日本・彼らは帝国の終わりを見た

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日本・彼らは帝国の終わりを見た

解説・あらすじ

戦争へと突き進んでいく日本社会の変容と敗戦までの日々を、在日外国人家族の視点から描いたドキュメンタリー。

1925年、21歳のジャン・ミロはフランスの電信会社から福島県に派遣された。その2年後、21歳のベルギー人エミー・ガブリエルは精神科医の夫・井村忠太郎とともに来日するが、結婚生活は1年ほどで破綻。在日外国人の社交場である帝国ホテル・サロンで出会ったジャンとエミーは恋に落ち、2人の男児を授かるも、世界恐慌と国家主義の高揚、血盟団のテロ、首相暗殺、満州事変と、政党政治が弱体化し軍部が台頭していく。インドシナにおいて日仏関係が極度の緊張を迎えるなか、フランス軍に徴用されたジャンは、日本軍の仏印監視団の通訳として随行を命じられる。

一家の友人であった記者ロベール・ギランの証言や当時の写真を使用しながら、在日外国人の目を通して日本の戦争史をたどる。監督は「天皇と軍隊」「ヒロシマの黒い太陽」などフランスや欧州のテレビ放送向けドキュメンタリー作品を手がける渡辺謙一。

2024年製作/54分/フランス
原題または英題:Japon, ils ont vu la fin de l'Empire
配給:KAMI Productions
劇場公開日:2025年3月22日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0何分映像がありません

2025年3月31日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

日本で知り合ったフランス人男女が、やがて結婚して、子を成すが、時代は平穏をこの一家に許さなかった。
何分、所詮市井の一市民を描いているので、細かいことは描かれて無い、当時の事を知らない観客の為の説明映像が当時の映像資料を用いて説明している時間が多い。
とは言ってもこの一家の運命を決めたのは明らかに日本の拡大政策と軍国主義化であるのは留意すべきであろう。

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