エターナル・サンシャインのレビュー・感想・評価
全85件中、1~20件目を表示
傷つけ合い、時には別れ、また再び愛し合う
なんだか夢の中を渡り歩くような映像が続く中、いったいこの映画は見る人を何処に連れて行こうとしているのかと訳が判らなくなりそうでした。例え記憶を失っても、何故か寄り添い合う二人。そんな奇跡を「大事なことだから」とでも云うように、二度にわたって描いて見せておきながら、それでも最後には惨たらしくも傷つけ合う、男と女の赤裸々な姿に辿り着く。真実が明かされたという、たったそれだけのために。
で、どうするんだよ、これ・・・って呆れていたら、その次の一瞬で、辛辣な真実を突きつけられながらも、この映画で描きたかったであろう、理想の二人へと到達した――これには驚きました。それでも男と女は寄り添い合う。それでも許し合い、寄り添わなければならない。人と人は寄り添わなければ、晒された真実の様に冷たく、凍えてしまうから。まるで冬の海のように。
ちょっと悲しい
サンシャインというので、明るく元気な話を想像してしまいました。
暗いジム・キャリーも良いですが、元気な方が好きですね…
恋愛をしたことがあるなら、何か心に残る場面があったかと思います。
自分にも相手にも良いところも悪いところもあるのが当然で、
短期であれ長期であれ、良い時も悪い時もあるのが普通です。
失恋直後は、全部を消したくなるかもしれませんが、良いことだけ思い出となって残るようにしたいものです。
レストア版とか聞くと、 よほど熱望されたんだろうなとか勝手に思って...
レストア版とか聞くと、
よほど熱望されたんだろうなとか勝手に思って、
より大きな期待をしてしまう
ファンタジーラブストーリー ホラーやコメディ要素もあったりしました...
ファンタジーラブストーリー
ホラーやコメディ要素もあったりしましたが結構王道
他作品と比べてシリアスな役柄のジム・キャリーが観れる
メンヘラの彼女が居たことある人はフラッシュバックしてしまうかもしれない 私はした。
一見変わったラブストーリーが観たいって方は必見
どうりで賛否両論…
アカデミー賞脚本賞、主役級のスターが脇を固める有名な作品ですが、映画ドットコムのレビューは3.4、賛否両論の嵐なのはなぜ?w
俳優の仕事もしているカナダ人の友人からめっちゃいいよと勧められ、しかもたまたま映画館で期間限定で公開していたので最終日に観に行きました。
別のマイナー作品を直前に観ていたせいか、集中力が切れてあまり頭に入らない展開…、事前にみなさんのレビューを読んでおけばと後悔しました。
確かに苦しい失恋は何度かありますが、別に記憶を消したいなどと思ったことがないせいか、全くシンパシーも湧かず…。大体、みなさんは別れた人とヨリを戻したことありますか?私はうまくいかなかった人はご縁がなかったと思って、さっさと気持ちを切り換えるし、どうせやり直したってうまくいかないだろうし…と思ってしまうんですよねー😩…
ただケイトウィンスレットくらいの美女だったら、あんな奇妙なナンパの仕方でもうまく行くんだなとか、全く作品に関係ない感想が色々浮かびました。ジムキャリーでは笑うとこないのかなぁとかw
もうちょっとロマンチックな内容を期待してたなぁ。何かタイトルから受け取るイメージとはかけ離れた内容でした。
…カナダ人の友人に作品のどこが良かったのか聞きたいけど、こないだ絶交しちゃったんで、すっかり疎遠です…。
…私の記憶も、消そうかなぁwww
切ないけど笑えない
記憶消す施術は、今は記憶の中でしかない元カノとのシーン、それが砂のように何度も崩れていく。だんだん古い記憶になっていくから時間が進むほどに仲良い記憶になっていく。なんか切なくなった。記憶を消す体験はできないけれど、失恋した時に見る夢を見ている気分になった。
多分笑えると想定されてる?シーンで一切笑えず。。特にジョエルが記憶を消す施術でドクターが呼ばれるまでの一連のシーンにイライラ…。
この映画は、失恋の気持ちになるという点で、個人的にはもう一度見たいとは思えない。でも映画の終わり方は良かったし、パズルみたいな作りなのは面白かった。
【マンネリ化した恋人たちに観てほしい!そんな気持ちになりました笑】
・2005年公開のアメリカのSF恋愛映画。
・平凡な主人公(男)ジョエルが、クレムという女性と出会い喧嘩し、2人ともども記憶除去手術を受ける。その手術を受ければ、2人の記憶の何もかもがなかったことになり、出会う前の生活に戻る。が、ジョエルは脳の中(世界)で彷徨い、消えゆく記憶と向きあう中で記憶を消すのをやめたいという想いが強くなっていく。果たして二人はどうなるか という大枠ストーリー。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
[お勧めのポイント]
・マンネリ化した(していたなら笑)恋人(相手)の大切さを思い出させてくれる
・時系列をいじることで「どういうこと?」と物語に惹きつけられる
・どんなに複雑な恋愛でも「Okey」というシンプルな言葉で良い!と教えてくれる
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
【時系列をいじることで「どういうこと?」と物語に惹きつけられる】
・序盤からオープニングにかけて、混乱します。
・わかりやすく謎かけされている感じなので、逆に「…どういうこだろう」と推察する楽しみのある物語構成です。きちんとヒント(例:バレンタインデー)も散りばめられているので、後半で「気づけた!」「あぁ、気づけなかった」という楽しみもあります。
・物語を時系列に置きなおすとかなりシンプルで単調な話になるため、このような構成にしたと思われるのですが、その分、割としっかりと観ないと「意味不明…」で終わってしまいそうです💦
【マンネリ化した(していたなら笑)恋人(相手)の大切さを思い出させてくれる】
・時系列の置き換えがあったからこそ、「恋人の大切さ」をこちらに沸き立たせてくれる共感の積み上げがされた気がします。
・どんなに意見や考え方が合わなくても、大切な存在をそう簡単に捨てるべきでない、と物語で語られているという感じでしょうか。
・この映画では「記憶除去手術」という出来事があったからこそ、完全に2人が分かれる前に双方が「相手の大切さ」と今一度向き合えることができて次のアクションに踏み出せた。実世界ならもちろんそんな出来事は起こらないのです笑 が!そう出来事が起こらずとも、「万が一こういう状況になった時に、今、横にいてくれる存在って実はとても大切なのかも」って想像させてくれるんですよね。しかもそれは、夫婦関係というよりは恋人関係を持つ方に対して強く想像させてくれる気がしました。ドラスティックに言えば、法的な約束もない、ただの感情のつながりだけのつながりである「恋人関係」。ただの感情のつながりだけだからこそ、不安定になった時に、それぞれが感情を見直すことがとても大切で、その感情を見直すきっかけを与えてくれる映画な気がしました。
【どんなに複雑な恋愛でも「Okey」というシンプルな言葉で良い!と教えてくれる】・主人公ジョエルが「Okey」と一言。このシーン、とても好きでした。物語(時系列)も複雑怪奇、主人公たちの感情も複雑怪奇、脳の中の世界もSFのようなファンタジーのような不思議な世界。そんな混とんとした物語を「Okey」という一言が束ねてくれるんですよね笑
・現実世界でも人間関係は複雑怪奇で簡単にはうまくいかないもの。でも実は、にっこり笑って「Okey」と言えば、そんな難しいいとも簡単にほどけるんじゃない?と言われているような気になりました。
【総じて】
・久しぶりに「泣ける映画」で検索してひっかかった「エターナル・サンシャイン」。正直、全然泣けませんでした。笑 むしろ、中盤は難しくてラストの予想ばかりに気が行ってしまって感動はどこへやら。。。ただ、観終わった後は、すがすがしい気持ちに。
・2005年かぁ、あの頃(まだ若くてイロコイも盛んだったころ笑)に出会っておきたかった映画だなぁ、という想いもありつつ、今になって一度鑑賞できたことは良かったなと思います。ありがとうございました。
#洋画 #エターナルサンシャイン #EternalSunshineOfTheSpotlessMind #2005年 #恋愛 #SF #ファンタジー #ミシェルゴンドリー監督 #ジムキャリー #ケイトウィンスレット #イライジャウッド #時系列が複雑 #恋愛SFファンタジー映画?笑
#全体3.4 #物語3.3 #演出3.4 #演技3.4 #配役3.5 #映像3.4 #音楽3.4
めんどくさい映画
こういう何だかわからなくて面倒くさいのはダメです。
現在と夢の中の事実と妄想が出たり入ったりして何が何だかサッパリわからず。
評価する人も「何回か観れば」って人が結構いますが、一回でわからないような映画はダメですね。
しかし評価高いので、どうすれば理解できるのか教えてもらいたい。
「マルコビッチ」も「アダプテーション」もメチャつまらなかったけど、やっぱこの人の脚本は無理です。
恋愛映画として優れている、って人も多いようだけど、そもそも話がわからないので評価以前。
尤も、評価低い人は殆ど「ワケわからず」ってことみたいですけどね。
非常に退屈
皆さんは一体この作品のどこを楽しんだのだろう。設定がどうなってるか分かるまではほんの少しだけ面白かった。しかし「こういう設定ね」って分かってからはひたすらひたすら繰り返しで退屈で死にそうだった。そして取ってつけたような実は・・ってロマンスが入っていて・・くだらなくてヘドが出そうだった。
愛し合った日々の記憶を削除してみたら?
2005年。監督:ミシェル・ゴンドリー。
脚本は「マルコヴィッチの穴」や「ヒューマンネイチュア」のチャーリー・カウフマン。
(へそ曲がりな映画に決まってますね)
愛が成立してハッピーエンド。そこで人生は終わらない!人生は延々と続きます。
だから、この恋削除してしまいたい・・・なんてことが!!
それをやっちゃう映画。
とても奥深い愛の映画でした。
恋のはじめ、クレメンタインの美点と思えた全てが、恋の停滞期には、全てが欠点に思えてくる。
これって結婚したカップルのほとんどが経験すること・・・ですよね。
ならクレメンタインはジョエルの欠点だけを除去して貰った方が良かったのでは・・・とツッコミを入れたくなりました。
そうしたら恋愛も結婚も継続するのにね、とか。
主演はジム・キャリーとケイト・ウィンスレット。
2人を見るといかにも接点のなさげに思える。
会社員のジョエル(ジム・キャリー)は冬の海辺で奔放な女性クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)と出逢います。
紫色に染めた長い髪の美女クレメンタイン。
すぐに恋人関係になる2人だが、性格の違いからケンカばかり。
「すぐに男と寝るのが得意ワザ」と言われたクレメンタインは、ハワード博士(トム・ウイルキンソン)の医院でジョエルの記憶だけを削除する施術を受けてしまう。
驚愕した失意のジョエルは、それなら俺もと、ハワード博士にクレメンタインの記憶の削除を頼むのだった。
この辺りから、医院の助手たち、
技師のスタン(マーク・ラファロ)
受け付け係のメアリー(キルステン・ダンスト)
助手で外交係のパトリック(イライジャ・ウッド)たちが予想外の行動を取り、
そして記憶を消す施術の途中から抵抗を始めるジョエル。
脳内の記憶情景が綺麗、そして幽体離脱するジョエル。
この映像はCGや合成をまったく使用していないと聞きます。信じられない!!
とても幻想的かつ幾何学的で美しい。
夢の中、記憶の中、ごちゃ混ぜで、私の頭の中は、時間経過が混乱を来たしました!!
(時間的な整理整頓が付いてるのかしら?)
でも根暗で行動力のないジョエルが、無鉄砲で計画性のないクレメンタイン。
惹かれ合う引力はとても強くて、嵐に立ち向かうジョエルはカッコいい!!
ケイト・ウィンスレットがとても綺麗です。
根暗なジム・キャリーも受けの地味な演技が素敵。
キルスティン・ダンストのエピソードはとても切なかった。
愛のラブラブ・蜜月期間を過ぎ、互いの欠点を罵り合ってもなお、
離れがたい、憎みきれない、一緒にいたい・・・
そんな執着こそが、愛の本質なのかも知れないですね。
チープなSFではない
記憶を消してもまた同じ人を好きになっちゃうよね!くらいのハッピーな話なのかと思ってたら、もっと捻りがあって、ホロ苦さがあった。
現在、過去、脇役たちのサブストーリーが非常に巧みに絡みあって、それでいてテンポがよく分かりやすいので、ストレスがない。
さらにさらに、記憶の世界の映像表現は今から見ても手が込んでて見ごたえがあるので、ラブストーリーはそんなに…という人でも結構楽しめるかと思います。
恋人の記憶を消すというSF要素ありのストーリー。 イライジャ・ウッ...
恋人の記憶を消すというSF要素ありのストーリー。
イライジャ・ウッドが出ているのには前は気づいていなかったなぁ。嫌なヤツだったけど。
コメディが多いジム・キャリーには珍しい作品。
なかなか途中からわかりにくい展開なるので、追っていくのが大変。
記憶を消したかったはずなのに、記憶を消すことから逃げる二人。
嫌なことがあったとしても、愛する気持ちが大きいとやっぱり惹かれあうということなのかな。
他人同士だからしょうがないけど、やはり歩み寄ることが関係性を保つことに大事なことだなぁと思わされる作品でした。
若者向け
自分が10代の頃出会ったら、夢中になっただろう。
映画を見るタイミングって大事だなと思わせる映画。
冒頭の出会いのシーンが妙に不自然で、退屈なのだが、後にその理由がわかるのだが。。
恋愛系好きな方は何歳でもいけるのかな、どっちかと言うと男の妄想に近いので女性には響かないかも。記憶を行き来する所は面白かったかな。
心に残るのは最後の映像だけかも。
これは笑える、若い時なら本当あるある(笑)
忘れたいけど、都合よく行かない。都合よく忘れると、また、同じ失敗してる。
愛ってやっぱり馬鹿だったぁぁ〜
設定と映像の色彩が良く。
シュールでアホな内容をファンタジーにしてくれる。不思議で可愛いおバカな2人の映画。
忘れたいこと忘れたくないこと。
ビョークのMVを手掛けていた人という認識だったが、風変わりなのを作ってきたと思ったら、カウフマンが脚本なのね。
つまらない映画の記憶は消せた方がいいのだろうか。いや素晴らしい映画の記憶を消せた方が、またその素晴らしさを味わえるからいいのかな。いやいやまたその映画を観る気になる保証なんてないし。いやいや観るべき映画は何があろうと観ることになるのかも。それでもこれまでみてきた映画の記憶が今の自分自身を形作っているので、どんな映画の記憶でもなくさない方がいいのか。本当に嫌な記憶は自然と忘れようとするようだが。
ジム・キャリーは最初ジム・キャリーと分からなくて、みたことあるけど誰だっけと思ったけど、いつものイメージと全く違う役柄で、素晴らしかった。ウィンスレットが作品ごとにいろいろな顔を見せるのは標準仕様。
記憶に有りません❓‼️
観たら、何度も観ていることに気づいた。
今回も、何も印象に残らない。
なので、また、観てしまう、のかもしれない。
記憶を消しても、惹かれ合う、恋人の物語です。
ああー、もう、忘れそうだ。
全85件中、1~20件目を表示