劇場公開日 2006年11月18日

プラダを着た悪魔のレビュー・感想・評価

全307件中、41~60件目を表示

4.0一見ファッション映画

2024年2月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
6k9k

3.0悪魔との契約

2024年2月24日
PCから投稿

旧作なのにネットフリックスの映画ランキングに入っていたので見た。

ジャーナリスト志望だったアンディ(ハサウェイ)がファッション雑誌“ランウェイ”のアシスタントとして雇われ編集長ミランダ(ストリープ)からさんざんな扱いをうけることと並行して恋愛面で気移りがあったりの所謂トレンディドラマが展開する。

すでにひと昔で、まだスマホがない。横柄さにも容赦がない。悪魔とは言えどもハラスメントに介意するこんにち的には上役の傲慢を描くならもっと釈明をつけるだろうと思う。

典型的なロマンチックコメディで、アンハサウェイ&メリルストリープとファッション業界が組み合わさりキラキラした絵になっていたが個人的には彼女らが何をしているのかさっぱりわからなかった。笑

劇中ミランダがファッションのトリクルダウン効果の説明をする長いセリフがある。このシーンは「セルリアンセーターのスピーチ」と呼ばれ映画の白眉に位置づけられている──とwikipediaのThe Devil Wears Prada (film)に書かれていたが、ミランダのセリフからは言いたいことがわかりにくかった。ただしトリクルダウン効果の説明を見てセリフの意味がわかった。

『それは、ファッションは社会の上流階級から下層階級へと垂直に流れ、それぞれの社会階級はより高い社会階級から影響を受けるというものである。この拡散のダイナミズムを後押しするのは、相反する二つの原理である。下位の社会集団は、上位の社会集団のファッションを模倣して取り入れることで新しい地位を確立しようとし、上位の社会集団は、自分たちを差別化するために新しいファッションを取り入れることでそれに応えようとする。このことが無限の変化のサイクルを引き起こし、絶え間ない革新のプロセスの中でファッションを前進させるのである。
このようなダイナミズムのため、当初は、ある製品は非常に高価で、裕福な人しか買えないかもしれない。しかし時間の経過とともに、一般大衆が購入できるほど安価になるまで、価格は下がっていく。』
(wikipedia、Trickle-down effectより)

なるほど!

ミランダはアンディの着たダサいセルリアン(そら色)のセーターを見て、ファッションとは無関係と思っているセーターがじっさいにはモードの中心地からでてきたものであること(トリクルダウン効果)を説き明かし、ファッション業界を軽視するアンディを諫めたのだった。

しかし思うにトリクルダウン効果やファッション業界における原動力は「蔑視」である。

いみじくも『下位の社会集団は、上位の社会集団のファッションを模倣して取り入れることで新しい地位を確立しようとし、上位の社会集団は、自分たちを差別化するために新しいファッションを取り入れることでそれに応えようとする。』とある通り、服装(見た目)から上位や下位を判じたり、差別化のためにファッションに執心するのはそれによって値踏みされるからに他ならない。

着衣で判断する業界の上役が傲慢なのも合理であり、すなわちプラダを着た悪魔はファッションにたずさわる人間の選民意識が表徴されている──と思えるところがあった。
結局、悪魔とはミランダに対する悪言ではなく、むしろ弁護になっていて、尊大さを決して悪びれないミランダを悪魔だから当然──と開き直らせている。
パワハラとしてカウントされる言動を悪魔だからと弁解した映画だったように思うが、アンディがミランダに魂を売ってしまわなかった(悪魔になりきれなかった)ことが道徳的判断になってタイトルがさらに生きた。

エミリーブラントがいい。
ブラントの来歴を見ると世界的ブレイクのきっかけがプラダを着た悪魔──となっていて、シーンスティーラーと目されたばかりでなく、ストリープは撮影後にブラントを「おそらくこれまで一緒に仕事をした中で最高の若手女優」と評したそうだ。

確かに顧みるとアンハサウェイはわりあいどこでも同じアンハサウェイだがエミリーブラントはいつもちがうエミリーブラントである。いずれも本作より後だが器用さを見込まれFull Metal BitchにもFBI捜査官にもメリーポピンズにもなれる。ここでもぴったりな先輩らしさでアイシャドウ同様に濃い印象だった。

imdb6.9、RottenTomatoes75%と76%。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
津次郎

4.0観客を非日常に導くのが上手かった!!

2024年2月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

4.0ビジネスとロマンス

2024年2月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

ドキドキ

カワイイ

アンディが有能な秘書に成長する過程で、
アンディの彼氏が 浮気せずに
一途にアンディを想うところが
今作の最大の良かったポイント。
あとから そのことを考えると、
じわじわと感動します。

ハリーポッター新作の
未発表の原稿が
手に入ることに驚きました。

アン・ハサウェイの
青いセーター姿も
かなり好きです、個人的に。

キャリアウーマンの
家庭や子供の問題について
考えさせられます。

ー-- 追記(2025.7.8) ー--
今、“日本人ファースト”の ある党が
具体的に少子化対策の案を出しています。
是非とも 将来は日本人を増やして
人類の発展に繋げていただきたい!

コメントする 3件)
共感した! 17件)
Don-chan

3.5アンハサウェイが可愛い。 同じ主演作なら、マイインターンのほうが好...

2024年2月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

アンハサウェイが可愛い。
同じ主演作なら、マイインターンのほうが好き。
脚本というより衣装を見るような作品。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
せーじ

3.0何がしたいのか

2024年2月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
ジャーニー

4.0ファッション

2024年2月12日
スマートフォンから投稿

自分にとって何が最も大事なのか考えさせられる映画

コメントする (0件)
共感した! 0件)
いぶき

3.0◇女の職場でのサバイバルメソッド

2024年2月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

 完璧主義者が率いる職場、張り詰めた空気、多様な重いストレスが次々と生まれ出て、視界のやや上から大きな暗雲が静かに垂れ込めるようにどんよりと伸し掛かってきます。ましてや、その統率者が威圧的で、尚且つ気分屋気質の女性であったりすれば、もはや悲劇の舞台設定は充分過ぎて、職場では呼吸さえ儘ならない事になるでしょう。

 舞台となるファッション業界の構成要素は何でしょうか?感性、センス、トレンドなどもっともらしい記号を用いて装飾されたもの。一方で、スペックの違いとか技術力の差など、客観的に優劣を数値化出来ない究極相対主義の世界。突き詰めて言えば、勝者とはどれだけ「言い切れるか」という価値観、ブランドという信仰的なものの上に成り立つ砂上の楼閣。ハッタリ上等な危ういヒエラルキーです。

 そんな不安定な人間模様、ピリピリと張り詰めた空気などを、小気味良いテンポで描き出される業界背景。過度に誇張された悪魔👿が物語を支配しています。アナ・ウィンター #AnnaWintour という実在する人物、アメリカ版『ヴォーグ』の編集長をモデルにしているようです。

 悪魔に対抗する手段はシンパシー、悪魔を哀れむ歌です。恐れを同情に変えて取り入っていく手段。やがて年齢差こそあれども女同士の友情さえ生まれていきます。専制君主が支配する環境でのサバイバルメソッドを興味深く体験できる楽しい物語でした。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
私の右手は左利き

3.5評判の映画だけある!

2024年2月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

アン・ハサウェイってなんであんなに大きな瞳なの!?ってのが第一印象。男ならば、アン・ハサウェイことアンドレア・サックス(役名)に惚れちゃうよ。あの彼氏がうらやましい。

映画的な題材としてどこにでもありそうな脚本だけど、ちゃんとハッピーエンドにしてくれてちょっとひと安心。そういう意味で安心してみられる映画。米アカデミー賞でメリル・ストリープがこの映画で主演女優を受賞しているみたいだけど、納得。もっとも、アン・ハサウェイがいたからこそ、なお引き立ったってこともあるかもしれない。

映画館で見てたら、観終わった後に、ハッピーな気持ちで映画館を後に出来たんじゃないかなぁ。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
しの

5.0プラウ♥を着た天使さ!

2024年2月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 4件)
マサシ

4.0共感はしないけど楽しい映画

2024年1月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
ししがみ

4.0限られた時間の中で

2024年1月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
szmushi

4.0繰り返しみたくなる!

2024年1月17日
iPhoneアプリから投稿

この映画を最初に見た時はブランドサイボーグの美男美女があまりに輝きすぎて、最初はストーリーよりもそちらに意識を取られてしまった。

職種を超えて、本気で仕事と向き合った人ならだれもがぶつかる壁をまさに悪魔的に描いてはいるが

厳しい上司にもストーリーがあり
その他のみんなも、それぞれの思いの中で仕事をしていて その中は人は学び、成長する。

終盤のミランダの微笑みには、それはそれは奥深い思いがあるように見えた

単なるお洒落な映画にとどまらない魅力がある

コメントする (0件)
共感した! 0件)
BIGGIE

4.0普遍的な出会いと別れ。

2024年1月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

幸せ

41歳のオジサンで(なぜ今更見たんだろう)出てる人達が着てる服装なんかビタイチわかりませんでしたがしっかり楽しめて後味の良い作品。

アンディとミランダは要するに2人とも真面目なのだ。仕事に一生懸命で、夢中になると周りを顧みない。ただ、純粋まっすぐでまだまだ若いアンディに対してミランダは熟練の妖怪で、自分の立場を守るためには長年の部下を騙すことも厭わない。外から見ると真逆に見える2人が出会い、通じ合い、価値観の違いで別れる。けれど認め合う部分は変わらない。これってすごく普遍的なストーリーで、そこを丁寧に描き切っているからこそオジサンにも刺さるようになっているんだなと思う。

ファッション業界を描いているにも関わらず青いセーターのくだり、努力じゃなくてグチのくだりなど、何も知らない人にもとても腑に落ちる一節が作られており見てて「ここは一旦耳閉じとくか」という場面がない。ガッバーナのスペルが分からないくだり、ああこれならオジサンにもよくわかる笑。BTTFのカルバンクラインのくだり並みの分かりやすさ。普遍性っていうのはこう言う感覚のちょうど良さなんだよなって思う。

もちろんですが、細かいことがわからなくてもアンハサウェイのモードファッションとても素敵でしたし、オープニングのシーケンスのワクワク感など、見ていて心地のいいシーンばかり。見てないオジサンがいるとしたら、オススメですよ笑!

コメントする (0件)
共感した! 5件)
BD

5.0イントロから名作の予感しかしない映画

2024年1月12日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
大学生1

4.0感想メモ

2024年1月5日
スマートフォンから投稿

泣ける

楽しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
ヒラめ

3.0見た。

2023年12月31日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
プライア

4.0まるでSATC!でも可愛くて良かった

2023年12月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

観よう観ようと何度トライしたことか!

決してこの映画がつまらないというんではなくて!これを見ようとするときは毎回疲れているからか寝てしまうので、今日も寝るために再生しましたらなんと最後まで観れちゃったよ記念日

困ったとき相談できる誰かがいることってとても大事ですね
若い頃に観たらアンハサウェイ目線だったろうなぁ
すっかりメリルストリープ目線だ
すごい演技力👀

やっと観ることができてよかったです!
おもしろかったです

コメントする (0件)
共感した! 2件)
映画鑑賞初級

4.0仕事、ファッション、恋..超かわいいアン・ハサウェイが成長する素敵な女性を演じる

2023年12月21日
PCから投稿

笑える

楽しい

幸せ

主人公アンディは、ファッション業界に多大な影響力を誇る編集長で、鬼上司であるミランダ(メリル・ストリープ)のもとで秘書として働くことになります。

ミランダの無茶な要求に必死にこたえていき、最初はぐちゃぐちゃだったけれど、徐々にミランダの期待に応え、そして先回りして期待以上の対応をできるように成長していきます。
ハードワークしながら成長してこんな仕事ができる女性になりたいと励みになります。いっぽう編集長のミランダも、秘書に無茶なプライベートの要求までするのは横暴ではありますが、その半端ない仕事のプライドやこだわりもかっこいいです。

仕事が充実するアンディは、ファッションの着こなしも、仕事ぶりも、まわりに徐々に認められ、仕事に夢中になっていきます。プライベートの時間でも電話がなったら飛んでいきます。でもそんな姿に周りの友人や恋人とのすれ違いも生まれてくるのです。
私の実体験からもとても共感できる部分がたくさんありました。自分が大きく成長するからこそ、どうしても今までのまわりの人間とはすれ違いが生まれてしまうのだと思います。

そして転機が訪れます。ミランダをめぐる人事で、信頼している部下を蹴落とすような真似をみて、アンディは我に返ります。今のファッションの仕事に没頭していて自分自身も充実しているけれども、やりたかったことはジャーナリストになること。そして突如、ミランダに別れを告げることになります。
この最後のほうの展開に戸惑いそうになりますが、結局はお互いを認め合い、アンディは次の道が開けていったんだろうと思いました。少し考えさせられました。

そして、映画を楽しめるもうひとつの面として、アンディ(アン・ハサウェイ)がとにかくかわいい!街をさっそうと歩く、お洒落でかわいいアン・ハサウェイが次々とコーデを変えるのを見るのはそれだけでテンションが上がります。

まとめると、仕事ぶり、ファッション、人間関係の築きかた、すべてで素敵な女性として主人公に憧れるし、自分もがんばろうと励みになる作品です。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
飯田亜美

4.5冷徹なプロフェッショナルと対峙することで定まったアン・ハサウェイのしっかりとした生き方

2023年11月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 18件)
Kazu Ann