劇場公開日 2025年5月9日

「考えるな・感じろ!なのか?自分の目で確かめろ!なのか?行動あるのみ」リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界 ニコラスさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5考えるな・感じろ!なのか?自分の目で確かめろ!なのか?行動あるのみ

2025年5月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

舞台の中心は1944年~終戦に向かうフランス。ギュッと集約された濃密な期間を、主人公が撮影した写真と共に観る者も同じ時間を過ごすかのような作品でした。
戦争を終えてから、史実と共に振り返るのではなく、自身が戦地に赴き肌で感じ、被写体を選んでいるだけに、戦争の悲惨さやナチスの非道さが際立ったような感じがします。
その一方で、息子との間で繰り広げられるインタビュー(?)シーンは、時を行ったり来たりであるとか、何のためのやり取りだろうとかに気を取られがちで、ワタシ的には要らなかったかなと感じました。
後は、あれだけ広い地域で戦闘があったのに、それでも「彼の地」で起こっているかのような感覚のズレというのは国は違ってもあるのだなと、驚きでした。
いずれにしても戦争は良くない。そんな過去の教訓を何故人は活かせないのでしょうね。

ニコラス
トミーさんのコメント
2025年5月12日

共感ありがとうございます。
息子のインタビューは事実からすれば完全にフィクションなので、こんな話を母親としたかったんでしょうかね?ちょっと解り辛い構造になってしまった気もします。

トミー
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