Weapons

2025年製作/128分/アメリカ
原題または英題:Weapons
スタッフ・キャスト
- 監督
- ザック・クレッガー
- 製作
- ザック・クレッガー
- ロイ・リー
- マリ・ユーン
- J・D・リフシッツ
- ラファエル・マーグレス
- 製作総指揮
- ミシェル・モリッシー
- ジョシュ・ブローリン
- 脚本
- ザック・クレッガー
- 撮影
- ラーキン・サイプル
- 美術
- トム・ハモック
- 衣装
- トリッシュ・サマービル
- 編集
- ジョー・マーフィ
- 音楽
- ライアン・ホラデイ
- ヘイズ・ホラデイ
- ザック・クレッガー
2025年製作/128分/アメリカ
原題または英題:Weapons
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2025年3月11日見終わった後思わず隣の連れに発した、「One of the Best!!」
もう満足、満腹、しかも爽快感!
脚本も書いた監督のセンスと才能が結実して、大傑作となったのだろう。
ホラーでありながらいわゆる「羅生門スタイル」の構成にハマる!
登場人物ごとに章分けされ、視点を変えて物語が少しずつ進む。
進むのだがどの章も「何が起こった?!」というところでカットアウト。
章を経るごとにストーリーが絡み膨らみながら、謎が解決しない気持ち悪さも膨らんでいく。
その謎はある人物の登場であっさりと解けるのだが、そこからがクライマックス。
17人の生徒はどうして失踪したのか。その後姿が消えたあの連中はどうなったのか。
綺麗に編んだあや取りが、1箇所を引っ張るとあやが解けてするっと指から抜けるマジックかのように、解決とクライマックスの盛り上がりを気持ち良く堪能できる。
ホラーでありながら、謎解き・サスペンスで観客を焦らし振り回す映画的エンターテインメント。
いろんな傑作ホラーのオマージュ的な要素も、映画好きには堪らない。
不穏な何かが全体を覆う感じは、ジョーダン・ピール監督の「アス」を彷彿とさせ、
不気味さをグロさも混えグイグイ押してくる感じは、アリ・スター監督の「ヘレディタリー」や「ミッドサマー」を思い出す。生理的な気色悪さとジャンプスケアは「IT」だし、ゆっくり迫るシーンの怖さ(ここが一番怖いかも)は「イット・フォローズ」さながら。
俳優陣の演技、音楽、効果音などすべて良かったはずなんだけど、やはり脚本と演出の良さが際立っている。この監督の前作「バーバリアン」を早くどっかで見つけなきゃ!