「駅のシーンがいい」ハリー・ポッターと賢者の石 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
駅のシーンがいい
グリフィンドール!これさえ覚えておけばハリポタクイズで1問正解できるだろう。とにかくブームの物語なんだから、ストーリーだけは押さえるつもりで見るのが一番。エマ・ワトソンの可愛らしさと競技のCG部分、消えるマントなんかは良かった。
【おまけ】
両親が早くに亡くなり、親戚のもとで育てられたハラー。
満足に食事を与えられなかったおかげで、いつもお腹を空かしていた。
ハラーの11歳の誕生日に魔法学校の入学許可証が届いた。
自分が大食いで有名な魔法使い息子である事実を知ったハラーは早速入学手続きをとったのだ。
ハラー「それにしても発車ホームはどこなんだろう?」
駅に着いたハラーは目的の特急列車の発車ホームがどこにあるかわからなかったのだ。
そして、そのうち何番ホームから乗るのかも忘れてしまった。
ハラー「あれ?どこだっけ・・・・たしかポテトチップスと似たような番号の・・・」
ロン「やぁ、君もホグワーツに行くの?」
ハラー「う、うん、確かそんなような名前のとこ・・・」
ロン「そんな所に突っ立ってると、お腹が減ったでしょ。お菓子食べる?」
その日、ハラーはまだ一食も口にしていなかったので、神の声が聞こえたかのような気分になった。
しかし、ロンが差し出してくれたのはカエルのグミ、カエルのチョコ、カエルの羊羹、カエルのせんべい、カエルのまんじゅう等であった。これはかなりグロテスクだった。
ハラー「う、う、う、ヨダレは出るけど、ゲロも出そう・・・」
ロン「遠慮しなくってもいいよ。噛めば噛むほど味が出てくる一流品だよ。」
ハラー「や、やっぱり、今はいいや・・・」
ハラーはガマンした。
しかしお腹は空く一方。
次第にロンの顔がまんじゅうに見えてきた。
ハラー「(あぁ、あんこがいっぱい詰まっていそうだ・・・)」
ハラーは空腹のため冷や汗まで垂らし、息も荒くなってきた。
そして地面に落ちている小さな石がキャラメルに見えてきた。
ハラー「(あぁ、美味しそうなキャラメル)」
ロン「大丈夫?汗かいてるよ?」
ハラー「はぁはぁはぁ・・・」
麻薬中毒患者に似ていた。
もう限界がきたようだ。
ハラーは地面の石を無造作にわしづかみにすると、それを口のなかに入れた。
ロン「あーーそれは石だよー!魔法かける前には食べられないよ!」
ハラーにはもうロンのしゃべってる言葉さえ聞き取れなかった。
そして、思いっきりその石を噛んでしまった!!!
「じゃり!じゃりっ!」
ロン「あーあ、噛んじゃったよ・・・この子」
ハラー「じゃりっ、じゃりっ」
ロン「美味しい?」
ハラー「じゃりっ、じゃりっ」
ロン「腹が減ってくると石まで噛んじゃうのか・・・」
ハラー「じゃりっ、じゃりっ」
ロン「一緒のクラスになったら、食べ物くらいいっぱいあげるよ・・・だからガマンしてね。」
ハラー「じゃりっ、じゃりっ」