「氷結」デイ・アフター・トゥモロー しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
氷結
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"日曜洋画劇場" で鑑賞(地上波初放送)。
人類を滅亡寸前まで陥れることに関しては一定の評価があるローランド・エメリッヒ監督が、実際の科学的予測と最新の理論を駆使して、現代に氷河期が到来する様を描いたディザスター・パニック・エンターテインメント。
地球温暖化が何故氷河期の引き金になるんだろうと頭を捻りましたが、観て納得しました。なるほどそう云うことか。
これほど急激では無いにしろ、いつかは訪れることと考えると、文字通り背筋が凍りつくような恐怖を覚えました。
日本には大粒の雹が降り注ぎ大都市は津波に呑み込まれ、ニューヨークは竜巻と大寒波で自由の女神まで凍りつく始末。
取り残された息子たちを救出するため、気候学者の父親がニューヨークを目指すシーンにハラハラ。トラブルにドキドキ。
未曾有の出来事が起きた時、頼れるのは己の知恵と勇気、そして何より家族や仲間との絆なのかもしれないと思いました。
[余談]
本作で触れられている理論に基づくと過去にも氷河期はあったし、別にそれが異常事態ではなくて地球に組み込まれたメカニズムの一環だとしたら、現在問題となっている地球温暖化も加速要因は人類の環境破壊かもしれませんが、これもメカニズムのひとつなのではないでしょうか。環境破壊したから温暖化したんじゃなくて、温暖化になって来ているところに環境破壊を行ってしまった。すみません、戯れ言です。
※修正(2023/11/07)
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