「実は胸糞バッドエンド」ダ・ヴィンチ・コード no_nameさんの映画レビュー(感想・評価)
実は胸糞バッドエンド
"マスターキートンを演じて欲しい俳優NO.1"トムハンクス演じるロバートラングドン、その冒険を描くシリーズ第一作。
一見神を信じてない風の主人公がラストにはなんとなく神についていい感じのことを伝えてくれるありがたいお話。
宗教っていいね!
まぁ冗談は置いといて、本作に気味の悪さを感じたのは俺だけだろうか?
やたらケツをみせるポールペタニー。
急所を撃たれてもやたらダイングメッセージを残した挙句、「ペタニーに負けてねぇ、俺のも見ろ」と言わんばかりの全裸をキメる絶倫ジジイ(さすが精命力がお強いようで)
とまぁメタな意味合いの気味悪さではなく。
ストーリー上大きな鍵を握るシオン修道会。その組織が行う秘密の儀式。作中では「男女の交わりが神聖な力を・・・」といってるがようはセックスパーティーですな。しかも、劇中では上述の絶倫ジジイが参加してる様子が克明に描かれている。
本ストーリーはそんな怪しさが反物質爆発を起こしてる組織にヒロインのソフィーが保護されるところで幕を閉じる。
これって良い結末だと思いますか?
自分は原作未読だけど、どうやら劇中の儀式で抱かれていたのはラストでソフィーに祖母だと名乗った女性らしい。ということは彼女も王家の血でその血を継ぐ者が儀式に参加する、ということは?
ラストのシオン修道会の面々はやたら強面の屈強な男達が多かったが、ソフィーは彼等と儀式を行うことになるのか?
彼女自身、夜のブローニュの森に状況が状況とはいえ、躊躇なく入っていくあたりもしかしたら割とそういうのOKな感じかも(でも子供の頃儀式見て逃げてるしなー)
とりあえず普通なら「逃げてぇー」って状況でしょう。
こう考えるとラングドンが別れ際に言った「幸運を」という言葉とあの表情も単なるエンディングとは別の意味を持ってくる気がします。
雑に調べただけだし、原作ちゃんと読んだ人からすると「ダンカン間違ってるぞこの野郎!」って言われるかもしらんがそれならそれで嬉しいね。
胸糞ではあるけどフランス観光が面白かったので星3です。