「完璧な映像化、超ボリューム」ハリー・ポッターと賢者の石 tabletapさんの映画レビュー(感想・評価)
完璧な映像化、超ボリューム
『アズカバンの囚人』あたりから読むのも観るのもやめていたハリーポッターシリーズ
先日ふとしたきっかけであのBGMの演奏を聴いて以来どうにも観たくなってしまい一作目から再視聴
舞台美術がすごい(CGは時代もあって今となっては古さを感じるが、作り込みは良い)
演者もはまり役
最高の音楽
二時間半の超ボリュームだが、エピソードが分けられているので一気に観る必要はない
この辺は『ロードオブザリング』と同じく、刻んでみていってもいいと思う
小分けして細かく観ていくのも面白い
原作の映画化としては不満が一切ない
日本語訳、多少英語がわかると字幕が思考を奪うし、吹き替えは好みによる。
正直子役声優が許容できることは本作を楽しむ上の重要なポイントで
個人的にここで点を下げている。
本作を観る上で”ハリーポッターに感情移入して魔法の世界を楽しむ”これが最も必要な技能
すべての物事が彼を中心に展開している。これは作中の視点がハリーポッターの視点なので仕方がない仕様だが、これが出来ない場合は本当に全く楽しめないと思う。
割と魔法でなんでも解決出来てしまうが、伏線はそこそこに張ってあるので唐突さはない
人間関係も子供時代特有の感じが良い
魅力は多々あるが、これだけの人数の子役をそろえている点が、本作を唯一無二の作品たらしめている。
ストーリーや演出については不満点もいくつかはあるが、常にわくわくさせるような展開で楽しめる。
ハイクオリティな作品
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