「だから、女の子を見たって言ったでしょ」フライトプラン shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
だから、女の子を見たって言ったでしょ
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映画「フライトプラン」(ロベルト・シュベンケ監督)から。
この作品で、監督は何を伝えたかったのだろうか・・・
鑑賞後の正直な感想である。
作品の途中、意味深な残像映像が映し出されたが、
最後まで意味も持たないまま、終わってしまう。
また、誘拐犯人が、飛行機の中で6歳の娘を抱き上げ、
誰の目にも触れず、どうやって荷物庫に運んだのだろう、
という、謎解きの前提条件でつまずいてしまった。
それでも、乗客の証言などで「誰も見ていない」が強調される。
本当に、誰にも見ていないのだろうか、という疑問が残ったまま
ラストシーンを迎えたが、面白い台詞が用意されていた。
事件解決後、娘を抱える、ジョディ・フォスター扮するカイルを見て
前の席に搭乗した、騒がしい家族の1人であった女の子が、呟く。
「だから、女の子を見たって言ったでしょ」
ちょ、ちょっと待って下さいよ、そこでその台詞はないでしょう、と
ズッコケてしまった。
う~ん、やっぱり、何を伝えたかったのか、わからない。
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