ハムネットのレビュー・感想・評価
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1564-1616(ヒトゴロシの話をイロイロ書いた)
「ノマドランド」のクロエ・ジャオ監督が、シェイクスピアの名作戯曲誕生の背景にあった悲劇と愛の物語を、フィクションを交えながら描いた新作「ハムネット」は、8位にランクイン。
公開初週末にわずか119館で公開され、興収88万ドルを売り上げ、公開2週間で総興行収入約720万ドル越えですが、アカデミー賞候補作とあって、まだまだ伸びそうです。もちろんIMDb では8.1/10、評論家レビューも含め、かなり高評価です。
特にジェシー・バックリーの熱演は、ほぼ間違いなく主演女優賞にノミネートされるのではないかと思われます。(ちなみにこの作品は12月中旬現在、すでに111の賞にノミネートされています)
シェークスピア役のポール・メスカルは、ライアン・ゴズリングに似てるなぁと思いながら見てましたが、元々はサム・メンデスが監督だったらしく、シェークスピア役にはトムホランドをキャスティングしてたそうです。でも、トムじゃ可愛い!ヒトデナシ感が伝わらない!w
…というわけでライアン似のポールで正解でしたwww
もう途中まで「人はなぜ結婚するんだろ?」「男って勝手過ぎない?」とか、イライラしながら観てましたが、天才シェークスピアのヒトデナシ加減を上手く演じていました😅…
お酒を飲むシーンではクロエ監督のリクエストで本物のお酒を飲んだらしく、翌日の撮影では二日酔いだったそうですw
学生の頃はシェークスピアの授業を受けていたので、イギリス中世文学史らへんは多少勉強しましたが、なんだかんだで多数の作品を残した点でも、なかなかのワーカホリックだったんだろうなと思います。
両親黒髪で金髪の子どもが生まれるのかなと疑問に思いつつも、ハムネットくんはめちゃくちゃ可愛くて、やっぱり心が傷むほど悲しい展開でした。
ちなみに、向こうから大きなイビキが…。お疲れのあとやレイトショーには不向きな静かな作品ですので、ぜひ体調の良い日をお選びください♪
歴史ものではない!
強い意志のある作品
「ザ・ライダー」「ノマドランド」と圧倒的な作品から
尊敬に値する監督だ、とあたしの中で位置付けている
強い女性である監督が強い女性を描く
それを強い女が絶賛してまーす♪
東京国際映画祭のクロージング上映ということで
強い女の強い娘がチケット取ってくれて観ることができた
強い母娘は大いに感動して泣いた
TIFFの配信で見たクロエ・ジャオ監督のインタビュー
彼女の惑星をも網羅したような哲学からくる
短いコメントの一言一言にビンビン来て
またふたりでため息ついた…
コメントより
「生と死は自然の営み、リサイクルの一部であることを忘れて、それに抗おうとすると痛みが生じる」
「悲しみは喜びと同じ人が持つ自然な感情である」
劇中のセリフ
「与えられたら奪われる」
あまりにも有名なシェークスピア
その人の創作のベースとなる家族と
その愛と悲劇からあの大作群は生まれたらしい
円形劇場で上演される劇中劇「ハムレット」は幼い息子のハムネットの死によって打ちひしがれた妻アグネスのことを真剣に考えた末の創作、命をかけた舞台
「生きるべきか死ぬべきか」
自然から受けた強い能力を持ってしても子供を死なせてしまい夫をなじるアグネスもその劇に夫の深い愛情を受け取ることができたのでしょう
ストーリーテラーとアート
映画は画面いっぱいに表現されていた
言葉にならんけど、、、
例えば圧倒的な森、象徴的な洞穴、隼、薬草、池
屋根裏部屋、子供部屋、ダイニングテーブル、円形劇場
そう言えば!
インタビューで前作までは地平線を撮っていた
今回は画角に制限を持たせて撮ったと仰っていたな…
最後にハムネットを演じた少年が実に素晴らしかった
あたしも抱きしめたいくらい…
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