アメリカッチ コウノトリと幸せな食卓

劇場公開日:

解説・あらすじ

ソ連統治下のアルメニアを舞台に、無実の罪で収監されたアメリカ人男性が、牢獄の小窓から見える部屋に暮らす夫婦を観察することに幸せを見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。

幼い頃にオスマン帝国でのアルメニア人迫害から逃れアメリカに移住したチャーリーは、1948年、自身のルーツを知るため祖国アルメニアを訪れる。そこはソ連統治下にあっても理想の故郷のように思えたが、チャーリーは身に覚えのないスパイ容疑で逮捕・収監されてしまう。悲嘆に暮れるなか、牢獄の小窓から近くのアパートの部屋が見えることに気づいた彼は、そこに暮らす夫婦の生活を観察しはじめる。チャーリーは想像力を研ぎ澄ませ、まるで夫婦と同じ空間にいるかのように彼らと一緒に食事をし、歌を歌い、会話を楽しむようになる。しかし夫婦仲がこじれて部屋には夫だけが残され、時を同じくしてチャーリーのシベリア行きも決まってしまう。移送の日が迫るなか、チャーリーは夫婦を仲直りさせる作戦に乗り出す。

アルメニア系アメリカ人のマイケル・グールジャンが監督・脚本・主演を務めた。ウッドストック映画祭長編映画賞・審査員賞など、世界各地の映画祭で数々の賞を受賞。

2022年製作/121分/G/アルメニア・アメリカ合作
原題または英題:Amerikatsi
配給:彩プロ
劇場公開日:2025年6月13日

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(C)2023 PEOPLE OF AR PRODUCTIONS and THE NEW ARMENIAN LLC All Rights Reserved.

映画レビュー

4.0 牢獄の小さな窓から見える故郷

2025年6月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

知的

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レント

4.0「過酷な状況でも希望を失わず」

2025年6月20日
iPhoneアプリから投稿

知的

今年185本目。

kino cinema新宿で。
アメリカ人でも故郷のアルメニアでこう言う体験をした人がいた。過酷な状況でも希望を失わず前向きに生きればいい事はあります。バター、お酒の差し入れ、厳しい中であの時の彼の通じ合った嬉しい気持ちが痛い程伝わってきます。

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ヨッシー

4.0なんとなくユーモラスで、ほのかに温かい。

2025年6月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

恐ろしい歴史を背景に理不尽な監獄の物語なんだけど、けして暗い映画ではありません。
コメディ映画ではないけれど、なんとなくユーモラスでほのかに温かい。
それでいて平和と幸せへのメッセージも胸に刺さる。
エンディングの民族衣装に民族楽器も良かったです。

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光陽

1.0映画のノリに付いていけないままで終わってしまった

2025年6月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

あまり面白くなかったです。

ハートフルコメディなんだろうけれど、お話しの展開に色々とよく分からないところが多いと思いました。
全く現実的ではないというか。

お伽噺なのかもしれないけれど、登場人物の思考や行動に統一性が無くて、物語の展開にギャップがある気がします。

映画のノリに付いていけないままで終わってしまった感じでした。

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ねこたま