「一人称の視点での映像」ニッケル・ボーイズ tomさんの映画レビュー(感想・評価)
一人称の視点での映像
実在した矯正施設ニッケル・アカデミーでの主人公と友人2人を中心とした
人種差別・腐敗にまみれた物語。
何と言ってもこの映画の特徴は一人称の視点での映像。
主人公エルウッドと友人ターナーの視点で物語が進んでいく。
この2人の視点によって映画を観ているものが
まさしく自分が人種差別を受けたり
その場面を観たり腐敗にまみれているところを観てしまうといった
他の映画とは違うものにしていた。
実話ではないもののドキュメンタリーの映像もあるので
より心に残るものだった。
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