サクリファイス 危険な領域

2024年製作/94分/アメリカ・ドイツ・イギリス・フランス合作
原題または英題:A Sacrifice

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映画レビュー

3.0 親父あかんやろ…

2025年8月10日
iPhoneアプリから投稿

誰もレビューしてない作品書くの初めて!

まあまあ面白かったとおすすめされてみたけど…終始父親にイライラ。ドイツ呼んどいて、自分は女とイチャイチャしそりゃあ娘は複雑な気持ちにもなるさ。不安定な年頃やし。まずその自分勝手さにイライラ。伏線もかなりわかりやすい。

集団心理というのはおかしな方向に行くととても恐ろしい。アメリカのサクラメントで起きた集団自殺も、そして日本のオウム真理教の起こしたテロ行為。孤独というのは恐怖であり、そこにつけこまれどんどん洗脳されていく…。

学生時代、友だちだと思っていた子にとある信仰宗教の勧誘されたことがあった。その子は表面上とても明るい子であったが、複雑な家庭で育っていたことは知っていたので、心の拠り所として宗教を選んだんやな。となんとも言えぬ感情と私のことを勧誘する対象としてみていたことにショックを受けその出来事をきっかけに縁を切った。思えば、「自分は病気にならない、病気になるのは前世の罪である。」など非論理的な発言は多かったのだが。それでも4年間一緒にいて相手から勧誘されるまで気がつかなかったのだ。

信仰の自由は守らなければならないとは思うが、人の尊厳を傷つけるような信仰はいかがなものか?人の心を救うために宗教はあるのでは?この映画の信仰者は死によって解放を得られると洗脳されていた。他人は自分の思い通りにはならないというが、いとも簡単に集団心理はその価値観までも変えてしまう。恐ろしい。

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