コラテラルのレビュー・感想・評価
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【”巻き添え運転手、悪夢の一夜。”今作は、人心を失った哀しき殺し屋を自身のタクシーに乗せてしまった人心ある男が経験する悪夢の如きスリリングな一夜を描いたクライムアクション映画である。】
■ロサンゼルスの12年の経験に基づき街の道路を知り尽くしているタクシー運転手マックス(ジェイミー・フォックス)は、ヴィンセント(トム・クルーズ)というビジネスマン風を拾い、マックスのドライバーの腕を見込んだ彼から、600ドルで一晩で5カ所を回るよう依頼される。
だがヴィンセントの正体はプロの殺し屋で、麻薬組織から検察側の証人殺害を請け負っていた。そしてマックスは彼の運転手をさせられるのである。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・マックスは夜専門の雇われタクシー運転手。漠然と独立を考えているが、12年間同じ仕事をしている。
最初に乗せたアニー・ファレル(ジェイダ・ビンケット=スミス)という女性検事を乗せた際に、どの道を行くのが早いか賭けをして、見事に勝利し彼女から”困った時は連絡して。”と名刺を貰う。
ー この最序盤の何気ない設定が、最後半に効いてくるのである。ー
・序盤の空港でヴィンセントが、男(ジェイソン・ステイサム!)とぶつかった後に、マックスのタクシーにスーツケースと共に、乗り込むシーン。
マックスはご機嫌だったが、ヴィンセントの申し出を躊躇いながらも引き受ける。
ー だが、そこから悪夢の一夜が始まるのである。-
・”ちょっと待っててくれ”と言われ、一カ所目でノンビリタクシー内で待っていると、彼のタクシーの上に突如死体が落ちて来る。
ー そして、戻って来たヴィンセントが本性を出して行くのである。”地球には60億人いる。その一人が居なくなっただけだ・・。”ー
・その後、次々に証人殺害を実行していく冷酷なヴィンセント。タクシー車内でのヴィンセントとマックスの会話。”親父から虐待を受けて、里子に出されたり戻ったり。””で?””12歳で親父を殺したよ。”
ー マックスは、ヴィンセントの心に人心がない事を悟り、彼のスーツケースを奪いハイウエーの陸橋の上から投げ捨てるのである。-
・だが、ヴィンセントはマックスに対し、殺しの依頼人のフィリックス(ハビエル・バルデム)の所に行き、スーツケースの中のデータを再度貰いに行くように脅すのである。
ー このシーンの、マックスがフィリックスからデータを貰うシーンの緊迫感が凄い。マックスが胆の据わった男である事が、分かるシーンでもある。-
・そして、マックスはヴィンセントを乗せたまま、猛スピードでタクシーを走らせ大クラッシュをした際に、彼の最後の殺害対象が、アニー・ファレルという女性検事である事を知るのである。
■ここからの、マックスの人心ある行動が凄い。
逃げれば良いのに、彼はアニー・ファレルに電話し逃げるように指示しながらも、自らもアニーのいるビルに侵入したヴィンセントを止めようと、彼を追って行くのである。
そして、最終盤の地下鉄で逃げるマックスとアニーを追うヴィンセントのシーンは、スリリングでハラハラドキドキである。
<今作は、人心無き殺し屋を自身のタクシーに乗せてしまった、人心ある男が経験するスリリングクライムアクション映画なのである。>
骨太オシャレ映画。文学性の高いアクション作品。
オシャレ映画って雰囲気だけのものが多いけど、これはシナリオが本当にすばらしいので表層の美だけでなく土台の屈強さまで感じる作品だった。
冒頭から「お、これは良い映画になる」と予感。主人公マックスがタクシーに乗り込んだ途端に自動車整備の音が止み、マックスは静寂の中で車内を清掃。画もカッコイイし、これだけで優良ドライバーであることが推察できる。個人的には、後半の方で2匹のオオカミ?が道を横切っていくシーンが好き。
マックスと乗客の会話の展開もウィットに富んでいて期待通りだったと確信!「地下鉄で死んだ男」の複線回収は本当に見事だった!!!脚本家の方、かなり知性の高い方なんだろうなあ…。
ただ知的な上に日本と異なる文化面もあるので、やや難しい部分もあった。欧米では妊娠期間を9カ月で計算するのだと初めて知った。字幕は原音通り9カ月を採用。
そして音楽も効果的。真逆の性格のマックスとヴィンセントを、クラシック派とジャズ派で描き分けていた。社内音楽のクラシック→ジャズバー→韓国系クラブと、場面展開もナチュラル。Kのクラブ音楽に乗せたガンアクションシーンは、残虐なのについノッてしまう!(それにしても、ここで韓国が入るのは2000年初頭ゆえだろうか?ワイスピやバックストリートボーイズのような、人種ごちゃまぜ編成ブームが彷彿される。)
殺し屋のヴィンセントがトム・クルーズだと後半になってから気づいた…。トム様ってこんな演技もできるのか。殺しのアクションシーンは相変わらず豪快だが。
この作品はタクシーというアイテムが活かされ、最高のスピード感。隙間時間で細切れで観るの良くなかったな~。
コラテラルダメージじゃないんですな。トムの悪役。珍しい
いきなりステイサム出るし、結局あれだけだったからまだ売れてない時?と思ったがトランスポーターの後だからそんなこともなく。スペゲスさんだった。これは期待出来るかなと思ったが至極退屈。オサレ映画系?それっぽいセリフ言ったり。とにかく間が長い。ヘマしっぱなしなのにクールを崩さないトム。30分もカットしてるけど間が長いだけで本筋に関係なさそう
トムクルーズが悪役
あまりにもお粗末
うん、おもしろかった、
夜のジャズ
この映画に新しさを感じた。 映画 100年の歴史でいろんなものが作られてきた中、素晴らしいことだ。 これからも人間は ずっと 永久に新しいものを作っていくのだろうか・・?
低予算の 物足りなさと一晩での出来事という制約からくる窮屈観を サウンドの面白さとワイルドさがカバーした。 よくある感じのクライマックスのようだが トムクルーズが演じるキャラクターの独自性によって全てがプラスに転じた。どこか壊れているこの男・・しかし 全部壊れてるわけではなく、 壊れているなりにいい人であろうし 一生懸命生きている。
特筆すべきなのは トムクルーズのこの時の実年齢だ。42歳ぐらいのはずだが 映画の中ではもう10歳年上の年齢を演じている 。そこんところが面白いと思った。 殺し屋は運転手に向かって「お前はある日 気がつくのさ、年食ってしまった自分にな」って言う。彼、自身が50歳の役をやっているからこそ、そのセリフがより効いてきてるように思った。
マイケル・マン監督
トムが悪役珍しいやん けどこの手の映画はジェイミー側が主演だろう ...
トムが悪役珍しいやん
けどこの手の映画はジェイミー側が主演だろう
それともジェイミー主演?
だとしたらトム目立ちすぎ
主演より目立って主演っぽい悪役っておかしいわ
やっぱトムが出ると必ずトムの接待映画になっている
トムが何故悪役を?観たら理由がわかった
この映画の主役はトム・クルーズなのか? それともジェイミー・フォックスなのか? イケメンの刑事が誰だかどうしても思い出せなかったのだが、 マーク・ラファロだった。
BSフジで映画「コラテラル」を見た。
劇場公開日:2004年10月30日
2004年製作/120分/R15+/アメリカ
原題:Collateral
配給:UIP
トム・クルーズ
ジェイミー・フォックス
ジェイダ・ピンケット=スミス
マーク・ラファロ
ピーター・バーグ
ブルース・マッギル
イルマ・P・ホール
バリー・シャバカ・ヘンリー
ハビエル・バルデム
え?と思った。
ジェイソン・ステイサムが冒頭に数秒間出演してる。
ジェイミー・フォックスはLAの街のタクシー運転手。
映画がはじまってすぐに検察官の女性を乗せて下ろした。
この女性はウイル・スミスの奥さん(ジェイダ・ピンケット=スミス)らしい。
映画がはじまって15分後にはトム・クルーズを乗せた。
トム・クルーズを乗せて数十分後に
彼が殺し屋だと知ったジェイミー・フォックスだが、
残念ながら逃げることはできなかった。
今晩中にあと4人殺すらしい。
たいへんなことになった。
いろいろな抵抗を試みるジェイミー・フォックスだった。
この映画の主役はトム・クルーズなのか?
それともジェイミー・フォックスなのか?
イケメンの刑事が誰だかどうしても思い出せなかったのだが、
マーク・ラファロだった。
彼がハルクの髪型ならすぐにわかったはずなのだが(笑)
ラストシーンでロスアンゼルスの地下鉄で命を落とすのは誰なのか?
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
殺しの乗り回り客
トム・クルーズの殺し屋
タクシーの運ちゃん(ジェイミー・フォックス)が、空港で乗せた客(トム・クルーズ)が殺し屋で、一晩で5人殺すようだ。
無駄な抵抗を続けるものの、殺しは止まらない。
面白い話でテンポもよく、トム・クルーズが楽しんで演じているようだった。
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