劇場版「JAZZ NOT ONLY JAZZ」

劇場公開日:2025年9月19日

解説・あらすじ

2024年6月21日に東京・NHKホールにて開催された一夜限りのライブイベント「JAZZ NOT ONLY JAZZ」を映像収録し、スクリーン上映。

「日本で最も多忙なドラマー」と称され音楽業界で注目を集めるジャズドラマーの石若駿が、この日のために実力派バンド「The Shun Ishiwaka Septet」を結成。アイナ・ジ・エンド、上原ひろみ、大橋トリオ、田島貴男(Original Love)、PUNPEE、堀込泰行ら豪華ゲストが加わり、ジャンルも世代も超えたセッションを繰り広げた。

ジャズを軸に、ソウル、ヒップホップ、ポップスなど多彩なジャンルを自在に横断し、予測不能な生の音楽が紡がれていくセッションの様子を収録。鮮烈な印象を残した伝説の一夜を、圧倒的な臨場感と没入感でスクリーンに再現するとともに、演出されたカメラワークにより、会場の座席からは見ることのできなかった新たな表情も映し出す。

2025年製作/140分/G/日本
配給:WOWOW
劇場公開日:2025年9月19日

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(C)WOWOW

映画レビュー

5.0 特別料金の元取れます

2025年9月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

斬新

いんや~、凄かった👏👏
エイリアンズの人やジナラブの田島さん、思いの外凄かったアイナジエンドさんに大橋トリオさんも良かったけど、大トリの上原ひろみさんのピアノの一秒でもう上原ひろみワールドですよ。
それだけで特別料金の元取れます。
NHKホール総立ち興奮のルツボと化します。
今注目のDr石若駿のパフォーマンスが隈無く見られるのも楽しいし、上原ひろみさんの時に超本気モードのドラミングも圧巻です。ベースマンもめっちゃ凄かった👍👍
ライブ会場に居ると言うよりも、同じステージで観ている様な映像は滅多に出来ないでしょ?
ちょうど「国宝」で歌舞伎座の板の上で役者さんの横で鑑賞出来ないようなもん。
観なきゃダメです、絶対。

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on28

3.5 すごいセッションを見せてもらった

2025年9月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

映画「BLUE GIANT」でジャズの良さを知り、上原ひろみさんや石若駿さんを知り、ミーハーながら少し追っていたので気になって鑑賞。
ジャズのライブではないのか!
石若さんがセッションしてみたいと思った様々なジャンルのボーカルらを招いて、ジャズ風アレンジでライブする面白い試み。

石若さんのドラム、というかバンドの皆さんが上手いのは言うまでもなかった。
大橋トリオさんが言ってたけど、石若さんのドラムの良さは観客として感じるより、一緒に演奏したらさらにわかるんだろうなあ。
(いや、観客として見ても十分すごいのだが。)

ゲストの皆さんとのセッションは、それぞれのゲストの音楽ジャンルが異なるので比べるものではないことは前提で、個人的に印象的(好き)だったのは田島貴男さんと上原ひろみさん。

田島貴男さん、ボーカルとしての声の良さ、歌う姿の格好良さ、ギターの上手さ、ステージ上での盛り上げもうまいし、めちゃくちゃ格好良い〜!!
(映画館で観た回が私一人だったのもあり、観ながら思わず「格好良いー!」と口に出してしまった)
今度からフェスで出演されてたら聴きに行こうと思う。

あとピアノの上原ひろみさん。
音源で聴いてもどうやって実際に弾かれてるのか意味わかんないけど、演奏してるお姿を拝見したらさらに意味わかんなかった。笑
上原さんの映像、特に手元が映る時だけ3倍速になってんのかと錯覚するくらい指の動きが速い。
めちゃくちゃに鍵盤を叩いてるようにも見えるのに、ちゃんと音がきれいに鳴ってるのどういうことなの…。
最後の曲のギターの西田さんとの掛け合いのところ、2人とも何かが憑依してるかのような鬼気迫る演奏でめちゃくちゃ格好良かったな…。「どひゃー!!」って言いながら観てた。
エンドクレジット映像のスケールすらすごかった。

映像だからこそ演奏者が近くで色んな角度から観られるし劇場音響だから音ももちろん良いんだけど、これ会場で熱や生音の振動感じたらさらに楽しいだろうなー。

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ゆめ

4.0 カメラワークが良い

2025年9月24日
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jax

5.0 興奮と多幸感に包まれる

2025年9月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

昨年現地参加したライブでの興奮が忘れられず、映画化すると聞いて丸の内ピカデリーで鑑賞してきました。

石若駿セプテットをホストバンドに、Jpopの名手たちと上原ひろみをゲストに迎えた、ジャズとポップスの境界超えをテーマにしたライブ。

演奏・アレンジの上質さで全編楽しめた中で、白眉はアイナジエンド、上原ひろみ、そして全員参加のアンコールでした。

アイナの「私の真心」は、曲自体が持つ熱量が、アイナの情念あふれる歌・踊りとバックの演奏によって高まり続けていき、興奮の渦の中で気づけば涙が流れていました。(現地鑑賞時も同じ体験をしました。)アイナの退場の仕方も愛嬌があり印象的。

興奮と涙で半ば茫然とする中で、それを冷ますような大橋トリオのリラックスしたトークと演奏も上質で素敵でしたが、最高潮はやはり上原ひろみ。

キラーチューン「XYZ」を石若駿の音色感のあるドラムで聴ける幸せ。しかしそれ以上に上原ひろみが圧倒的で、複雑・高速な変拍子の中で繰り出される力強いタッチと見事な構成のソロにただただ釘付けに。
かと思えば、続く「Return of Kung-Fu World Champion」ではギター西田修大が上原ひろみとのソロバトルで互角以上に渡り合い、会場をこの日一番の興奮の渦に。曲の終わりでは映画の中の観客と一緒にスタンディングオベーションがしたい気持ちでした。

そして全員参加のアンコールでは、誰もが知る名曲のイントロが流れた瞬間に会場からわく拍手。ひたすら多幸感のあふれる素晴らしい時間となりました。

エンドロールで流れたリハーサルや舞台裏の様子も興味深く、カメラワークも迫力のあるもので、単にライブを追体験できただけではない、とても価値のある時間となりました。

※1点だけ、、
ドルビーシネマとのことで期待が高まりましたが、上映前に流れたドルビーシネマのサンプル映像が洗練されすぎていて、本編は映像・音響ともそれよりかなり解像度が下がっていた点だけ惜しく感じました。5分で慣れましたが。

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たも