劇場公開日 2021年12月10日

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ダンサー・イン・ザ・ダークのレビュー・感想・評価

全171件中、101~120件目を表示

3.0無垢は罪なのか

2019年4月26日
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鑑賞方法:DVD/BD
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鯨

4.0観なきゃよかったと思うのに、いつかまた観ると思う

2019年1月22日
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mnb93

4.5人間とは

2018年10月14日
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そもそも、人間って苦しいとか辛いことがベースにある中でなんでほんの少しの楽しいことを必死に探して必死に掴み続けながらいきなきゃいけないんだろう
なんの為に命を与えられて生かされてるんだろう
しかもそんな中でも人間すべて平等なんてことは綺麗事にすぎなくて
生まれた場所とか家庭環境から不利有利って必ずあるし、
でも自分より幸せそうだなと思う人も必死にもがいて生きてるわけだし

まじでマルサ選択肢なさすぎ。全部仕方ないチョイスだと思った。
でも彼女が死ぬことで彼女なりの彼女の使命は果たせたわけだし、結果良かったんじゃないか。

世の中所詮こんなもんだなって感じでした。

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NORA

2.5ただの死刑反対映画

2018年9月11日
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鑑賞方法:DVD/BD
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ろぜ

4.5悲劇的救済をうまく使った映画

2018年9月7日
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まず、悲劇ばかり続くと、みている側は悲劇に慣れてしまうため、その中にセルマの中のミュージカルの妄想を挟むという、シェイクスピアの四大悲劇のリア王と同じ、悲劇的救済によって、少しの幸福感からの大きな悲劇でより見る側を悲劇的な気持ちにしていて、うまいなあと思いました。

他のレビューでもそうですが、その最後の最後の、ラストのシーンはボッッロなきでした、止まりませんでした。
現実の悲劇では最後まで徹底して音がなかったところ、主人公の妄想の中では最後、外の音が完全になくなっても心の中にある、という、そして死刑執行されその心の音さえも無くなってしまった監獄では音が一切ないという、映画のテーマとも言えるこの演出に感動しました。
主人公が自ら悲劇の中に入ろうとしてるのかな、というほど正当防衛に対する弁明がなかったのは謎ですが、このような田舎でしかも被害者側があのヒステリックな女となると無理なのかな、と思ったり
子供の手術代のことを考えすぎて自らの幸せを二の次にしてしまい起こった最悪の悲劇だなと思いました。

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はぐ

3.5胸を掻き乱す、言い知れぬ不安と悲惨

2018年8月27日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

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しゅうへい

5.0これは最後の歌ではない

2018年8月9日
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この世に生を受けた以上、生きなければいけないとするならば、その意義とは何処に見出すべきであろうか。

本作はBjörkの名演と共にそこに強く訴えかける。

生を受けても、世界は不条理に溢れていることもある。セルマはそうだった。遺伝性の視覚障害に光を奪われ、生きがいであるミュージカルを諦め、仕事も諦め、友人にもことごとく裏切られた。

それでも彼女が闇の中でもがき続けるのは、彼女の一番の宝物の息子のためだ。全ては彼のために。その為に必要なものはもう全て見た。見たいものは、空想で。

彼女はジーンを産んだ理由を「抱きたかったから」と語る。彼女にとって、これ以上は贅沢なのだ。息子の手術の成功に、使命を全うしたと悟ることで、死への恐怖は超克した。

彼女の意志は、厳しく大切に育て、命を賭して守った息子「ノヴィ」に継がれた。その意志は、生きがいであったミュージカルという形で、そして「最後から二番目の歌」とする事で、永遠のものとなる。

「これは最後の歌ではないのよ。」
死する事でその意志が周りの人間の中で永遠のものとして生き続ける。
これはホドロフスキーが永遠のテーマとした自己超克に通ずるものだが、もしかすると人生の意義とはそこにあるのかも知れない。

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nagi

5.0余韻が残る映画

2018年5月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

観終わった直後は「まあまあ感動した」としか思わなかったのですが、観てしばらく経ったら「また観たい」と思いました。
余韻が残る映画だと思います☆。

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hide1095

4.03度目の鑑賞

2018年4月25日
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鑑賞方法:VOD
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eriee

4.5ビョークが素敵だった

2018年4月4日
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鑑賞方法:VOD

踊ると、楽しくなる。
歌うと、強くなれる。
耳を澄ませば、換気口からだって歌が聞こえる。

そういう女の人が、一生懸命107歩を歩いた物語。

第53回パルムドール受賞。

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捨て犬ちゃん

4.5素晴らしい映画。美しく芸術的な作品。

2018年4月1日
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わんちゃん

4.0鬱映画と言われているけどそうは思わない。観終わったあとすぐは衝撃で...

2018年3月3日
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鑑賞方法:VOD

鬱映画と言われているけどそうは思わない。観終わったあとすぐは衝撃でぼーっとしてしまうが、その後は今まで感じたことのない気持ちになる。
この映画が何を伝えようとしたのか全くわからないが、それを考える価値がある作品だと思う。
ミュージカルシーンはまさにファンタジーでこれまた映画でしか作れない引力があると思う。観て後悔はしない映画。

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AKA

4.5悲しいだけではない。

2018年2月25日
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幸福と、絶望と。予想外の展開。突然始まる歌も絶妙。ビョークの才能が光る。悲劇のストーリーの中に、彼女の喜びがある。彼女は命よりも、息子の視力をとった。周りからは理解されないかもしれない。見たいものは全て見た。というのは、本当なのか。違う。だから、子どもに視力を残したかった。

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Kentaro

3.5私にはもう見るものは何もない

2018年2月24日
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やっくる

2.5俺にはまだ早すぎた

2017年11月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

ミュージカル自体見慣れてないのに、不幸+ミュージカルのコンボはいささか早すぎたのかと。
主人公のヘボさにも呆れてしまい、観ていて苦しかったんですが、そういう感情にさせられる分、観る側に影響を与える映画なんだとは思います。

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ジンクス

4.0もう二度と観たくない

2017年10月19日
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TRINITY

3.5主人公にすごいイライラする。でも、歌がいい。時折入るミュージカルな...

2017年10月12日
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主人公にすごいイライラする。でも、歌がいい。時折入るミュージカルなシーンも現実の鬱屈さとまったく違って、明るくて、いい。それがまた切ない。
とにかく主人公にイライラするんですよね。

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zyu

3.0悲惨すぎる…沈黙守るなよ!!

2017年10月2日
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だいず

4.0ミュージカルと死刑…このギャップがすごい…主人公はわけのわからない...

2017年7月26日
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ミュージカルと死刑…このギャップがすごい…主人公はわけのわからないことばかりするがそういう人なんだね

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sk_gumi

3.5苛立つ鬱と、刹那見る夢

2017年7月23日
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悲しい

たまらなく暗く鬱。
盲目の主人公は心根すら弱者で、降りかかる火の粉を払いのける姿勢も見せない。
しかも人に頼るというある種の勇気も見せない彼女は傲慢にさえ感じる。
観ている内にもどかしさが募り、主人公への苛立ちが募っていくだろう。

守るべきものがいるのに、戦いもせずひたすら落ちていく彼女。
その彼女が現実逃避で描く夢がミュージカルとして度々登場するのだが
吐き気がするほど暗く、腹が立つほど弱い姿をたんまりと見せられ続けるからこそ
このミュージカルシーンの輝きは強烈で胸を打つ。

それぞれたった数分の場面だが
盲目の彼女の力強い歌声だけが、この映画では光であり唯一の救いになっている。

だが、すぐさま妄想の光は途切れ現実に戻されると
変わらず救いは見あたらず、救いの手が見えかけても弱さに囚われている彼女は自らの手を伸ばしもしない。

そして、観客である自分は当然何も出来ないまま
うなだれたくなるほどのラストシーンに連れていかれる。

なぜこんな結末を見させられねばならないのか。
救われるチャンスも幾度かあったのに、なぜこうなってしまったのか。
あれほど夢で力強くなれるなら、もっと何かできただろうに。
そういうやりきれなさに覆われる。

しかし思えば、世の中そんな事ばかりで
自分も同じ穴のムジナ。

救いとは何か。
求めるものか、掴むものか。
願いも虚しく散ったラストに押し寄せる腹立たしい無力感。
救われるのも救うのも願うだけでは駄目だと痛感。
ようは反面教師、落ちる前に全力でもがこうぜ。そういう映画だ。

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梅