「今までに何人もがこの仕事を辞めていた。 ファッションにはまったく興味なかったアンドレア。 本来の目的である「文芸誌での仕事」への足がかりとして、 ミランダの悪魔のような要求に耐えて、成長していった。」プラダを着た悪魔 ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
今までに何人もがこの仕事を辞めていた。 ファッションにはまったく興味なかったアンドレア。 本来の目的である「文芸誌での仕事」への足がかりとして、 ミランダの悪魔のような要求に耐えて、成長していった。
動画配信で映画「プラダを着た悪魔」を見た。
2006年製作/110分/アメリカ
原題または英題:The Devil Wears Prada
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:2006年11月18日
メリル・ストリープ57才
アン・ハサウェイ24才
エミリー・ブラント23才
スタンリー・トゥッチ
『プラダを着た悪魔』は、2003年の米国の小説。
主人公の姿が同世代の女性から支持を受け、ベストセラーとなった。
27か国語に翻訳されている。
劇中の雑誌「ランウェイ」は実際は「ヴォーグで、
小説の作者も編集長アシスタントをしていた経歴がある。
メリル・ストリープが演じた役はアナ・ウィンターがモデルとされている。
興行収入は1億2000万ドルを越えた。
ジャーナリストを目指すために田舎からニューヨークへとやってきたアンドレア
は、なぜか幸運にも世界中の何百万人の女性の憧れの、ファッション雑誌『ランウェイ』の
ファッション業界に絶大な影響力を誇る、ミランダの第二アシスタントとなった。
ミランダは自身の私生活や、
自分の身の回りの世話までもをアシスタントに押し付けるなどの
横暴を繰り返す最悪の上司だった。
今までに何人もがこの仕事を辞めていた。
ファッションにはまったく興味なかったアンドレア。
本来の目的である「文芸誌での仕事」への足がかりとして、
ミランダの悪魔のような要求に耐えて、成長していった。
そしてアンドレアは、
ファッションとアシスタントの仕事の面白さに目覚めていった。
エミリー・チャールトンのキャストがエミリー・ブラントだとは
なかなか気づけなかった。
終劇10分前にアンドレアがミランダの秘書の職を辞したのは、
個人的には理解(共感)できなかった。
単純にもったいないからだ。
ラストシーンで、アンドレアがミランダと再会した場面はとてもよかった。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。