「監督自身の苦い青春」十八才 sugar breadさんの映画レビュー(感想・評価)
監督自身の苦い青春
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チャン・ゴンジェ監督の自伝的作品とのこと。思春期の未熟で不安定な空気や恋の盲目感がよく出ていたので、最後まで緊張感を持って観ることができました。
ただ主人公テフンは幼稚で自己中心的、素行は決してよくなく、十代のやんちゃな青さを差っ引いたとしても、個人的に感情移入は出来なかったです。
恋人ミジョンとの関係にも我儘に主張を通すばかりで結局は壊れてしまいます。
ラストでミジョンがプレゼントのネックレスをしているのを見て、「あれっ、より戻ったの?」思いましたが、テフンの希望的妄想として考えれば、未練たっぷりさもありなんと納得してしまった次第です。
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