「その時、どんな選択をするのか。。。」デイ・アフター・トゥモロー 中野祐治さんの映画レビュー(感想・評価)
その時、どんな選択をするのか。。。
昨今、テレビやSNSなどで「異常気象」というワードを耳にすることが増え、地球温暖化ということをイメージした時に思い浮かんだ本作。改めて鑑賞することに。
当時の最新のVFXを使った映像美が評判を得ていましたが、
竜巻や津波、寒波によってニューヨークが凍りついていく様子の表現力は今見ても顕在で大迫力でした。また、凍り付いた自由の女神の姿が人類の終焉を物語っているようで空気感が少し恐怖でもありました。
本作で私が最も印象に残った点は
「正しい情報を判断、選択する。そしてその選択ができる知識・経験を身につけていく」です。
他の意見や常識にとらわれることなく、何が正しいかを常に考え選択することは、
膨大な情報が流れ込んでくる現代では特に大切だと思います。そして自身を研磨し目線が変わっていくと、これまで想像もしない選択肢が見えてくると思います。
ちょっとわくわくしませんか??
(実際に私自身が多くの事業での経験や本などを通じて研磨してきた結果、
昔の自分ではこうは考えなかっただろうなってことが数多くあります。。。)
作品内で描かれている災害に近いことが現実化してしまっている現代。
改めて環境問題に関して真摯に向き合うこと。そして、飛び交う無数の情報から正しい情報を取捨選択する力をより身につけていきたいですね。
コメントする