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美醜と狂気の地獄絵巻…シンデレラの義姉妹が主人公 ルッキズムを風刺「アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし」1月16日公開

2025年10月17日 07:00

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© Mer Film / Lava Films / Zentropa Sweden / MOTOR / Film i Väst / Mediefondet Zefyr / EC1 Łódź 2025

童話「シンデレラ」をモチーフにした北欧発のゴシック・ボディホラー映画「The Ugly Stepsister」(英題)が、「アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし」の邦題で、2026年1月16日公開される。日本版予告編、キービジュアル、場面写真が披露された。

シンデレラ」に登場する意地悪で醜い義姉妹の一人を主人公にした本作は、招待された憧れの王子様の舞踏会で妃に選ばれるため、想像を絶するほどの恐怖や痛みを伴う身体改造に挑み、その暴走する美への執着と狂気のさまを、現代にも通じる滑稽で皮肉なルッキズム風刺をまとって描くボディホラー作品だ。

主人公のエルヴィラを演じるのは、子役としてキャリアをスタートさせ、モデルとしても活躍するリア・マイレン。本作が長編映画デビューとなるエミリア・ブリックフェルト監督は、デヴィット・クローネンバーグ監督から強い影響とインスピレーションを受け、美に囚われた女性たちのおぞましいフェアリーテイルを完成させた。そして、第41回サンダンス映画祭ミッドナイト部門でプレミア上映されるとグロテスク描写で退出者続出という衝撃的な幕開けを飾り、第29回富川ファンタスティック国際映画祭ではグランプリと観客賞を受賞。そして、今年の第58回シッチェス・カタロニア国際映画祭のコンペティション部門へノミネートされている。

画像2© Mer Film / Lava Films / Zentropa Sweden / MOTOR / Film i Väst / Mediefondet Zefyr / EC1 Łódź 2025

スウェランディア王国のユリアン王子(イサーク・カムロート)は、淑女たちの憧れの存在。彼と結婚するために、彼女たちは日々努力を重ね、美しさに磨きをかける。エルヴィラ(リア・マイレン)は、母レベッカ(アーネ・ダール・トルプ)の再婚のために妹アルマ(フロー・ファゲーリ)とこの王国へとやってきた。ユリアン王子の花嫁になることを夢見ながら・・・。新しい家族となる義姉妹のアグネス(テア・ソフィー・ロック・ネス)は、家柄に恵まれたとても美しい女性。一方、エルヴィラは矯正器具に覆われた口元、ふくよかな体形、こじんまりとした鼻、つぶらな。しかし、アグネスの父が急逝したことで事態は一変する。レベッカはアグネスを貶め、エルヴィラを国王の花嫁にするため手段を選ばずに美を施してゆく。そんななか、ユリアン王子の花嫁候補を集めた舞踏会が開かれることになるが――。

予告編では、目を奪われるショッキングピンクの画面に誰もが一度は感じたことがあるネガティブな問いが投げかけられる。「あなたは感じたことありますか?自分は劣等で、無価値で、臆病で、孤独で、愛されず、醜いと。醜いと。醜いと」。華やかなドレスと自信に満ちた笑顔で踊る女性たちとは裏腹に、引きつった笑顔を浮かべ、家族からも嘲笑され、鏡の前で自分の容姿の現実に表情が暗くなるエルヴィラは、突然届いた舞踏会の招待状に喜びの叫び声をあげる。しかし、エルヴィラ同様に王子を射止めることを切望する母の勧めで、美しくなるための狂気の身体改造の世界に足を踏み入れていく。中世ヨーロッパの美しい自然とお屋敷を舞台に、義姉妹の血に染まった残酷な舞踏会が始まる――。

1月16日から、新宿ピカデリーほかにて全国公開。

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