デイ・アフター・トゥモローのレビュー・感想・評価
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地球環境問題と向き合えるSFパニック映画です
大好物な終末
地球温暖化の影響で竜巻、津波と寒波に襲われる地球。 特に対策がある...
雪原のニューヨーク
お疲れ様でした
お父さん、お疲れ様でした。
猛暑日にピッタリの映画でした。
地球温暖化はリアルに怖いですね。
海岸近くに住む友人から
どんどん砂浜がなくなってるよ~。
なんて聞くと他人事じゃない💦
ストーリー、主人公が幸せになる展開。
もっともっと助かる人が多いお話でも良かった様な💦💦💦
昨今のコロナ感染騒動が重なる。
本家・異常気象
BSでやっていたので久しぶりに観なおした。本作以降、異常気象ものが乱作され多くはB級の駄作だったので本家はどうだったかの興味もあった。流石、破壊王エメリッヒ監督、ディザスターを撮らしたらそつが無い。B級映画とは予算が決定的に違うのでVFXの差を言うのは気の毒だろう、本作の上手いところは繋ぎ方、主人公の動線に加え、前線の観測所、妻の病院、ホワイトハウス、息子のいるNY図書館、メキシコ国境などをさながらTVの実況中継のように視点を散らして間延びさせないところだろう、衛星からの俯瞰と言うのも現代らしい。
温暖化で氷河期到来とは意外だが、原因とされる大西洋子午面循環(AMOC)海流の変化がヨーロッパに小氷河期程度の気温低下をもたらすのは事実らしい、気候変動の連鎖は複雑だから異常気象が起きても不思議はないが気象学的真贋論争は置いておきましょう。
脱線ですが二度見なのでデニス・クエイドがハリソンフォードに似ているなとか、息子のことになると理性を失い過ぎ、あえて貧弱装備で危うさ感を演出はわかりますが八甲田山のような強行軍で同僚まで巻き添えは遺憾でしょう、ヘリは無理でも雪上車程度は使って欲しい。東宝特撮の東京タワーではありませんが自由の女神も狙われるのですね・・、なんてしょうもない余裕で結構楽しめました。
氷結
"日曜洋画劇場" で鑑賞(地上波初放送)。
人類を滅亡寸前まで陥れることに関しては一定の評価があるローランド・エメリッヒ監督が、実際の科学的予測と最新の理論を駆使して、現代に氷河期が到来する様を描いたディザスター・パニック・エンターテインメント。
地球温暖化が何故氷河期の引き金になるんだろうと頭を捻りましたが、観て納得しました。なるほどそう云うことか。
これほど急激では無いにしろ、いつかは訪れることと考えると、文字通り背筋が凍りつくような恐怖を覚えました。
日本には大粒の雹が降り注ぎ大都市は津波に呑み込まれ、ニューヨークは竜巻と大寒波で自由の女神まで凍りつく始末。
取り残された息子たちを救出するため、気候学者の父親がニューヨークを目指すシーンにハラハラ。トラブルにドキドキ。
未曾有の出来事が起きた時、頼れるのは己の知恵と勇気、そして何より家族や仲間との絆なのかもしれないと思いました。
[余談]
本作で触れられている理論に基づくと過去にも氷河期はあったし、別にそれが異常事態ではなくて地球に組み込まれたメカニズムの一環だとしたら、現在問題となっている地球温暖化も加速要因は人類の環境破壊かもしれませんが、これもメカニズムのひとつなのではないでしょうか。環境破壊したから温暖化したんじゃなくて、温暖化になって来ているところに環境破壊を行ってしまった。すみません、戯れ言です。
※修正(2023/11/07)
凍てつく氷の世界と戦う
映像は凄いですが…。
単なる娯楽大作に終わらず、何かしらの問題意識を植え付けることができた作品こそ名作
流石はエメリッヒ監督
パニック映画の作り方を心得てます
当代随一でしょう
何かしらの大災害、予知者への無理解、大災害の孤立者と救援、友人と同僚との友情と自己犠牲、家族愛と過去の軋轢への許し、大団円
テンプレートに嵌め込んだかのようにツボを押さえており外しません
これ誉め言葉ですので念の為
映画はつきつめれば娯楽なんですから、独りよがりなメッセージだけを発しても誰も見なければ無意味です
それは学術用の教材に過ぎません
本作の様に出来るだけ多くの人々に興味と問題意識を持ってもらう題材を取り上げる
それもこのような娯楽大作のひとつの役目です
単なる娯楽だけに終始する作品にも名作は沢山あります
しかし、何かしらの問題意識を私達大衆に広く植え付けることができた作品こそ真に後世に残る名作といえるのではないでしょうか?
それゆえに本作は名作と言えると思います
もしかしたら後世では大変な名作として、あるいは予言の映画として高く評価されているかも知れません
東日本大震災は地震でしたが、大津波がNYを飲み込む映像はそのまま現実化しました
スーパーハリケーンカトリーナは米国の話でしたが、昨年は日本でも国際空港が使えなくなるような被害をもたらすものも出てきました
本作の様に本当に何十台もの車が吹き飛びました
本作の冒頭で予兆として出て来る災害はあらかた現実化してしまっているのです
そして本作から15年後の2019年の今北米は北極圏並みのかってない異常な低温の大寒波に見舞われているのです
映画の中がイマココになってしまっているこの恐怖
副大統領役の演技が素晴らしいです
彼が私たちの鏡です
温暖化対策を声高に叫ぶ人々や政治に結びつける人々には胡散臭さを感じて、あまり同調できないのですが、このままではいけないとその問題意識は確実に心に刻まれました
今こそ再評価されるべき映画と言えます
こんな日が来るかもしれない
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