ダ・ヴィンチ・コードのレビュー・感想・評価
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難しい
魅力的な、紋章オタク
3回目の鑑賞。
信者ではないがカトリック育ちなのでものすごく面白い。キリスト教の矛盾性や排他性、教皇組織の空気感がかなり表現されている。
フランスを舞台に、途中イギリスにも移動しながらの謎解き。
トムハンクスを犯人と決めつけて捜査にあたるフランス警察陣と、キリスト教の威厳を保つために聖杯を奪おうとするオプスデイ達とを交わしながら、ソニエールが属していた聖杯を守る秘密結社の謎解きを進めていく至難の技。
台詞はほぼ、観る者への説明笑
ソニエールの遺志で巻き込まれたトムハンクスが気の毒でならないが、知識も豊かで温かく、あれだけ臨機応変に危機から女性を救える男性は世界にどれだけいるのだろう。魅力的な紋章オタク。ほぼ完璧な男性、そりゃあソニエールに選ばれて聖杯のガードマンにされても不思議ではない。
悪役がはびこっていて面白かった。利用している気はなく、悪役が次々に移動のアッシーとして利用されていくのも面白い。
オプスデイはジャンレノもシラスも、真実を見る目が信仰で曇ってしまい、結果的に信じていた宗教に裏切られたと感じる、信者の人々の気持ちを体現しているよう。シラスはビジュアルが怖すぎ。
今度ルーブル美術館に行った時は、ピラミッドの下を覗いてしまいそう。
家庭的で人間味のあるキリストがいても良いと思うけどなぁ。
鑑賞後にタイトルロゴを見ると、おぉと思う。
キリスト教のタブーに挑む
映画映画しようとする映画
基本的には、名匠ロン・ハワード監督ってだけあって、体裁はモロ映画っぽく作られてましたね。細かいカット割りがうまいなぁって。そんでもってお金かかってそうだなぁって。調べてみたら、1億2500万ドルかぁ・・・、あいかわらず、すごいなハリウッド・・・。
で、こんな感じで、名匠、名演出、名優、潤沢な製作費、とこれでもかってぐらい映画らしさを追求しつつ、印象としてはあくまで「映画映画しようとした映画」ぐらいなんですよね・・・はい・・・。
原作は未読なんですが、やっぱりそこでおそらくあったであろうディテールを映画という尺におさめるために、なんか駆け足になってたかなって。結果として、謎解きのドキドキを共有できない感じがありましたかね。
っていうかやっぱり、テーマがイエス・キリストの秘密っていうんじゃ、あんまりにも壮大過ぎて、どうにも胡散臭く感じちゃうっていうのも大きかったですかね。
The matter is what you believe. トム・ハンクスのダン・ブラウン作品第一作目
当時小説を読んだばかりの時に映画館に観に行って、かなりの物足りなさを感じた覚えがあったのですが、小説の内容も程よく忘れた今観てみると意外と面白かったです。内容の濃さじゃどうしても小説には勝てないにしても、ロン・ハワード監督頑張ってますわ。
三作も作られ今じゃすっかりロバート・ラングドンが似合うようになったトム・ハンクス。初見だと「ロン毛が似合わねーっ」と思ってしまいますが、観ている内にけっこう慣れます。「アメリ」でのキュートな役回りとは売って変わって強い女性な役を演じたオドレイ・トゥトゥ。とても美しく役柄の設定に説得力を感じます。すっかり忘れてましたけどイアン・マッケランも出てたんですね。「ロード・オブ・ザ・リング」後ぐらいでしょうか?今ではアベンジャーズのビジョン役で有名なポール・ベタニー。自分に鞭打ってる姿とか超不気味なキャラでした。ジャン・レノはいつものジャン・レノですね。ある意味安定。
本作はキリスト教での秘密に迫る事で公開当時は物凄く話題になったのですが、日本人の感覚ではイマイチ分かりづらいのも事実です。とりあえずキリスト教の中ではキリストさんが人間扱いされると大変な事なんだな~っと理解しときました。個人的には「別にいいジャンねー」っと思ってしまうので、一生涯理解できる事はないでしょう。真面目な一神教の方にとっては「ネ申」とか軽々しく使っちゃいけないのかもしれませんね。
というわけで宗教感が違っちゃってる日本人にとっては本場の人程楽しむ事は不可能にしろ、それでも十分に観てて面白い良作でした。
ダ・ヴィンチ・コント
今思うと、何故この映画があんなに話題になって大ヒットしたのか不思議。
ダ・ヴィンチの名画に隠された謎とか、イエス・キリストの衝撃の真実とか、その筋の人たちには震撼モノだろうが、何がそんなに凄いのか日本人にはピンとこない。
ホント、日本人はブームに何でも便乗する。
今世紀最大のミステリーとはよく言ったもの。
テンポが早すぎてこちらに謎解きさせてくれず、サスペンスも盛り上がらず、一応話は展開してるのに全く意味が分からない。世界的大ベストセラーの原作は面白いんだろうけど。
変な髪型の主人公、自虐鞭打ち男、ステレオタイプの刑事、イカレジイサン…登場人物たちは揃いも揃って頭のネジが一本外れた奴ら。
そんな連中が事実の確証も無い嘘に踊らされてるだけ。
壮大な“ダ・ヴィンチ・コント”。
再見したが、やっぱり印象変わらず。
170-47
はっきりとこれはフィクションである、という表示をするべきだ。
なによりまず女の子がアメリの子に似てるなぁって思ったら、
やっぱりアメリの子だったから驚いた。
ちょっとフランス訛の英語がかわいい*
謎解きは、完全に視聴者おいてけぼり。
数字の羅列の解読法も、何の説明もなしに気付けば終了。
それにダヴィンチの作品はただの踏み台な感じがした。
題名にも用いられているというのに。
強引なところが多々見られます。
キリスト教についてまったく知らない人からしてみれば、
何がフィクションで何がノンフィクションなのか、わからない。
今世紀最大の問題作と評されたのにもうなずける。
キリスト教との距離感がわからないわたしたちに、
はっきりとこれはフィクションである、という表示をするべきだ。
2011/1/19 @メディラボ
謎解き面白い
本は見てない
聖杯
思ったよりは面白かった!
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