シェルビー・オークスのレビュー・感想・評価
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またこれ系か
2025年劇場鑑賞351本目。
エンドロール後映像無し。音声有り。
最初POV系かな、と思っていたら途中から俯瞰になって一安心。POVは画面酔いするからあんまり好きじゃないんですよね。
オチはいつものやつという感じなのもあるのですが、とにかく怖くない。それは主人公が1人で動いているから。同じ場所に2人以上でいかないと、絶対主人公は途中で死なないのが分かっているから緊迫感がありません。同じ場所じゃなくても、同じ時間並行して複数の人物のシーンがあるのでもいいのですが・・・。この映画と一緒、というわけでもないけだ、斬新だな、とも思えない作品でした。
冒頭のドキュメンタリーの中に、とある重要人物が映り込んでいたのだが、どれぐらいの人が気づけたんだろうか
2025.12.15 字幕 MOVIX京都
2024年のアメリカ映画(91分、PG12)
行方不明の妹を探す姉を描いたホラー映画
監督&脚本はクリス・スタックマン
原題の『Shelby Oaks』は映画に登場する地名のこと
物語の舞台は、アメリカ・オハイオ州シェルビー・オークス近辺
12年前の2008年から妹のライリー(サラ・ダーン、幼少期:Sloane Burkett)の行方を探し続けてきた姉のミア(カミール・サリヴァン、幼少期:Brenna Sherman)は、あるドキュメンタリー映画の撮影に加わっていた
ドキュメンタリー作家ジャネット(エミリー・ベネット)の指示のもと、インタビューなどをこなしていくミアだったが、一連の動きに関して彼女の夫ロバート(ブレンダン・セクストン3世)は快くは思っていなかった
ミアは動画配信者だったライリーの側面を語りつつ、彼女が配信してきた映像を組み込んだり、それらに対するネットの反応などと関わっていくことになった
ミアは妹との幼少期の映像を提供したり、色んな話をして、映像がいつか妹の発見の役に立つと信じて疑わなかった
映画は、冒頭20分ほどがミアが関わったドキュメンタリーの制作中の動画となっていて、その撮影が一段落した段階にて現実パートへと入っていく
そのパートにて、彼女の家にある男が訪ねて来て、そこで男は「これで彼女から解放される」と言って、銃で頭を撃ち抜いてしまった
彼はウィルソン・マイルズ(チャーリー・タルバート)という人物で、かつてはシェルビー・オークス刑務所にいた人物だった
そんな彼は、とある事件によって行方不明になっていて、そして突然面識のないミアの家を訪れて自殺をしてしまう
ミアは返り血を浴びて呆然とするものの、彼が握りしめていた「シェルビー・オークス」とラベル打ちがされていたテープを見つけて、一心不乱にその映像を見入ることになった
血を拭うこともなくその映像を見始めるミアは、編集前に撮り溜めていた素材を見ていくことになった
そこには、オフショットもたくさん残されていて、ミアはその映像に涙を禁じ得なくなってしまうのである
映画では、シェルビー・オークスがどんな場所で歴史があるかを描いていき、この街が現在軸における12年前(2008年)を境に変貌してしまったことを告げていく
奇しくもその時期の頃にライリーは様子がおかしくなっていて、さらにウィルソンが刑務所から逃げたのも同じ頃だった
ミアの中で一つずつピースがハマっていき、夫のロバート(ブレンダン・セクストン3世)は「病院に行け」とまで言ってしまう
夫の忠告を無視して事件にのめり込んでしまうミアは、警察は当てにならず、ウィルソンの死によって妹は見つからないと思い込んだ
そして、ライリーたちが最後に訪れた刑務所跡に乗り込んでしまうのである
いわゆる動画配信者の失踪というあるあるネタで、映画全体は半分がモニュメンタリー形式で作られている
さらにライリーたちが残した動画とか、当時のテレビ番組、ニュース映像、新聞記事などが引用されていく
そんな中で、ライリーの友人3人の遺体が見つかったと報じた新聞記事の写真には、右側の茂みにちゃっかりとノーマ(ロビン・バートレット)が映り込んでいたりする
また、ライリーの最後を映していた映像は、かつてライリーが歌唱動画を撮っていたテープとなっていて、その映像が時折映り込んでいるという演出がなされていた
その歌唱シーンでは「お姉ちゃん。私を見つけて」と歌っていて、さらに残されたテープには「MR(ミアとライリー)」と書かれたマークを指差しながら「お姉ちゃんにはわかる」と説明していたりする
何かしらの危機を感じていたライリーは姉にメッセージを残していて、それがうまく作用して発見へと至っていた
とは言うものの、現実的にはあり得ないことの連続であり、自殺者の持っていたテープを警察に黙って入手するとか、それを観るなどの行為は映画としても誇張が過ぎる
さらに、映像を観るミアは何かに取り憑かれているように描かれていて、顔じゅうに掛かった返り血すら拭うことはなかった
考察系の映画なのだと思うが、ぶっちゃけると考察しようのないほどに説明されまくっているので、どこを深堀すれば良いのかもわからない
あまりふれそうにもない考察のテーマとするならば、ミアに子どもが生まれない設定だと思うが、妄想のような考察しか飛び交わないように思える
映画には、超常的な存在としてのタリオン(悪魔)とインキュバス(夢の悪魔)なる言葉が登場し、これらの一連の事件はタリオンによって引き起こされたように見えてくる
ミアの不受胎を受けて、悪魔は狙い方を変えているように考えられる
悪魔との子どもを産み、育てるためのターゲットとしてミアが選ばれたが、彼女にはそれができないためにライリーに出産の代役をさせようとしたように思える
そして、数々の失敗の末に誕生したのがラストに登場する赤ん坊だった
この一連の流れに納得できる人は少なそうだが、ラストではミアの瞳の色が変わるという演出がなされていて、タリオン=ミアという構図も捨てきれないのだろう
霊感の強いライリーがタリオンを見つけ、タリオンはその気づきによってミアを見つけることに成功している
そして、ミアに悪魔の子どもを育てるために巻き込んでいくのが本筋のようなのだが、実はすでにミアは悪魔に乗っ取られている、あるいはミア自身がタリオンだったという仮説を立てることは不可能ではないように思える
それゆえに、ガバガバな情報の中で考察が生まれるタイプの映画なので、正解というものが無いに等しいように感じるのである
いずれにせよ、新聞記事の写真にノーラが映っているとか、歌唱動画の重ね撮りなどが登場するので、細かく見ていくと発見はあるのだろう
それでも本作はカルト系映画の域を出ることはなく、それ以上でも以下でも無いというのが率直な感想だった
怖いかどうかは「悪魔を怖がるかどうか」にかかっているのだが、「面白いかどうかは観客の知識量に委ねられている」という部分があると思う
それゆえに、核心に興味が持てない人ほど早々に脱落するだろうし、完走できてもモヤモヤが残り続けることを考えると、あまり人にはオススメできない映画なのかな、と感じた
結局そうなるのね
期待はずれ
思ったより良かった
よく観る設定の心霊系YouTuberが失踪し、身内が捜索するって話。
ファウンドフッテージ的要素としてSNS動画や手に入れたビデオテープからトンデモない度胸と勇気で失踪者の姉が廃刑務所などを単独捜査をするが、結果想像もしていない真実を知ることとなる。
悪魔崇拝にのめり込んだ狂ったおばちゃんの仕業かと思ったら、山犬を操ったり、宙に浮かせたりとほぼ悪魔というか呪術の使い手だった。
姉も元々目をつけられており、結局育ての親として引き継ぐことになるなど何となくどこかで観たことのあるプロットの合わせ技感は否めないし、そもそもあんな森の中の一軒家に住んでた姉妹の母親って何なのか、拉致した実行犯(息子)は何故自殺したかなど疑問がたくさんだが、後半結末がわかるまでは結構楽しめたかも。
悪くはない、だが。
序盤が冗長で約90分という短い映画ながら睡魔に襲われた。所々にジャンプスケア要素はあるが、まぁそこまで怖くもびっくりもしなかった。言ってしまえば良くある悪魔崇拝モノで、過去に似たようなものはあったと思う。良くも悪くも期待を裏切らない展開でした。あれだけXXの印(墓標?)があったということは、この12年の間に赤ん坊を産んでは殺しを繰り返していたのだろうか。それから冒頭で頭を打ち抜いて自殺した男は、恐らくノーマから逃げてきたのだと思うが、そのあたりの経緯はよく分からない。しかしあそこまでしっかりインキュバスが顕現するともはやちょっと面白くすらあるな。
シェルビー・オークス(映画の記憶2025/12/13)
ミッシング・チャイルド・ビデオテープ系かと思いきや!?
ミッシング・チャイルド・ビデオテープ系かなあと
思っていたが、全然そんなことなかった。
冒頭のモキュメンタリー風で、
ライリーが行方不明になる謎を追う姉ミア、
的な見せ方はよかったし、
どいういオチなのかを考えながら観るのか面白かった。
ただ、夢魔に取り憑かれた家族の話なんだとわかり、
悪魔崇拝おババのノーマが出てきてからは、
チープな感じになってしまい残念。
悪魔の造形とかもイマイチ。
犬に喰われるライリー、彼女は最期まで戦った。すごい。
でも、ミアが取り憑かれて終わるのは、
赤ちゃんが悪魔的に成長しちゃって、次の犠牲者を狙う
ノーマの代わりなるということなのだろうな。
つまりエンドレスなわけだ。これ。
でも、ビジュアルは好き。
この不穏な雰囲気の纏い方とか好み。
音楽も終始不穏にさせる効果があって劇中ではよかった
けど、鑑賞後はドッと疲れが出た。
エンドロールでかかる歌はライリーが弾き語っていた曲。
歌詞がライリーの気持ちそのものでせつない。
こういうホラーは時折観たくなる。
期待は大きく超えなかったけど、期待通りで楽しめた。
パンフレットも勢いで購入したので、
じっくり読もうと思う。
薄っぺらい
真冬の夜の夢…
俺んトコにも来ねぇかなぁ…夢魔(サキュバス)
想像を絶する程の淫靡な夢を味わえる代わりに、セーキ(生気)を根こそぎ吸い切られてカラッカラのカッラカラにされてしまうとかナントカ?
なぁに云ってんだ!バーロー!んなもん、コッチがサキュバスのアレをアレしてズッコンバッコン…もとい、ギッタンギッタンのボロボロになるまで吸い尽くして骨抜きにしてやりますよ!🤣🤣🤣ヌハハハハハッ………はぁ😮💨
馬鹿も程々にしないとね🙇♂️😢
最初はYoutubeに挙がってきそうなモキュメンタリー調から始まり、
とある人物の登場&即退場から、
一気にミステリー調のドラマへと転調して、
行方不明となった可愛い妹を、
必死こいて捜すお姉ちゃんと同じ目線で、
妹失踪の真実と、舞台となった廃墟と化した町・シェルビーオークスとの因果関係を垣間見せる構図。
因みに、女性んトコに現れる夢魔はインキュバス呼び。
一説には…サキュバスもインキュバスも同一の存在で、
男の前にはソイツにとって理想のエチョナとして顕れ、女性の前にはその娘(こ)にとっての大好きなイケメンとして現れ…夢うつつのお花畑状態にして操り、
二人を巡り会わせてまぐわらせ…女性に宿った子の中に憑いて、外に出てくると。
低級悪魔😈なりに考えたであろう涙ぐましい…回りくどい努力🤣
つか、そんなに現世に出てきたいモンすかねぇ🤔
冥界や地獄より、コッチの方がジゴクかもしれないのに…何がイイんだか😮💨
良質だけどありがちなヤツ
予告編で期待しすぎたかも
見終わって、普通に怖かったかな、という感想。
途中、VHSなのか8ミリビデオなのか分からないけれど、ビデオカセットやビデオのノイズのは入った画像があって懐かしかった。
前半の動画配信のところとかも、後半の悪魔的な心も、目新しさは感じなくて、ドンドンドンと音で驚かせるタイミングとかも普通だったように思える。
終わり方も、主人公ミアの目の色が変わっていくあたりで、妹ライアーの後はミアによって「この後も繰り返される」というように見えて、普通だなぁって思った。
見た結果…
モキュメンタリー調の部分は良かった
試写会にて観賞。
序盤のモキュメンタリー風の演出が良かったので、思わず「そんなYoutuberの事件本当にあったっけ?」と信じそうになってしまった。そのため、キャスト名が出てくるオープニングから「ああ、フィクションなのか…」とやや興ざめしてしまった。いっそすべてモキュメンタリー風に撮影した方が面白かったのでは。
演出も役者も文句ないのだが肝心のホラーの正体がいささか拍子抜け。今更悪魔崇拝かよ。クラッカーむさぼるおばーちゃんのほうが怖かったよ。
夫は正論なんだが妹が連れ去られて明らかに病んでる妻をもうちょっと気遣え。ちゃんと見ておけ。一人で廃墟に行かせるな。そして何度も悪魔の子を孕まされてやっと家に帰れたのに結局殺される妹が気の毒すぎる。
90分程度なのでサクッと見れる点はよい。
全25件中、1~20件目を表示
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