「啓発的な映画」デイ・アフター・トゥモロー 鳥人間さんの映画レビュー(感想・評価)
啓発的な映画
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まずパニック映画として良かった
雹が爆弾みたいに降ってきてる中アホみたいに飛び出して死ぬ日本人、摂氏-100℃で飛びながら凍りつくヘリコプター、ニューヨークを呑み込み壊滅させた高さ30mはある高潮、なぜかNYの街中まで流されてきた大型船舶、すべてを凍らせる寒波からの逃走など面白いシーンがたくさんあった
特に好きなのは暖かい地を求めてメキシコに不法入国するアメリカ人たち
皮肉が効いてて良かった
ただそのパニック映画としての演出がSFとしては過剰に思えた
ストーリーの後半で主人公の気候学者が息子の安否確認のためにNYに向かう
彼が来たからどうなる訳でもない上に、その道中で仲間を一人失ってるわけで、散々吹雪の危険性を喧伝してきた主人公の行動としてはお粗末だったのではと思う
あとオオカミはいらなかったよね
序盤から割と多くのシーンを割いてた割にあっけなかったし、ストーリー上必要でもない
船に薬探しに行くだけだと地味な画だと思って付け加えたのかな
総評としてそこそこ面白いし啓発的な良い映画だと思う
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