エターナル・サンシャインのレビュー・感想・評価
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傷つけ合い、時には別れ、また再び愛し合う
なんだか夢の中を渡り歩くような映像が続く中、いったいこの映画は見る人を何処に連れて行こうとしているのかと訳が判らなくなりそうでした。例え記憶を失っても、何故か寄り添い合う二人。そんな奇跡を「大事なことだから」とでも云うように、二度にわたって描いて見せておきながら、それでも最後には惨たらしくも傷つけ合う、男と女の赤裸々な姿に辿り着く。真実が明かされたという、たったそれだけのために。
で、どうするんだよ、これ・・・って呆れていたら、その次の一瞬で、辛辣な真実を突きつけられながらも、この映画で描きたかったであろう、理想の二人へと到達した――これには驚きました。それでも男と女は寄り添い合う。それでも許し合い、寄り添わなければならない。人と人は寄り添わなければ、晒された真実の様に冷たく、凍えてしまうから。まるで冬の海のように。
おもしろかったよ
リバイバル上映で最も観たかった映画
念願叶って、劇場でのエターナル・サンシャイン。
映画館の大きさがほどよく、100席ほどほぼ満席。
最近は映画館によっては音量が大きすぎてキツい時もあるけれど、音響もちょうどよくミシェル・ゴンドリーの世界に没入👂🏻
次々と記憶の中を巡るシーン、少しづつ映像が混乱して、ベッドのまま雪に包まれた浜辺にやってくるシーンの美しさ。
クレメンタインのビビッドな髪色が差し色になってどのシーンも見ていて楽しい。
今回映画館で観て改めて好きになったシーンは、2人で過ごしている部屋に、いとしのクレメンタインの歌声とともに雨が降り注ぎ、ジョエルの幼少期の雨の日の記憶に飛ぶところ。
最高のシーンばかりで、幸せな一時だった…
リバイバル上映に感謝🙏🏻
先週も予約していたが、パートナーがインフル感染のためキャンセル。
新宿ピカデリーさんが特別に払い戻ししてくださり、再予約しついに鑑賞に来れた。
見に来るまで、今回は長い旅路。
新宿ピカデリーさんにご恩を返すべく、今後ここで映画たくさんみたい。
初回視聴 2017年10月4日 DVDにて
失恋のその先
失恋をした後に、付き合っていた頃の記憶が消えれば楽になるのにな。と思ったことはあるだろか。職場の上司に、毎日ジャイアンツのタオルを首に巻いている人がいた。巨人ファンかと聞いてみたら、阪神ファンだけど若い頃に付き合っていた彼女が巨人ファンだからと言っていた。が、その上司は妻子のある60歳間際である。場合によってはこのように何十年も引きずってしまうこともあるようだ。
20代の男はある朝、目が覚めると衝動に駆られて普段行かない遠くの駅に向かう。仮病を使って仕事を休むほどの衝動である。その目的地で知り合った同じ歳の頃の女と恋に落ち仲を深めるが、ある日のすれ違いが原因となって彼らは別れてしまう。別れてすぐに男は女の職場に行き話しかけるが、女は男のことを覚えていない。それどころか、すでに女には恋仲風の別の男がいた。男が後悔に打ちひしがれていると、知人の1人があるカードを男に見せる。そこには「女の記憶から男を消した」と書かれていた。男がそのカードに書かれていた会社を訪ねると…。というようなあらすじである。
まず、テーマがよい。誰しも経験したことのある失恋と後悔。それに留まらず、好きだった人についての記憶の削除。ここまで描いた本作は多くの人がというより、ほぼ全ての人が共感できるのではないだろうか。
この映画で印象的に描かれており、核となっているのが記憶を消すシーンである。このシーン、ただスイッチを押すだけでは終わらない。例えば男の中にある女についての記憶を消すとする。専門の業者が男が寝る際に、頭に機械を取り付け、脳の画像を基に女にまつわる記憶を見つけ出し削除していく。その間、男は夢の中で女と共に過ごしているが、次の瞬間女は跡形もなく消えてしまう。それにとどまらず女と一緒に行った場所や建物も崩れ去る。次々と消えてゆく。その繰り返しである。その映像表現が優れている。記憶が消えたことによって認識できなくなった人の顔は、タイツを被ったようなのっぺらぼうになり、今の今まで戯れていた女は一瞬で跡形もなく消える。失恋した後の、消失や喪失という感情、心理。またその恐ろしさを鮮明に表現している。
恋人というのは一時の些細なすれ違いで別れてしまうこともある。この映画は終始そういったことに焦点が当てられている。付き合い始めたカップル、最近うまくいっていないカップル、別れてしまった人たちそんな人にぜひ見てほしい作品である。私もあのとき見ておけばなぁ...。なんてネ。
名優ジム・キャリー
許すことを心に刻んで前に進もう
誰かのブログで、死ぬまでに見るべき映画を10本あげるとしたら…という中に入っていたのをずっと覚えていた。
その時から好きなんじゃないかと思っていたがドンピシャ!
思えばカート・ヴォネガットのSFが好きでスローターハウス5も大好きだった。
複雑なようでいて髪の毛の色でかなりわかりやすくなっている。
生きていれば出会いと別れはつきものだけど、忘れられない思い出って沢山ある。いいことも悪いことも。
子どもの頃の記憶も悲しいこと楽しいことがないまぜだ。
嫌なことは許すことを心に刻んで前に進みたいと思わせてくれる素敵な作品に出会えて良かった。
人生は1度きりだ。自分を大切にして悔いのない選択していきたい。
時には心を解放して氷の上で寝そべりたくなった。
エターナル・サンシャインの歌詞に寄り添う旋律は明るいものではなくアンニュイだが、その位がちょうどいい。
必ず2回は観たくなる映画だ。これからも折に触れて時々見返すことになりそうだ。
二度と逢えない『あの日のあのひと』に逢いたくなる
逢いたくなった時に君はここにいない。。
この映画を観たら必ず、みんなそれぞれの、
二度と逢えない『あの日のあのひと』に逢いたくなる。
20年前のリバイバル上映🎬️で初の劇場鑑賞。
目の前に無い物を映像に『足す』ためのCGだったのに対しこの映画は、『記憶を消す』ためにスクリーンからどんどん、文字通り『世界を消していく』ためにCGが使われていたのをみて衝撃を受けたのを覚えている👀💥
この20年間で、おかげで色々な出逢いとさよならを繰り返して、この映画が改めて身につまされるような切なさと刹那さ、エモーショナルなのに前向きな、長い永い休暇を終えた新しい初日のような気持ちが湧き出る体験となった🐳
ジム・キャリーの、終盤の『楽しもう。』と、ラストの『OK。』という短い台詞に、身体が震え、前向きな大きな気持ちが生まれた✨️
進むために人は『忘れる』。
記憶や記録だけで人は生きている訳じゃない。
ジョエルのように、大きく受け止める、受け入れる事が出来たら、また心から笑えるのかも知れない✨️🎥
良い映画です💖🌟
今さら感が否めない
ケイト・ウィンスレットは「タイタニック」で初見。
ジム・キャリーは「マスク」の印象が残っています。
その2人が「エターナル・サンシャイン」で共演をしていたとは劇場での予告で初めて知りました!
しかも「映画.comALLTIME BEST」に選ばれているとなれば『間違いない!』との思いで鑑賞をしましたが⋯
序盤は良かったですが消し去りたい記憶を取り除き、消してほしくなかったと取り戻そうする⋯
なんだかジョエルとクレメンタインだけが盛り上がっていて観ている自分は置いてけぼりでした(笑)
終盤メアリーとDr.ハワードが不倫の関係だった事が明らかになった事で思わぬ展開を期待しましたが不発。
果たして必要だったのでしょうか?
なぜ今になって4Kデジタルリマスターをしてまで劇場公開をしたのでしょうか?
それにしてもみなさん若い!唯一それが楽しめました。
夢のよう!何度観ても最高、傷ついてもまたぼくらは恋をする
傍から見ても合わない二人。最初の掛け布団を蹴る仕草から子ども(駄々っ子)みたいな振る舞いで、(作中2度出てくる)"死んだふり"もまたその表象としての幼児性や無邪気・純粋さ。一方で、ラクーナ側が体現する片想い・叶わぬ恋。最高にロマンチックだけど、痛々しいほどリアルで切実な想いが刻まれている、複雑な人間関係に温かな眼差しを向けた傑作。
周囲を巻き込むほどのエネルギッシュに感情(直情)的・衝動的なエキセントリックガールと、無口で「僕なんか…」控えめタイプの主人公ジョエル・バリッシュ。大好きなジム・キャリーによる作品の雰囲気を形作る憂いを帯びたようなドラメディ名演に、これまた映画史に残る名キャラクターであるクレメンタインをノリノリに好演するケイト・ウィンスレット。一見対照的な愛さずにいられないキャラクターを演じる2人の素晴らしさがとにかく最高で、他のキャストも適材適所に魅力的。
たどる道程もリアル。諍い絶えず喧嘩別れするまでの直近の記憶が破局当時は思い出されるけど、徐々に幸せだった頃の記憶へと遡っていく…。直線的でなくスポットスポットで逆方向に遡っていく脚本や編集と、夢見る感覚を観客に思い起こさせ追体験させるように視覚化する映像マジック。チャーリー・カウフマンとミシェル・ゴンドリー、2人の天才が組んだ幸福な組み合わせは、この上なく映画の魔法を体現している。
出会いと別れ、そしてまた出逢う。たとえどれだけ傷ついても人は人と関わらなければ生きていけない生き物で、それでも歩み続けるぼくらへの人生讃歌のように響く極上の一本は、哲学的な域にまで達していて奥深く、実に味わい深い。そして、何度観ても刺さり、揺さぶられてしまうかけがえのないひとときだ。本当に好きで好きでたまらない。
窮屈に感じて退屈するようになる。
いいよ。
P.S. 分厚いアウターケース付きのDVDも持っているくらい、人生トップレベルに本当の本当に好きで自分にとって特別な作品だから、映画館で観られてよかった。ただ、隣の席の人が入場特典カードをファサファサと手遊びしていてスーパーウルトラ言いたくなったけど、今回はグッと我慢してみた。その結果、我慢のしすぎは健康に良くないと実感した。
長えよ!!
ユニークな視点
【81.2】エターナル・サンシャイン
ミシェル・ゴンドリー監督による2004年の映画『エターナル・サンシャイン』は、記憶と感情、そして人間関係の複雑さを描き出した傑作。斬新な視覚表現と深い心理描写が融合し、観る者の心に深く刻まれる作品として評価が高い。
作品の完成度
本作の完成度は、その独創性と深遠なテーマの融合において際立つ。記憶を消去するサービス「ラクーナ社」を舞台に、失われた愛の記憶を巡る男女の物語は、SF的な設定でありながら、普遍的な人間の感情を抉り出す。チャーリー・カウフマンの脚本は、非線形な時間軸と夢幻的な描写を巧みに操り、記憶の断片が再構築される過程を視覚的に表現。これは、単なる恋愛映画の枠を超え、人間のアイデンティティや選択、そして後悔といった哲学的な問いを投げかける。
記憶消去という大胆なギミックは、観客に「もしあの記憶がなくなったら?」という思考実験を促す。しかし、本作が提示するのは、記憶を消しても、その経験が形作った人格や感情は残り、結局は同じ過ちを繰り返す可能性、あるいは同じ人物に惹かれ合う宿命という、より深遠な真実。このパラドックスこそが、本作の核であり、観客に深い共感を呼ぶ。
さらに、映像とストーリーテリングの密接な連携が、この作品の完成度を高めている。記憶が薄れていく映像表現や、幼少期の記憶と現在が交錯するシーンなど、ミシェル・ゴンドリー独特の視覚言語が、複雑な内面世界を直感的に伝える。物語の展開は、線形ではないため、観客はジョエルと共に混乱し、記憶の迷宮を彷徨う体験を共有。これは、単に物語を追うのではなく、キャラクターの感情や思考そのものを追体験するような感覚をもたらす。
結末における「それでも愛を選ぶ」というメッセージは、安易なハッピーエンドとは異なり、人生における困難や痛みを認識しつつも、それらを受け入れることの尊さを提示。完璧ではない、傷つきやすい人間関係の美しさを描くことで、多くの観客の心に響く、普遍的な愛の物語として確立されている。アカデミー脚本賞の受賞も、その完成度の高さを裏付けるものだろう。
監督・演出・編集
ミシェル・ゴンドリーの監督手腕は、その独創性と挑戦的な演出に顕著。ミュージックビデオ界で培われた視覚的なイマジネーションを、長編映画の枠組みの中で遺憾なく発揮。記憶が崩壊していく過程を、CGIに頼りすぎず、アナログな手法やセットデザインで表現することで、温かみと同時に不気味さを内包する独特の雰囲気を醸し出している。
演出面では、俳優へのアプローチも特筆すべき点。ジム・キャリーとケイト・ウィンスレットには異なる指示を与え、彼らの持ち味を最大限に引き出した。また、リハーサルなしでカメラを回し続けるという手法は、役者の自然な反応を引き出し、予測不能な感情の揺らぎを捉えることに成功。これにより、演技にリアリティと即興性が付与され、登場人物の内面がより深く掘り下げられている。
バルディス・オスカードゥティルによる編集は、非線形な物語を構成する上で極めて重要。記憶の断片がシャッフルされ、過去と現在がシームレスに繋がり、時に突然途切れるような編集は、主人公ジョエルの精神状態を如実に反映。観客を混乱させつつも、物語の核心へと引き込んでいく巧妙なリズムとテンポを構築している。この編集の妙が、本作の幻想的かつ心理的な世界観を支える柱となっている。
役者の演技
ジム・キャリー(ジョエル・バリッシュ)
コメディ俳優としてのイメージが強いジム・キャリーが、本作で見せたのは内向的で繊細、そしてどこか憂鬱を帯びた男性像。これまでの持ち味であるオーバーな表情や身体的表現を抑制し、視線や沈黙、そして微細な表情の変化でジョエルの心の揺れ動きを表現。クレメンタインへの未練、記憶が消えていくことへの葛藤、そして再び彼女に惹かれていく複雑な感情を、これまでの彼からは想像できないほど抑制された演技で深く掘り下げた。彼のキャリアにおける転換点とも言える、その繊細で人間味あふれる演技は、観客に強い共感と感動を与えた。
ケイト・ウィンスレット(クレメンタイン・クルシェンスキー)
自由奔放で衝動的、そして感情の起伏が激しいクレメンタインを、ケイト・ウィンスレットは圧倒的な存在感で演じきった。髪の色の変化が感情の変遷を示すという視覚的ギミックも効果的だが、彼女自身の演技が、クレメンタインの魅力的で脆い多面性を完璧に表現。喜怒哀楽をストレートにぶつけながらも、その奥底に潜む孤独や不安を巧みに滲ませ、観客は彼女の複雑な内面に引き込まれる。アカデミー主演女優賞にノミネートされたその演技は、まさに圧巻の一言。
キルスティン・ダンスト(メアリー)
ラクーナ社の受付兼助手であるメアリーを演じたキルスティン・ダンストは、一見すると明るく無邪気だが、物語が進むにつれて彼女自身の秘密が明らかになる。その二面性を、繊細な表情の変化と抑制された演技で表現。彼女の純粋さと、やがて表れる苦悩の対比が、物語に深みを与えている。特に、ある事実を知った後の感情の爆発は、短いシーンながらも強い印象を残す。
トム・ウィルキンソン(ハワード・ミュージワック博士)
記憶消去サービスを提供する「ラクーナ社」の創設者であるハワード博士を演じたトム・ウィルキンソンは、冷静沈着でありながら、どこか人間的な弱さも持ち合わせた人物像を構築。彼の穏やかな語り口と、時に見せる戸惑いの表情が、この非倫理的なサービスを「善意」として捉えようとする彼の複雑な心理を表現。物語の根幹を支える重要な役どころを、説得力ある演技で務めた。
脚本・ストーリー
チャーリー・カウフマンによる脚本は、その独創性と構造的な複雑さにおいて、類を見ない傑作。記憶消去というSF的設定を導入しつつ、人間関係の複雑さ、愛の痛ましさと尊さを深く掘り下げている。物語は非線形に進み、ジョエルの記憶の中を彷徨いながら、クレメンタインとの出会いから別れ、そして再び惹かれ合う過程が断片的に提示される。この混乱した時間軸は、記憶の曖昧さや、感情の不規則性を巧みに表現。記憶を消すことで痛みを回避しようとする人間の心理と、それでもなお愛を求める普遍的な願望が、見事に織り交ぜられている。
この物語の核心は、完璧ではない人間関係の中にこそ真の価値があるというメッセージ。辛い記憶も、楽しかった記憶も、全てがその人自身を形成する上で不可欠な要素であるという洞察が、観客に深い共感を呼ぶ。2005年のアカデミー賞において、ミシェル・ゴンドリー、チャーリー・カウフマン、ピエール・ビスマスが共同で脚本賞を受賞したことからも、その革新性と質の高さは疑いようがない。
映像・美術・衣装
エレン・クラスによる撮影は、記憶の世界と現実世界をシームレスに繋ぐ、幻想的で時に悪夢のような映像美を創出。記憶が崩壊していくシーンでは、焦点のずれた映像や、背景が突然消えたりする視覚効果が多用され、観客をジョエルの混乱した精神世界へと引き込む。
ダン・リーが手掛けた美術は、日常生活のリアリティと、記憶の中のシュールな風景が見事に融合。特に、ジョエルのアパートやクレメンタインの部屋といった現実の空間が、記憶の操作によって変化していく様子は、視覚的に強烈な印象を与える。また、記憶を消去するラクーナ社の内装は、無機質でありながらどこかレトロフューチャーな雰囲気を持ち、その機能性と非倫理性の対比が際立つ。
メリッサ・トスによる衣装は、キャラクターの内面を巧みに反映。特にクレメンタインの髪の色の変化は、彼女の気分や感情の移ろいを象徴的に表し、視覚的な物語の進行に貢献。ジョエルの地味な服装とクレメンタインのカラフルな衣装の対比も、二人の性格の違いを際立たせている。
音楽
ジョン・ブライオンが手掛けた音楽は、本作の感傷的でノスタルジックな雰囲気を決定づけている。彼のスコアは、ジョエルとクレメンタインの複雑な感情の機微を繊細に捉え、物語の進行に合わせて静かに、しかし確実に観客の心に響く。ピアノとストリングスを基調としたメロディーは、切なさと温かさを同時に感じさせ、記憶の中の美しい瞬間と失われた愛の痛みを表現。
主題歌として使用されているのは、ベックによる「Everybody's Got to Learn Sometime」のカバーバージョン。オリジナルはザ・キンクス(The Korgis)の楽曲だが、ベックのカバーは、その気だるくも優しい歌声とアレンジが、本作のテーマである「記憶と愛」に深く寄り添う。映画のエンディングで流れるこの曲は、観客の心に静かな余韻を残し、物語の多層的な感情をまとめ上げる役割を果たしている。
作品 Eternal Sunshine of the Spotless Mind
監督 ミシェル・ゴンドリー 113.5×0.715 81.2
編集
主演 ジム・キャリーA9×2
助演 ケイト・ウィンスレット A9×2
脚本・ストーリー チャーリー・カウフマン B+7.5×7
撮影・映像 チャーリー・カウフマン B8
美術・衣装 美術 ダン・リー 衣装 メリッサ・トス A9
音楽 ジョン・ブライオン B8
目の前の人を大事にしようと思った
誰にも全く共感できず
記憶が消える過程がホラーテイスト
ちょっと悲しい
ファンタジーラブストーリー ホラーやコメディ要素もあったりしました...
どうりで賛否両論…
アカデミー賞脚本賞、主役級のスターが脇を固める有名な作品ですが、映画ドットコムのレビューは3.4、賛否両論の嵐なのはなぜ?w
俳優の仕事もしているカナダ人の友人からめっちゃいいよと勧められ、しかもたまたま映画館で期間限定で公開していたので最終日に観に行きました。
別のマイナー作品を直前に観ていたせいか、集中力が切れてあまり頭に入らない展開…、事前にみなさんのレビューを読んでおけばと後悔しました。
確かに苦しい失恋は何度かありますが、別に記憶を消したいなどと思ったことがないせいか、全くシンパシーも湧かず…。大体、みなさんは別れた人とヨリを戻したことありますか?私はうまくいかなかった人はご縁がなかったと思って、さっさと気持ちを切り換えるし、どうせやり直したってうまくいかないだろうし…と思ってしまうんですよねー😩…
ただケイトウィンスレットくらいの美女だったら、あんな奇妙なナンパの仕方でもうまく行くんだなとか、全く作品に関係ない感想が色々浮かびました。ジムキャリーでは笑うとこないのかなぁとかw
もうちょっとロマンチックな内容を期待してたなぁ。何かタイトルから受け取るイメージとはかけ離れた内容でした。
…カナダ人の友人に作品のどこが良かったのか聞きたいけど、こないだ絶交しちゃったんで、すっかり疎遠です…。
…私の記憶も、消そうかなぁwww
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