「悪魔の位置づけが変」ゴーストライダー　Cape Godさんの映画レビュー（感想・評価）

総合60点 （ ストーリー：40点｜キャスト：65点｜演出：70点｜ビジュアル：75点｜音楽：65点 ）

　悪魔に魂を売ったら、何故か悪になるのではなくて悪党を退治することを強要される。悪魔と悪党退治がどうも一致しなくてそこからもう物語には疑問符がついているのだが、そもそも漫画が原作らしいのであまり物語や設定に期待してはいけないのだろう。
　そんな主人公がとにかく戦う。炎の骸骨になって戦う。乗り物も炎を出すが、こちらは戦いには参加せず見せ場はなし。敵は悪魔なはずだが、どれだけ強いのかと思えば案外たいしたことがないのはつまらない。まあ全体的に漫画らしさが出ているし、映像もそれっぽい雰囲気が出ているし、娯楽として適当に観るにはいいのでは。