フレイムユニオン 最強殺し屋伝説国岡 私闘編

劇場公開日:2025年10月10日

解説・あらすじ

「ベイビーわるきゅーれ」「ネムルバカ」の阪元裕吾監督が手がける、フリーの殺し屋・国岡昌幸の日常に密着したフェイクドキュメンタリー「最強殺し屋伝説国岡」シリーズの第3弾。国岡役の伊能昌幸と、前作「グリーンバレット」で国岡の相棒として頭角を現した真中卓也役の松本卓也がそろって主演を務め、殺し屋としては二流で、うだつの上がらない真中の苦悩と葛藤や、2人の絆や成長を描く。

大きなミスを犯したことにより、殺し屋協会から謹慎処分を受けてしまった殺し屋・真中卓也は、京都殺し屋ランキング元祖1位である父親から「まともに仕事もできねえなら、実家の手伝いせえ!」と叱責され、実家に連れ戻されてしまう。そんな中、殺し屋仲間の国岡昌幸が様子を見に行くと、家事を黙々とこなし、家の手伝いに徹する変わり果てた真中の姿があった。そんな真中に「本当は殺し屋、やめたくないんじゃないの?」と声をかける国岡。この言葉に闘志を取り戻した真中は父親に決闘を申し込み、再び殺し屋として歩む決意を固める。

真中役の松本卓也、国岡役の伊能昌幸をはじめ、シリーズおなじみのキャストが再結集し、「侍タイムスリッパー」で剣術指導を務めた垣内博貴がアクション監督を担当。

2025年製作/103分/G/日本
配給:キングレコード
劇場公開日:2025年10月10日

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(C)「フレイムユニオン 最強殺し屋伝説国岡 私闘編」製作委員会

映画レビュー

2.0 あら、血がでないのネ。阪元監督ファン。

2025年10月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

うちわ受け 好意的笑い声が 客席から、ちらほら。

全く血が出ない、実弾なら、壁に穴開けよ!って思いながら見ていた。

喧嘩上等、誰と殴り合いするでもないけれど、

戦法見るには良い動画です。

これが 最強シリーズの4作めと、Amazonで過去作見ようかなと思ってるところ。

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しま

3.5 途中までは日常すぎやろwと思ったけど (それもそれで良いんだけどw...

2025年10月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

途中までは日常すぎやろwと思ったけど
(それもそれで良いんだけどw)
中盤からようやく火が入ってきて待ってましたの展開に(チョロい)
全編通してやや砕け目だと思うけど十分ギャグもアクションも楽しめた。
色々人間くさいバトルだったわw

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とりから

4.5 可愛い殺し屋がいっぱい

2025年10月20日
PCから投稿

相変わらず、ぬるくて緩い本編と、超熱いバトルの温度差が異次元なシリーズ。

今回の主役は、国岡の殺し屋友達・真中卓也。
ダメダメな真中が奮起するあたりは、なかなかクるものが。
ちょっと甘やかしすぎじゃないかってくらい、友人想いな国岡も可愛い。
真中のお父さんが不器用で可愛い。
登場人物、みんな殺し屋だけどw

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コージィ日本犬

4.0 愛すべきアホ!ポンコツ真中の出直し人生

2025年10月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

■ 作品情報
『最強殺し屋伝説国岡』シリーズの第3弾。殺し屋としての才能に葛藤する真中卓也の奮闘を描く作品。監督・脚本:阪元裕吾。主要キャスト:松本卓也 (真中卓也)、伊能昌幸 (国岡昌幸)、上のしおり (牧田詩織)、大坂健太、Rio (天内浩人)、沖田遊戯 (滝谷ドニー)、藤澤アニキ (真中陸斗)。

■ ストーリー
二流の殺し屋としてアルバイトで生計を立てる卓也は、銃の調達で重大なミスを犯し、相棒の国岡昌幸に窮地を救われるものの、殺し屋協会から謹慎処分を受けることとなる。その後、卓也の前に京都の元祖殺し屋ランキング1位である父、真中陸斗が突然現れ、彼は実家へ強制的に連れ戻され家業の手伝いをさせられる。殺し屋の道を諦めかけた卓也だが、国岡の言葉によって再び闘志を燃やす。自身の才能の限界を感じつつも、卓也は父との決闘を申し込み、過酷な特訓の日々へと身を投じていく。物語は、卓也が殺し屋として成長し、国岡との間に「絆」を見出す過程を中心に描かれる。

■ 感想
公開から遅れること1週間、ついに地元の映画館でも上映が始まり、さっそく鑑賞してきました。阪本監督が描き出す唯一無二の殺し屋ワールドは、今回も健在で、開始早々その世界観に引き込まれます。ウリのアクションシーンは、前二作とは異なり全編にわたってガチで、非常に見応えがあります。その一方で、真性クズの真中とどこかとぼけた国岡が織りなす緩い笑いも、なんとも言えないおもしろさがあります。この緩急のバランスが絶妙で、終始楽しませてくれます。

全体的には、言うだけ番長の真中のクズっぷり全開の前半から、少しずつ本音を口にして生き方を見つめ直そうとする後半という流れが、王道ではありますが実にわかりやすくて胸に響きます。そこに腐れ縁とも言える国岡の不器用ながらも温かい支えが加わることで、二人の関係性がよりいっそう輝いて見えます。

そして、この二人の前に立ちはだかるラスボス・真中父の存在感がハンパないです。知らない俳優さんですが、キレキレのアクションと強烈なビジュアルとキャラづけが異彩を放っています。この元祖京都1位の殺し屋・真中父が絶対王者とし君臨することで、真中のバックボーンを感じさせるとともに、物語にブレない芯を通すことになり、作品全体がきれいにまとまった印象を受けます。特にクライマックスは圧巻で、激しいバトルの中で魅せる真中の変容と国岡との確かな絆、そして敵対していながらも確かに感じられる親子の絆には、なんだか思わず泣けてきてしまいます。

三夜連続でシリーズ全作を鑑賞したことで、阪本監督の確かな力量向上を実感し、感慨深いものがあります。このシリーズは今後もぜひとも続けていただきたいと思います。

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おじゃる