マリリン・モンロー 私の愛しかた

劇場公開日:2025年5月30日

解説・あらすじ

時代を超えて愛され続ける女優マリリン・モンローの人生をとらえたドキュメンタリー。

長年にわたりセクシーアイコンとして知られてきたマリリン・モンローだが、近年では新しい価値観のもと、自らのイメージを完璧にコントロールしセルフプロデュースした女優・ファッションアイコンとして再評価が高まっている。親の愛に恵まれなかった幼少期や性的虐待の傷を乗り越えながらモデルとしてキャリアをスタートさせ、女優を夢見ていた頃の初々しい姿から、典型的なセクシーブロンドのイメージから抜けだせずにいた大スターの苦悩、スキャンダラスな私生活、そして謎多き死の真相にも迫る。

若い頃に恋人だったトニー・カーティス、バックダンサーとして撮影現場に参加したジョージ・チャキリス、「紳士は金髪がお好き」で共演したジェーン・ラッセル、俳優・コメディアンのジェリー・ルイスらが語る思い出や、元恋人や里親の娘といった近親者の証言、伝記作家や心理学専門家による分析などを通して、孤独な少女が大スターになるまでの軌跡を映しだす。

2022年製作/120分/G/フランス
原題または英題:Dream Girl: The Making of Marilyn Monroe
配給:彩プロ
劇場公開日:2025年5月30日

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映画レビュー

3.5自死だと思ってたら

2025年7月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

驚く

カワイイ

マリリン・モンローがノーマ・ジーンとして父を知らされない母子家庭に生まれ、祖母から疎んじられ、里親に出され、母親が家をローンで買ってから、同居人に性的虐待を受け、その後も孤児院を転々とし、16歳で最初の結婚をし、と壮絶な幼少期を過ごしたのだと知れた。
モデルとしてデビュー後、セクシーアイコンとして人気となり、映画界に進出し、大人気になった、
近年では、自らのイメージを完璧にコントロールしセルフプロデュースした女優・ファッションアイコンとして再評価が高まっているとのこと。そして謎の死。そんな彼女の生涯をまとめた様なドキュメンタリー作品。

なかなか見応えあった。
親の愛に恵まれなかった幼少期、そして信頼してた人から受けた性的虐待、凄まじかっただろうなと悲しくなった。
自分を売るために男を利用した様でもあり、愛されて身を委ねてた様でもあり、独占欲の強い男にはふさわしくなかった女性なのかも。
マフィアがバックにいたり、政界の大物との関係があったり、それが原因で口を封じられたとは、彼女の事を詳しくは知らず、自死だと思ってたから、殺されたとは、と驚いた。
3度の結婚だけでなく、多数の恋人、そして枕営業的な事もたくさんしてたのだろうし、マフィア、政界、まで。愛され方を知ってた、身につけてた、女性だったのだろう。
彼女の映画はほとんど観たことないから、機会があれば鑑賞したいと思った。
彼女を知るための最適な一本かも。

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りあの

彼女への愛情が感じられない

2025年7月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 来年が生誕100年に当たる事を意識しているのでしょうか、今も世界中にファンを持つマリリン・モンローの生涯を振り返るドキュメンタリーです。

 しかし、彼女への愛情、或いは彼女の行動を理解したいという思いが殆ど感じられない作品でした。年代記的に事実を羅列しただけで、いわばウィキペディアを映像化したような映画です。それでも彼女を知らない若い映画ファンには有用なのでしょうか。ただ、彼女の死をマフィアの仕業とし、当時の司法長官ローバート・ケネディもそれを知っていたと根拠も示さず断定しているのは余りに杜撰な造りだったな。

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La Strada

4.0どうしても比べてしまうのですが…

2025年6月9日
Androidアプリから投稿

オードリーにしてもマリリンにしても、自分にとってはただ可愛いだけの女優で、作品が特別面白いと思った事はないのです。
なんて言ったら両者のファンから怒られそうで怖いけど。
しかし歴史に残る名画の条件など、ヒロインがめちゃくちゃ可愛いというだけで充分というか、それこそが全てだと私は思っております。
地球最後の日に残るのは、間違いなくマリリンとオードリーの映画だと思います。
女優としての評価は今回も棚上げだし、オードリーのドキュメンタリーのように「そして彼女は自分自身を愛する事が出来ました」とハッピーエンドにはなりようがないのだけれど、マリリン・モンローとしてではなく、ノーマ・ジーンとして永遠に愛され続けるのは彼女が一番欲しかったものなのかも。

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こうた

3.0特に新しさは無かったが…

2025年6月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

なぜ今マリリン・モンローのドキュメンタリー?と思いつつ、結構関係者のインタビューあるみたいだし、と、ドキュメンタリー好きなので鑑賞。見てから気付いたがフランス製作。ますます不思議。2021年に没後50年でマリリン・モンロー最後の7日間が公開されたけど、そんな時期に撮影されたのか?インタビューも結構古いみたい、トニー・カーティスなんて随分前に亡くなってるし。
自分が生まれた時にはモンローは既に亡くなっており、ただジーン・ワイルダー作品や白黒のハリウッド作品を名画座で好んで見ていた時期もあり、彼女の作品は結構見ている。コメディエンヌとしても、当時のミュージカル・エンターテイメント作品では素晴らしいスターだったと思う。
正直、特に新しい情報は無く、幼少期の家族やら関係者の写真や話を今見たとて、という感じはある。日本で他の国よりさらに人気があったのは、やはり、ジョー・ディマジオと一緒に日本に滞在していたからだろう。当時のホテルや旅館でのこぼれ話が結構語られていたっけ。

この作品ではギャングに殺された、と断定的だったけど、いつそうなったのだろう?あくまで藪の中だったかと思うのかだが。
いずれにしろ、薬物はやはり怖いってことで。彼女の事を知らないお若い層には知るきっかけになる作品ではあるかも。

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まっちゃまる