの出場者などみんなバートを助けてくれ、祝福してくれる。
みんな応援したくなる魅力ある人なんだろうね。
とてもいい映画。
岩塩の平原をあんなオートバイで300キロ以上で走って、足を火傷しながら、こけても死なない不死身のじいさん。しかも、狭心症と前立腺肥大なのにポンコツ車での車中泊の長旅。よく、エコノミー症候群にならないで頑張れたものだ。
しかも、そのあとも6回も出場したとのこと。そして、1000cc以下クラスでの彼の記録はいまだに破られていない❗
SPEED KING
速さの王様。
所ジョージさんも呆れて、目がテン。
あなたが普通じゃないから世界はこんなに素晴らしい❗

カールⅢ世
かせさんさんのコメント
2023年9月2日

「みんな助けてくれ、足が焦げちまったよ」とか呑気に言ってますけど本当にやばい。
あのまま長生きしたら二輪で音速超えたんじゃないかという疾走感でした。

かせさん