ガザからの声 Episode2「ミュージシャン・アハマドのメッセージ」

劇場公開日:2025年10月31日

解説・あらすじ

断片的なニュース映像やSNS動画だけでは見えてこない、2025年現在のパレスチナ・ガザ地区の現実と、そこに生きる人々の声を世界に伝えるドキュメンタリー・プロジェクト「ガザからの声」の第2弾。

ミュージシャンであり、5人の子どもを育てる父親でもあるアハマド・アブ=アムシャは、ガザ北部のベイトハヌーンに住んでいたが、戦争が始まってから12回もの避難を強いられてきた。2025年1月の停戦発表を受けてベイトハヌーンへ戻ったものの、自宅と音楽スタジオは瓦礫と化していた。同年3月、再び戦闘が始まり避難生活を続ける中、アハマドは音楽で人々の心を支えようと決意。仲間の音楽家とともに子どもたちへ楽器や歌を教え、戦争の不安を和らげる活動を始める。音楽は彼にとって戦争への一種の抵抗であり、世界に声を届ける最も強い方法でもある。アハマドは世界中の芸術家たちへ「不正義に沈黙することは加担だ」とのメッセージを伝え、多くの子どもたちに音楽で喜びを届けることを目標に、今も音楽を奏で続けている。

ガザに拠点を置く映像制作会社アレフ・マルチメディアと東京の映画配給会社アップリンクによる共同プロジェクトで、現地での取材をアレフが行い、編集・配信・劇場公開をアップリンクが担当する。劇場とオンラインで同時に公開される。

2025年製作/64分/パレスチナ・日本合作
原題または英題:Voices from Gaza
配給:アップリンク
劇場公開日:2025年10月31日

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映画レビュー

4.5 音楽、アートの力

2025年12月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

これは人間が人間らしく生きる映画だ。
瓦礫、爆撃、飢え、恐怖にもかかわらず

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momoko.n

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