香港から来たダイアナ Diana from Hong Kong

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香港から来たダイアナ Diana from Hong Kong

解説・あらすじ

2019~20年に香港で起こった民主化デモをきっかけに、香港の一国二制度が崩壊していく様子と、日本が抱える就職氷河期世代(ロスジェネ世代)の問題を同時に描きつつ、香港人と日本人の異文化交流を描いたドキュメンタリードラマ。

香港出身の41歳の女性、佐藤ダイアナは、8歳の息子エイジとともに東京で生活をしていた。ダイアナは息子の将来のため、副業として中国語会話教室を始める。その教室に、35歳の日本人男性、長安拓がやってくる。ロスジェネ世代で自分の将来を見いだせずにいる長安だったが、ダイアナと接するうちに次第に彼女の影響を受け、徐々に視野を世界へと広げていく。しかし、ダイアナの故郷である香港では、社会に大きな問題が起こっていた。

「アメリカから来たオタク」「映画館物語2007~2008」などのインディーズ映画を製作してきたNaoki Fujimotoが14年ぶりに手がけた作品で、監督、製作、脚本、撮影、編集をひとりで担った。

2024年製作/84分/日本
配給:STUDIO F+
劇場公開日:2025年5月24日

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映画レビュー

5.0ゆったりした中にメッセージが詰まった作品

2025年5月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

驚く

ドキドキ

ネタバレ! クリックして本文を読む
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ぴーちゃん

3.5香港は今どうなっているのか?

2025年5月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

池袋シネマ・ロサにて鑑賞
インディーズ映画ということで
無名の監督の作品だった

佐藤ダイアナと長安という2人の
先生と教え子の関係を描きつつ
香港で起きた民主化デモが
中国側の力でかき消されていった
事実を見せていく

多くの日本人にとってあの香港民主化デモは
関心ないどうでもいい事だったかも知れない

しかし民主派だった香港人たちが
次々と海外に脱出している現状は
いかにあの香港の出来事が「自由」を
失わせたことだったかを知るべきである

この映画はインディーズ映画でしかできない
方法で密かに中国側を批判しているが

これは昨今の日本映画では決して見ることが
できない内容だと言える

映画は所詮、エンタメだと思う人や
自分の欲望を満たしてくれるものだと
思う人にとって、この映画が描く真の意味を
感じることはできないだろう

それくらい、このインディーズ映画は
観る人を選ぶ作品だと感じた

娯楽作品やただ感動したいだけなら
他の映画を観ればよい

香港のみならず、今の日本社会の問題と
なっている就職氷河期世代の問題をも
浮き彫りにした、最近では珍しい
社会派な映画でもある

あらゆる事に無関心となり
日本人でありながら社会の問題に目をつぶる
多くの人びとに対する警鐘をならした
問題作品だと感じた

映像テクニックはともかく
ひとりで作品を作り上げた
最近ではなかなか観ることがない
インディーズ映画だった

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ミスムービー

0.5まー、まぁー、まぁぁぁ、まーっ

2025年5月24日
Androidアプリから投稿

単純

難しい

2020年9月、長安さんはどこへ?から始まって、5ヶ月前からのことを振り返ってみせる展開で、モンク行ってるばかりで努力をしている様には見えない40歳の派遣の先輩と連む35歳をタラタラと。

なんか良くわからないけれど、なんとなく中国語講座にやってきたと思ったら酢豚のパイナップルがとうとか何だこれ?

そして香港では民主化デモがーって、そうですねぐらいしか感じないんだが。
日本で反中掲げるならもっとはっきり示せば良いし、ぬる〜い日本人がどうとかいいたいということ?

そしてそして、やっとこ振り出しに戻ったら、ハイ終了!?

これなら妙ちくりんなドラマ仕立てにしないでインタビューでも撮ってドキュメンタリーにするべきじゃないっすかね?

何をしたいのかさっぱりだった。

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Bacchus

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