アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし

劇場公開日:2026年1月16日

解説・あらすじ

誰もが知る童話「シンデレラ」をモチーフに、ノルウェーの新鋭監督が描くゴシック・ボディホラー。「シンデレラ」では主人公をいじめる意地悪な義姉妹のひとりを主人公に据え、王子の妃に選ばれるため想像を絶する痛みと恐怖を伴う身体改造を施す姿を通して、暴走する美への執着と狂気を描く。

スウェランディア王国のユリアン王子は、すべての淑女の憧れの的。母レベッカの再婚でこの国にやってきたエルヴィラもまた、王子の花嫁になることを夢見ていた。新しい家族となった義妹アグネスは美しい女性だが、一方のエルヴィラは矯正器具に覆われた口元、ふくよかな体形、こじんまりとした鼻、つぶらな瞳という控えめな容姿だった。そんな中、アグネスの父が急逝したことで事態は一変。レベッカはアグネスを貶め、エルヴィラを王子の花嫁にするため、手段を選ばず彼女に美を施していく。やがて、王子の花嫁候補を集めた舞踏会が開かれるが……。

主人公エルヴィラを演じるのは、ノルウェーのモデルで俳優のリア・マイレン。監督は、本作で長編デビューを果たしたエミリア・ブリックフェルト。第98回アカデミー賞でメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされた。

2025年製作/109分/R15+/ノルウェー・デンマーク・ポーランド・スウェーデン合作
原題または英題:Den stygge stesøsteren
配給:スターキャットアルバトロス・フィルム
劇場公開日:2026年1月16日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第98回 アカデミー賞(2026年)

ノミネート

メイクアップ&ヘアスタイリング賞  
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(C)Mer Film / Lava Films / Zentropa Sweden / MOTOR / Film i Väst / Mediefondet Zefyr / EC1 Łódź 2025

映画レビュー

4.0 女性監督によるボディホラーの快作がまた一つ

2026年1月22日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

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高森郁哉

未評価 『サブスタンス』とは全くの別物

2026年1月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 ディズニーを始めこれまでは意地悪とされた義姉の側からシンデレラ物語を描いたお話です。そもそもグリム童話版のシンデレラは、かなりエグい話なのだそうですが、そのカラーを忠実に表したとも言えます。舞踏会で王子様に見初められるべく、姉は強烈な整形手術を繰り返し、痩せる為にサナダムシを飲み込んだりまでするのです。

 2025年に上映される映画なのですが、そこにはルッキズムや白馬の王子様願望への物語に対する批評性も感じられません。ルッキズムやエイジズムを強烈なホラー映像で揶揄した『サブスタンス』と並べて評する人も居られるようですが、とんでもない。僕にはB級ホラーでしかありませんでした。何でこんな安易な映画を撮ったのかな。

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La Strada

4.0 気持ちの悪いシンデレラ

2026年1月25日
iPhoneアプリから投稿

とにかく気持ちが悪い映画だ。悪い意味ではなく、その不快さこそが本作の最大の売りであり、狙いでもある。グロテスクな描写が好きな人であれば、期待を裏切られることはないだろう。「まさか、そこは見せないだろう」と思うような場面を、本作は一切ためらわず、そのまま提示してくる。

序盤から分かりやすく仕込まれた伏線は、繰り返し画面に現れては観客の意識を刺激し続ける。いつ来るのか、いつやるのかと焦らされる時間が長く、その緊張が積み重なった末に、ラストでは期待通り、あるいは期待以上にしっかりと「気持ち悪い」結末が用意されている。

ストーリー自体も、腰を据えて観れば十分に面白い構造をしているはずだ。しかしあまりにも視覚的な不快感が強烈で、物語を追う意識がそちらに引っ張られてしまう。気持ち悪さが物語を覆い隠してしまうほど徹底されている点も、本作の振り切れた姿勢だと言える。

好き嫌いははっきり分かれるだろうが、「不快であること」を一切ごまかさず、最後まで貫いたその態度は、ホラーとして非常に潔い作品だった。

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画面の旅人