ハボック

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ハボック

解説・あらすじ

「ヴェノム」「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のトム・ハーディが主演を務めるサスペンスアクション。人生に疲れ果てた刑事が、裏社会に支配されかけた街で、ある政治家の息子を救出するため壮絶な戦いを繰り広げる。

心に傷を抱えながらも、街を牛耳ろうとする裏社会と闘っている刑事ウォーカー。ある日、一件の麻薬取引が失敗したことをきっかけに、報復を企む犯罪組織、汚職政治家、さらには警察内部の裏切り者からも命を狙われることになる。混迷する状況の中、ウォーカーは絶縁状態にある政治家の息子を救い出そうと奔走。やがて街を覆う汚職と陰謀の深い闇を暴いていき、その過程で自らの過去とも向き合うことになる。

共演はテレビシリーズ「JUSTIFIED 俺の正義」のティモシー・オリファント、「ラストキング・オブ・スコットランド」のアカデミー賞俳優フォレスト・ウィテカー。監督は「ザ・レイド」のギャレス・エバンス。Netflixで2025年4月25日から配信。

2025年製作/107分/イギリス・アメリカ合作
原題または英題:Havoc
配信:Netflix
配信開始日:2025年4月25日

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Netflix映画「ハボック」4月25日(金)独占配信

映画レビュー

3.0息つく暇のない無呼吸アクション

2025年5月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

タイトル通り、ある種の「混乱」を経て撮影から4年をかけてようやく世に放たれた本作は、傑作『ザ・レイド』で旋風を吹かせたエヴァンス監督が故郷ウェールズ(アメリカの工業都市風な見た目だが)で撮り上げた意欲作である。警察、マフィア、窃盗犯、政治家などが入り乱れ、恨みを増幅させながら殺し合う。トム・ハーディをはじめとする善悪の境界線上で漂うキャラクターたちの死に物狂いの総当たり戦といった印象が強く、キャスティングや設定などからはこれまで以上に物語や人間模様に厚みを持たせようとした爪痕が伺える。しかしながらエヴァンス流のアクションは一旦ギアが入るとボルテージのたがが外れ、無尽蔵に天井を突き破る。結果的に、キャラ、ストーリーの面では物足りなさが残るも、その分、いつもながらの息つく暇がないほどの無呼吸アクション芸術が達成されている。これはこれでエヴァンス監督にしか描けない表現手法として評価したいところ。

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牛津厚信

2.5金と薬と権力

2025年6月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

まあ、沢山打たれるは、切りつけられるは、
人が死ぬシーンが多い。
人間が最も弱い金と薬と権力に溺れ死んでいく。
ラストシーンは死んだのか?

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上みちる

4.5あー、もう滅茶苦茶だよ!!!

2025年6月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

斬新

非常に面白かった。
いかにも「ザ・レイド」のギャレス・エヴァンス監督らしい、壮絶なハードアクションだった。

ストーリーは、登場人物が結構多く、裏切りや思惑が絡み合うややこしさはあるものの、
アクションの支障になるほどでは無かったと思う。

特にメデューサ(クラブ)でのアクションは白眉。
まず、ウォーカーがその建物に入るまでを約2分のワンカットで映すことで、
これから何かが起こりそう、という不穏な予感を抱かせる。

そして案の定、いったいもう何巴だよというほどの派閥に分かれて激戦が繰り広げられ、

わらわらと刺客が襲いかかってくる中で、肉弾戦、包丁、鉄パイプ、銃撃など、
方々で様々なアクションが同時進行で畳み掛けられる展開は、アクション映画的な大きな感動を覚えた。

そのアクションのバイオレンスさときたら、血飛沫の満漢全席のような凄まじさで、
銃撃で人体が顔から体まで蜂の巣になったり、ゴア描写の強烈さもエヴァンス監督らしい。

この容赦のない暴力描写の感じは、どこか韓国映画を思わせる苛烈さがあり、
肉切り包丁を使ったアクションなんて正にそうで、
或いは映画の「アシュラ」を思わせた(あれも同じく悪徳刑事が主人公だった)。

銃撃の直後の銃を相手の額に押し付けた後、熱によって額に銃の丸い痕が残るなど、芸も細かかったし、

また、ニードルガンのような釣り針の銃を、ああいう風に使うというのはフレッシュに感じた。

キャストは、主演のトム・ハーディが良かった。
汚職に手を染め、身も心も疲弊しきっている刑事。

家族のため、自分のため、己の過去と向き合うという、
選択を誤ってきた男の悔恨のドラマとなっている。

このキャラクターは、同じくトム・ハーディ主演の
「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」の主人公に近いような気もした。

ウォーカーをはじめ、ツィの母親のフォン、チャーリーの父親のローレンス、ミアの叔父であるラウル、
それぞれの色々な事情を抱えた立場からの、“親”としてのドラマを描こうとしていたのも良かったと思う。

不満点としては、スローモーションの演出が下手に感じてしまった。
スローなんて使わずに、もっとこうスピーディーにバキバキッとアクションを見せてほしかった。

総評。
昨今では意外と珍しい、ストレートなバイオレンスアクションだった。
いわゆる痛快系のアクションではないが、このエクストリームなテイストは好きな人は絶対に好きだと思う。

ちなみに107分の映画だが、
エンドロールがかなり長く、それを除くと実質97分というコンパクトさも良かった。

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ガッキー

3.5スピード感

2025年6月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

内容はなくともアクションだけで楽しめる

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ゆうき