「何事にも一生懸命…」プラダを着た悪魔 KEIさんの映画レビュー(感想・評価)
何事にも一生懸命…
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ファッションに全く興味のなかったジャーナリスト志望の女性が仕事に夢中になるにつれ、次第にボスの信頼を獲得するが、恋人や友人達の心から離れてしまう。仕事のみに生きるボスの厳しさに自分を見つめ直し、再び自分らしさを取り戻し、夢を追う姿を描いている。アン・ハサウェイが洗練されていく様は輝いている。ファッションの仕事というよりかはボスの雑用に振り回される秘書という感じはしたが、彼女の望むジャーナリストとは違う。何事も集中し、一生懸命やると、やはりどこかは蔑ろになる。彼女の場合は恋人や友人、そして自分の信念。ただ、それに気付き、再び立ち戻ったときは恋人や友人も戻って来る。それはそれまでの彼女の一生懸命な人柄が分かっているから。爽やかなサクセスストーリーだった。
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