「腹減った。はどうなった。」ヤニック Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
腹減った。はどうなった。
パリの小劇場で演目にイチャモンをつけた男が、自分の書いた台本で演劇をさせようとする話。
まばらな客の劇場で「寝取られ男」という3人芝居の上演中、ヤニックと名乗る男が声を上げて立ち上がり芝居を止めて巻き起こっていくストーリー。
フランスの演劇のことなんかこれっぽっちも知らんけれど、確かにクドめでテンポはイマイチなもののこんなもんじゃね?と思ったら、単に自分の過去と重なるからとかなんだそりゃ?
そして役者や他の客の説得というか言い分というか、なんだか回りクドいですね…。
銃を持っての再登場も、なんだか緊迫感が感じられずアホでアタオカなヤツにしかみえないし、そのペースでキー打ってたら3日ぐらいかかりますよね…。
2時間後の流れの方が緊迫感はまだあったたけどやはり茶番だし、テンポの問題だけじゃない?からの、締めも今更…。
言わんとすることはわからなくもないけれど、それこそ映画じゃなくて舞台劇の方が合うんじゃね?という作品だった。
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