デイ・アフター・トゥモローのレビュー・感想・評価
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ラストに向けてしらーっと
ローランド監督の破壊の描写は迫力ありますね。大規模な自然災害と人の混乱、建物の破壊、群集心理など、原因が一つでも、それから発生する問題は連鎖的に拡大していく訳ですから、つまりここが演出のメインであり、作品のスリルを与えている要素になってる訳です。
そしてストーリー展開は、図書館非難・恋愛・家族…と単純明快で、突如伏線なしに起こるハプニングにはある意味驚きます(しかし、このような映画に内容を期待してはダメです)。
エメリッヒが自然の驚異に立ち向かうw
エメリッヒの映画は、インデペンデンスにしろ、ゴジラにしろ、
総合的に好きな方なんだけど、今回のデイアフタートゥモローはちょいと違ってました。
なぜなら日本に大寒波が来る前日に見ちまったんで、そのリアルさは相当でした。
映画見てリアルに怖くなったってのは久々で、
それだけリアルにできてたってことなんでしょう。
ストーリー展開はこれまでの形とあまり変わんないんですが、
今回は相手が自然、それも氷河期をもたらす大寒波ときたから、
対抗手段ないんで、とにかく外に出ず暖を取れ、
という古気象学の権威のジャック・パパの仰せをちゃんと守って、
天才少年サム君が愛する彼女も守って、公立図書館で一生懸命暖を取る、ってストーリー。
そういう意味でこれまでのように、
宇宙人や怪獣に戦いを挑んできたストーリーとは違って淡々と展開するのです。
しかしながら、ニューヨークに襲ってきた津波やその後に唐突に(でも伏線だったけど)
図書館まで流れてくる大型タンカーのあたりは、スマトラ沖地震の脅威を彷彿とさせます。
とにかくリアルな映画でした。
見た時期もリアルさをましてしまった。ホント怖い世の中です。
ただ、唯一笑えるのは東京都千代田区の風景、
もろプレードランナーに出てくるうどん屋のシーンで、
ありえねえアジアンな日本が描かれてました
地球、自然の怖さを感じつつ、
デニスクエイドが好きな私には印象的な映画。
地球がこんな危機に直面したら・・・という恐怖と家族愛、
ハラハラドキドキしながらも、最後は良かったねーとホッとして優しい涙が落ちる、そんな映画でした。
地球の危機を感じます。
地球温暖化により異常気象発生。世界が氷河期へと変わる人類滅亡を描いた映画。
冒頭からまるでジョーズのテーマが聞こえて来るかのように、何か起こる、何かが起こる・・と予感させる。
竜巻が起こり、氷が空から落ちてくる。大雨が洪水へ。いつしか街はのみ込まれ水中へ沈む。無人の大型客船が街のど真ん中へ流れ着く。
文明が進む一方、地球の自然を破壊し、環境を崩壊させた愚かな人間たちへの自然からの報復である。まるで、人類の恐るべき進化に歯止めをかけるかのように。溶けた氷河が氷水となり全てを流し凍らせてしまった。
遥か昔、いつか天に届くと人間はバベルの塔を建てた。しかし神は人間の傲慢さに怒り、人々を言語とともに世界へ散り散りにした。
人間は決して自然に逆らうことができないのだ。
冒頭の嫌な予感を的中させ、観客の心理的緊張と圧力を山場に見事爆発させ、ラストまで、恐怖心は消えることがなかった。
現代人へ警鐘を鳴らす作品であった。
脅威!
突然襲って来る大災害のなか、家族や知人の安否を
心配しながら生還していく家族愛を中心に描いた物語。
地球温暖化が進む中、現実に起こり得るかもしれない
地球の破滅、人類の破滅を予想させるシュミレーション映画だと思います。
実際に2029年頃には、低確率であるが”地球にぶつかるかもしれない”と
いわれる彗星が発見されたとか聞きました!(たぶん)
生き残るために何をするべきか真剣に考える時代なのかも・・・。
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