劇場公開日 2007年2月17日

ドリームガールズ : インタビュー

2007年2月16日更新

ビヨンセ・ノウルズ インタビュー
「演技ができるということを証明しないでやめるわけにはいなかいわ」

(聞き手:森山京子)

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ビヨンセが「ドリームガールズ」への出演を熱望したのは、「私が演技もできることを証明する絶好の機会だったから」だと言う。

「今まで出た映画は、ビヨンセがそのまま出ているという感じで、ちゃんとキャラクターを演じていなかった。そんな中途半端な仕事じゃイヤなの。私は一度始めたことは最後までやり通すたちなのよ。演技ができるということを証明しないでやめるわけにはいかないわ。だから、オーディションをやるといわれて、完璧な用意して、私が本気になっているってことを猛烈アピールしたの」

ダイアナ・ロスをモデルに 役作りに挑んだビヨンセ
ダイアナ・ロスをモデルに 役作りに挑んだビヨンセ

ビヨンセが演じたディーナは、ダイアナ・ロスをイメージしたキャラクターとあって、映画が進むに連れて、メイクや歌い方がダイアナそっくりになっていく。

「ディーナは、夫でありマネージャーでもあるカーティスの操り人形になってしまう弱い人間なの。でも、本物のダイアナはもっと自分を持った強い人だと思うわ。もちろん私もよ。だからディーナを演じるためには自分のすべてを押さえなくちゃいけなかった。6カ月もの間、自分とは違う人間になりきって、演技だけに集中していたの」

そんな努力にも関わらず、エフィー役のジェニファー・ハドソンに場面をさらわれる形になったのは気の毒だ。

「私もジェニファーは凄いと思うわ。初めての映画でよくあそこまでできたと思う。もちろん私の仕事にも満足しているわ。結果的に主役に見えなくても構わない。ギャラだってたいしてもらっていないけど(爆笑)、気にしないわ。演技に熱中して、この素晴らしい映画の一部になれたことを誇りに思っているわ」

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